自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

健康「いろはガルタ」  《み》

2008-01-30 22:16:52 | Weblog
 《み》 みちをつけないと 入ってこない 出ていかない

 門が無い大邸宅を持っている大金持ち・・・・羨ましい? 居るはずがない??
ちょっと待って! それは正に貴方のことかもしれないのですヨ!!

 赤ちゃんとして生れ落ちた時、私たちは大きな可能性と能力を秘めた存在でした。
大資産を持っていたのです。
使えば無くなってしまう資産や売ればなくなってしまう不動産ではありません。
遣えば遣うほど膨らむ能力のことです。

おお、そうか!じゃあ左団扇で<何もしないで>イイんだな、と早合点してはいけません。
遣えば遣うほど膨らむものは、遣わなければ消滅してしまうという、やっかいな?資産です。
もっと困るのは、そういう資産を持っていることに気付かないうちに消滅させている場合が
多いことです。

 「道をつける」とは、その能力の出口を開拓することです。子供の頃、
初めて自転車を買ってもらい、乗れないなりに努力して、徐々に乗りこなしていった、
あの作業のことです。
自転車に乗れれば、スイスイと早く移動できるし、もっと遠くに行ける!
そんな憧れで誰でも努力したのでは?

 少し長じて、たまたま親が連れていってくれたコンサートで、
ピアノやヴァイオリンに魅せられて、努力を始めた人も居るでしょう。
それがサッカーでも、バレエでも囲碁でも釣りでも、きっかけは子供漫画でも映画でも
何でも有りです。素敵!好き!憧れる!の先にあるのが、
その高みへ通じる門を開け、道を作りながら歩き続けることです。

 私も遅まきながら定年退職が近づいた頃に、自力整体という健康法に巡りあいました。
きっかけは運動のし過ぎで膝痛になったことで、早く治したい一心で治療法を模索した結果、
行き着いたのです。「これは効く!気持ちがイイ!」と自分が感じ、じゃあ他の人は?
教えてあげれば苦しんでいる人を気持ちよくさせてあげられる?
じゃあ、ちゃんと習わなくちゃ!という思考で、まずは職場近くの教室へ。
徐々に矢上先生に直接習いたくなって西ノ宮の講習会にも出るようになりました。
ここで「道がついた」わけです。

 では、クイズその1です。道がつくと入ってくるものナ~~んだ?
読者の皆さんの答えを10件くらい待っていたい気持ちですが、時間がないので答えてしまいます。
それは天から降ってくるお手紙です。
紙に書いてあるものでなく、突然頭の片隅に芽生えるアイデアです。

 「そうだ!お金はかかるけど、西ノ宮の研修に出よう!」というアイデア。
フルタイムで勤めているけれど、
「どうせ行くなら金曜日は半休をとって、夜の読書会にも出よう!」
隔月とはいえ、新幹線での交通費や宿泊費は大きな出費ですから、割引切符の検討や
シュラフ持ちでの研究所泊とか、考えていると色々なアイデアが降ってきました。
極めつけは、やはり研修の成果です。内容はもちろんですが、ものごとの考え方・まとめ方・
他人への発表の仕方などもアドバイスがありました。また研究所の書庫にある書籍も多彩で、
未知の東洋医学の世界が広がり、何本もの別の道が開かれました。

 では、クイズその2です。道がつくと出て行くものは?
ずばり、お金です。何事も只ということはありません。料理教室にしろ体操教室にしろ、
その道の専門家で、一生懸命の方に習うなら、それなりのお礼が必要です。
それは先生方の指導への対価というより、自分が育つための投資です。もちろん
家計を引き締めて老後に備える金銭感覚は必要ですが、ケチ根性は却って損をします。

 私の場合、これだけの投資(時間とお金の両方)をしているのだから、
一言一句聞き漏らさず、身に着けようと集中できたのが良かったと思います。
お金の使い方は色々で、正しい道がついていないのに洋服や遊びに使うのは「浪費」です。
有難いことに、道をつけて使うのは自分への投資なので、いつか巡り巡って自分に帰ってきます。
 では、皆さんも心の扉を開けて、何本の道が光っているかチェックしてくださいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする