自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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夜の女王の怒り

2023-06-18 10:54:12 | 唄と踊り


「夜の女王」という曲は、モーツァルトのオペラ「魔笛」に登場する
有名なアリアです。コロラトゥーラ・ソプラノの早くて高い音は
音大生泣かせの難曲だそうです。

我がミュージカル研究会では、こんな難曲も適当にキーを下げて
速度も変えて、脚本に合った歌詞をつけて歌ってしまいます。
(もちろん、超難関の部分は台詞を入れてしまい、歌は省くとか・・・・・)

しかし、せっかく歌うのなら、オリジナルのオペラの意味合いは
しっかり勉強しておきたいので、ググってみました。

夜の女王の怒りの原因は?
   ザラストロは、闇・悪の側の夜の女王の娘パミーナを、
   悪から救うためという名目で誘拐したので、それを恨んでいるですね。
   そこに丁度よく何も知らない若者タミーノが大蛇に襲われていたのを
   助けて恩を売り、

   「ウチの美人の娘(パミーナ)がザラストロっていう悪人に誘拐されたんで
    助けてくれない?」と、タミーノに頼み込む。
   美人の肖像画を見てその気になったタミーノが、何か都合よく
   関りを持たされたパパゲーノと一緒にパミーナ救出作戦にいくが、
   話が進んでいくうちに、

   「どうもおかしい。ザラストロは本当は聖者で、自分は騙されたのかも?
   パミーナも、そんな悪いお母さんのところに帰らないで、ザラストロの
   ところで2人一緒に修行して立派な人になったほうがよいかも」って、
   考えが180度変わってしまう。

   そして、タミーノとパミーナは、立派な真人間になるのだが、
   夜の女王は「何だ、あの若者、ただの役立たずじゃん」と、自らザラストロの
   ところに乗り込もうとするのだが、返り討ちにあってしまう。
   悪は滅びて、善人だけになってメデタシメデタシ

ま、何回かビデオを見て、粗筋は分かっている私でも、不可解な
展開でした。上記ネットのベストアンサーを見て、「あぁ、やっぱりね。」
とは思いますが、もう少し深い意味もありそうな気がして、
「やっぱり魔笛の解説本を読まなくちゃ!」と思いました。

いずれにしても、私の「金魚姫」に登場する夜の女王は、
いたって真面目・まともな女性です。その怒りの原因は
物語の初めの方で登場する白雪姫~椿姫までの5人の姫たちが
「自分の意思を貫かず、表現もせず、愚痴だけ言っている」のが
許せない。

私の作詞は、
♪言わせておけば図々しい。もう、許せない! 不満ばかりの貴女たち!
 不満があるのならば、自分で変えればいいわ。
  「本当にイライラさせられる人たちね!
   みんな、大事なことを忘れているんじゃないの?
   自分が何をしたいのかが大事!」
 ♪それが大切よ!

我ながら、この歌詞はバッチリはまったと思っています。
モーツァルトさん、素敵なメロディーを有難う!
コメント
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