9月30日の夜、私は、岡山駅へ行き、入場券を買って、5番ホームに入った。
その夜は、寝台特急「彗星」の最終日なのだ。
寝台特急「彗星」は、関西と宮崎県を結ぶブルートレインで、5年前、ブルートレインの削減で、長崎方面行きの「あかつき」と併結運転になったが、利用者の減少などを理由についに廃止の日が訪れることになった。
30日の最終の「彗星」は、行き先は、南宮崎ではなく、大分だが、なぜか、駅の案内は、南宮崎行きになっていた。なぜ、あんな誤りの案内をするのか?
それはさておき、その夜は、岡山駅の5番ホームには、廃止を惜しむ鉄道ファンが多く集まっていた。私は、「どうせまともな写真は撮れない」と思い、持って行かなかったが、カメラと三脚を持った人が多かった。
ところで、「彗星」と「あかつき」の併結列車が来る前の22時52分には下り「なは」の最後の単独運転列車が入線したが、そのときも、一生懸命撮影するファンが多かった。
私は、カメラを持って行かなかったので、撮影はしなかったが、すべての車両の番号をメモしながら、ホームを走った。
「なは」は、10月のダイヤ改正で、「あかつき」と併結になり、編成が短縮される。同時に、レガートシートのオハ24形300番台が編成から外されてしまうのだ。レガート車は、車内は減光されていたものの、カーテンが開いた窓が多く、中の様子がよく見えたが、乗客の姿が少なかった。
22時54分に、最後の単独「なは」は発車し、熊本目指して走り去って行った。
本命の「彗星・あかつき」は、23時12分に入線した。「なは」のときより、カメラを持ったファンの姿が多くなり、駅員も大勢ホームに来て、ホームの線の外に出てカメラを構えている人に注意をするなど、事故防止に努めていた。
「彗星・あかつき」は、JR西日本の客車を使用しているが、乗務した車掌は、JR九州の社員で、「なは」は、JR九州の客車を使用しているが、乗務した車掌は、JR西日本の社員なのが面白いが、「なは」と「あかつき」の併結列車は、どちらの車掌が乗務するようになるのだろうか?
参考までに、9月30日の下りの「なは」「彗星・あかつき」の車番は以下のとおりである。
「なは」
EF65-1136
カニ24-17
オハネフ25-206
オハネ25-179
オハネ25-206
オハネ25-130
スハネ25-2124
オハ24-301
オハネフ25-2106
「彗星・あかつき」
EF66-42
スハネフ15-3
オハネ15-353
オハネ15-31
オハネ15-32
オハネ15-41
スハネフ15-4
スハネフ15-14
オロネ14-303
オハネ14-303
オハネ15-351
スハネフ15-7
オハ14-301
大好きなブルートレインが、またひとつ姿を消してしまった。
ただ人を運ぶだけではなく、旅人の夢を運びながら走るブルトレが、近年、急速に消えている。
寝台特急は、そのまま姿を消す一方なのだろうか?
JR各社には、がんばって存続してほしいと思うのは、私だけではないと思う。
その夜は、寝台特急「彗星」の最終日なのだ。
寝台特急「彗星」は、関西と宮崎県を結ぶブルートレインで、5年前、ブルートレインの削減で、長崎方面行きの「あかつき」と併結運転になったが、利用者の減少などを理由についに廃止の日が訪れることになった。
30日の最終の「彗星」は、行き先は、南宮崎ではなく、大分だが、なぜか、駅の案内は、南宮崎行きになっていた。なぜ、あんな誤りの案内をするのか?
それはさておき、その夜は、岡山駅の5番ホームには、廃止を惜しむ鉄道ファンが多く集まっていた。私は、「どうせまともな写真は撮れない」と思い、持って行かなかったが、カメラと三脚を持った人が多かった。
ところで、「彗星」と「あかつき」の併結列車が来る前の22時52分には下り「なは」の最後の単独運転列車が入線したが、そのときも、一生懸命撮影するファンが多かった。
私は、カメラを持って行かなかったので、撮影はしなかったが、すべての車両の番号をメモしながら、ホームを走った。
「なは」は、10月のダイヤ改正で、「あかつき」と併結になり、編成が短縮される。同時に、レガートシートのオハ24形300番台が編成から外されてしまうのだ。レガート車は、車内は減光されていたものの、カーテンが開いた窓が多く、中の様子がよく見えたが、乗客の姿が少なかった。
22時54分に、最後の単独「なは」は発車し、熊本目指して走り去って行った。
本命の「彗星・あかつき」は、23時12分に入線した。「なは」のときより、カメラを持ったファンの姿が多くなり、駅員も大勢ホームに来て、ホームの線の外に出てカメラを構えている人に注意をするなど、事故防止に努めていた。
「彗星・あかつき」は、JR西日本の客車を使用しているが、乗務した車掌は、JR九州の社員で、「なは」は、JR九州の客車を使用しているが、乗務した車掌は、JR西日本の社員なのが面白いが、「なは」と「あかつき」の併結列車は、どちらの車掌が乗務するようになるのだろうか?
参考までに、9月30日の下りの「なは」「彗星・あかつき」の車番は以下のとおりである。
「なは」
EF65-1136
カニ24-17
オハネフ25-206
オハネ25-179
オハネ25-206
オハネ25-130
スハネ25-2124
オハ24-301
オハネフ25-2106
「彗星・あかつき」
EF66-42
スハネフ15-3
オハネ15-353
オハネ15-31
オハネ15-32
オハネ15-41
スハネフ15-4
スハネフ15-14
オロネ14-303
オハネ14-303
オハネ15-351
スハネフ15-7
オハ14-301
大好きなブルートレインが、またひとつ姿を消してしまった。
ただ人を運ぶだけではなく、旅人の夢を運びながら走るブルトレが、近年、急速に消えている。
寝台特急は、そのまま姿を消す一方なのだろうか?
JR各社には、がんばって存続してほしいと思うのは、私だけではないと思う。