写真はアイスランドBird watching旅行終盤の雨の午後。
Caffeの壁にかかった「この辺で見られる鳥の図鑑」です。

最後に、私には真似のできない、というより
あまり真似をしたくない、複雑な心境を……
P.229 (海辺の小さな高級リゾート地・カンヌにて)
この街の人々は、昼間からきちんとおしゃれをしていて、
夜になればさらに美しく着飾っていた。
テーブルマナーにもエチケットにも気を配り、とにかく礼儀を重んじて、
誰もがわたしのことを「マドモワゼル」と呼んでくれるーーー
なんて素敵なの! (中略)この世界的に有名な避暑地に暮らす人々は、
人生のあらゆる瞬間を心から楽しんで味わっていた。
人生ってなんて楽しいの!
「人生の何に幸福を見出すのか」は、人それぞれですから
文句は言えません。
でも、その幸せが、赤道を挟んだ地球の反対側の人たちから
搾取することで成り立ってきたとしたら??
「知らなかった! 私たち人間って、そんなに悪い生き物なの?」
というのは、来る4月10日に行う、我がミュージカル研究会の公演で
主人公のユーミンが言う言葉です。
登場するのは野良猫グループとリッチな家猫グループの猫たち。
唯一の人間が、家猫トニーの飼い主(女の子)ユーミンです。
身勝手な人間たちに捨てられた野良猫グループは、当然のことながら、
優雅で贅沢な暮らしを貪る家猫たちに反感を持っています。
今日は、ミュージカルの中から勝ち組家猫の歌詞をご紹介します。
♪ 桜 舞い散る昼下がり 春の風が光るよ
悩みなんて何もない 食べて寝るだけが仕事よ ♪
という歌詞で、幸せ過ぎることが悩みなの……という内容を歌います。
そして
♪ 何も知らない振り それが平和のコツ
桜舞い散る美しさに 私の幸せ 噛みしめる
桜よ、永遠に舞い踊れ
この幸せな日々、続けよ いついつまでも♪
Mozartの魔笛「三人童子の歌」に私が作詞したものです。
この歌詞に出てくるのは<Stereo typeに扱われる若いアメリカ人>かも。
飽食を貪り、セレブのゴシップに聞き耳を立て、エンドレスの刺激を求め、
よれよれのスエットやジーンズを纏い、常に口を動かしている若い世代です。
(この本の著者が、いみじくも、自分のことを、そう形容しています)
西欧の上流社会の人々は、一味違った<文化的・質実剛健な生き甲斐>と
哲学を持っているように見えるので、この著者のようなCalifornian Girlとは
違うと思います。なので、この本を読んでの感想は、
私自身が、事実を知り得ないもどかしさ。
そして、本当に困っている難民や貧困層に役立ってあげられない悲しさ。
唯一、私が出来る範囲でやっていることが、ミュージカルの脚本を書いて、
仲間と一緒に、「知らない振りをやめて、もっと考えましょうよ!」
と、訴えることなのです。
Caffeの壁にかかった「この辺で見られる鳥の図鑑」です。

最後に、私には真似のできない、というより
あまり真似をしたくない、複雑な心境を……
P.229 (海辺の小さな高級リゾート地・カンヌにて)
この街の人々は、昼間からきちんとおしゃれをしていて、
夜になればさらに美しく着飾っていた。
テーブルマナーにもエチケットにも気を配り、とにかく礼儀を重んじて、
誰もがわたしのことを「マドモワゼル」と呼んでくれるーーー
なんて素敵なの! (中略)この世界的に有名な避暑地に暮らす人々は、
人生のあらゆる瞬間を心から楽しんで味わっていた。
人生ってなんて楽しいの!
「人生の何に幸福を見出すのか」は、人それぞれですから
文句は言えません。
でも、その幸せが、赤道を挟んだ地球の反対側の人たちから
搾取することで成り立ってきたとしたら??
「知らなかった! 私たち人間って、そんなに悪い生き物なの?」
というのは、来る4月10日に行う、我がミュージカル研究会の公演で
主人公のユーミンが言う言葉です。
登場するのは野良猫グループとリッチな家猫グループの猫たち。
唯一の人間が、家猫トニーの飼い主(女の子)ユーミンです。
身勝手な人間たちに捨てられた野良猫グループは、当然のことながら、
優雅で贅沢な暮らしを貪る家猫たちに反感を持っています。
今日は、ミュージカルの中から勝ち組家猫の歌詞をご紹介します。
♪ 桜 舞い散る昼下がり 春の風が光るよ
悩みなんて何もない 食べて寝るだけが仕事よ ♪
という歌詞で、幸せ過ぎることが悩みなの……という内容を歌います。
そして
♪ 何も知らない振り それが平和のコツ
桜舞い散る美しさに 私の幸せ 噛みしめる
桜よ、永遠に舞い踊れ
この幸せな日々、続けよ いついつまでも♪
Mozartの魔笛「三人童子の歌」に私が作詞したものです。
この歌詞に出てくるのは<Stereo typeに扱われる若いアメリカ人>かも。
飽食を貪り、セレブのゴシップに聞き耳を立て、エンドレスの刺激を求め、
よれよれのスエットやジーンズを纏い、常に口を動かしている若い世代です。
(この本の著者が、いみじくも、自分のことを、そう形容しています)
西欧の上流社会の人々は、一味違った<文化的・質実剛健な生き甲斐>と
哲学を持っているように見えるので、この著者のようなCalifornian Girlとは
違うと思います。なので、この本を読んでの感想は、
私自身が、事実を知り得ないもどかしさ。
そして、本当に困っている難民や貧困層に役立ってあげられない悲しさ。
唯一、私が出来る範囲でやっていることが、ミュージカルの脚本を書いて、
仲間と一緒に、「知らない振りをやめて、もっと考えましょうよ!」
と、訴えることなのです。