ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

晩酌

2022年12月27日 23時52分49秒 | Weblog
大体休日の晩酌は缶ビールを一本というのが定番となっているが、ここ最近は
ビールではなくエールを好んで飲むようになった。ビールとエールの差については
あまり詳しくは知らないが、エールの方が歴史が古いことと、多少温くてもいける
という差があるらしい。ともかく個人的にはエールの方がさっぱりしているので
好みという、至極シンプルな理由による。

エールに触れるようになったのも、ここ数年くらいの間に色々な会社からエールが
出るようになったというのも大きい。普通のビールと変わらない値段のものから、
倍くらい値段のするものまで、選択肢が増えたのはとても有り難いことである。
そんな訳で、仕事も無事納まったので、かねてより目を付けていた、普通のものの
倍近い値段の缶ビール(伊勢角屋ペールエール)を飲む。
以前にちょいとお高めの『伝説のホップ』のエールを飲んだ時に、こんなにも味と
香りに差があるものかとちょっとした感動があったのであるが、今回はそれを超える
衝撃にも似た感覚があった。
よくこの手の嗜好品の食レポで『フルーティな香り』と評することがあるが、正直
個人的には何のことやらと思っていた。要するに鼻と舌がおバカな訳であるが、
しかし今回のを飲んではっきりこれがフルーティという事かと理解できた。

それにしても同じ原材料を使っているとは到底思えないほど、他のエールとは一線を
画す味わいで、日本酒のように非常に奥が深く、また値段と味がそれなりに比例する
世界なのかも知れないと思った次第。そう考えると、ビールという飲み物は、そこそこ
お安いものでもそれなり以上の味はする、と言うか値段による味わいの上下幅がそれほど
劇的ではないという事を以て、あれほどの普及を見せているのかも知れない。

つまみも色々思いあぐねたが、結局かっぱえびせんを選択。
さっぱり系の酒には何だかんだでこれが一番合うような気がする。
コメント
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