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なぜ微熱は体にいいのか   鄭 忠和・著  2018/3

2022-05-27 05:52:18 | 健康法


副題は <毛細血管が生き返る生活術>
著者は心臓病専門医で、「和温療法」を開発し、効果を確認。
4年前に出版の時点で、
「保険適用を目指して頑張っている」そうです。

和温療法の実際は、
p.31 室温を均等の温度(60℃)に設定している乾式遠赤外線の
   和温室で、全身を15分温め、その後、ベッドで30分保温し、
   最後に発汗に見合う水分を補給する方法

効果は、
p.32 ①血管内皮からNO(一酸化窒素)を分泌して、
    心機能及び血管機能を改善し、心拍出量を増加させ、
    全身の血流を促進させる。(=細胞を元気づける)

p.33 ②自律神経機能の是正。(中略)心身の緊張が取れて
    血圧や心拍数は正常化し、血管は拡張し、血液循環を
    促進させる。

   ③抗酸化ストレス作用を発揮。細胞内に発生し老化を加速
    させる活性酸素を消去する酵素スーパーオキサイドディス
    ムターゼを産生して抗酸化作用を発揮する。

   ④ホルモンを正常化する

   ⑤生体の防御因子であるヒートショック蛋白を産生して
    細胞を修復・強化して体の免疫機能を高める

   ⑥心身をリラックスさせる
*****************
言葉は学理的で難しいですが、要はお風呂効果と同じようです。
実際、著者が「家庭でできる簡易的方法」は<41℃10分間入浴>です。
「低体温は良くない!」「体温を上げよう!」の大合唱のもと、
最近は世間一般に「NOが良い」ということでサウナが見直されて
いるようです。

私自身も最近友人から紹介された「よもぎ蒸し」という韓国サウナに
ハマっています。チネイザンというお腹のマッサージが快適。
自分でもできますが、人にやってもらうのは10倍気持ちイイです。
こういう癒しを<友人同士で気楽に>できるようにしたいです。

因みに、現在教室で指導しているのは<手のほぐし合い>と、
<足のほぐし(楽健法の基礎)>までです。


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