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近刊案内『日本の社会保障、やはりこの道でしょ!』(都留民子&唐鎌直義)

2015年08月24日 | 新刊案内

赤ちゃんから高齢者まで、すべての世代にわたり日本の社会保障はかつてない危機に陥っています。

これからの将来を考えた時、「私は大丈夫」と言える人がいったいどれだけいるでしょうか? 

その一方で、国の指導者たちは戦争に向けての道を国民に歩かせようとしています。

その道は当然、軍事費が増える道であり、社会保障費がますます削られていく道です。

恐ろしい世の中になりつつある、暗い将来ばかりをイメージしがちになります。

しかしそれではいけない。やはり変えていかないといけません。

どう変えていくのか。その道を都留民子先生と唐鎌直義先生というお二人の社会保障の専門家に、わかりやすく示してもらいました。

とてもおもしろい内容です。

今、ちょうど時宜になかった本です!

書店発売は9月11日からですが、小社にお申込みいただければ、早めにお手元に届けます。

定価=本体:1400円 四六判 202ページ ソフトカバー

【目次紹介】・・・・・・

序文

第1章 【対談】社会保障と運動、本当の話―都留民子/唐鎌直義
1.学生・青年にがる貧困
2.労働者の貧困・労働への過剰な依存
3.労働者の企業主義
4.「孤独死」とは
5.被災地の生活保護
6.社会保障と労働
7.企業と官僚に取り込まれた社会保障
8.社会保障の研究と運動について

第2章 日本の貧困と生活保護―都留民子
1.近代的貧困とは「労働者・勤労者の貧困」
2.筑豊・大牟田の住民調査から
3.フランスの生活保護は世帯の14%、人口の10%が扶助受給者
4.生活保護・社会保障の拡充こそ日本社会の変革

第3章 自己責任社会と社会保障のあるべき姿―唐鎌直義
1.自己責任社会―賃金依存度が高まる日本の生活構造
2.「格差」と「貧困」に対処しない社会保障
3.市場万能主義の例①―住宅形成の自己責任
4.市場万能主義の例②―高等教育の自己責任
5.EU諸国の社会保障との対比から
6.社会保障を「貧困の除去」から再構成し、過重労働社会からの脱却を
7.社会保障制度改革国民会議最終報告書批判

 

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