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8月15日(木)のつぶやき

2013年08月16日 | ツイッター

じぇじぇじぇ! 新刊の『兵庫の平和史跡ガイド』が、Amazon〈地理研究〉部門で第1位にランキングしている! 今日は「終戦記念日」ということも関係ありそうですね。 pic.twitter.com/ohySyaoCvd


今日は終戦記念日? 敗戦記念日? あの日をどう捉えるかによって、それぞれ意味合いが違ってくるように感じます。アメリカなど戦勝国は正式に降伏文書を取り交わした9月2日を対日戦勝利記念日としていて、実際に1951年までは日本のマスコミもこの日を敗戦記念日としていたそうだ。


いずれにしても、この日に戦争や平和について想いをする日なわけで、「平和祈念日」というのがいいかなと。


先日録画していた映画『原爆の子』を観た。新藤兼人監督が作った独立プロ、近代映画協会が劇団民藝の名だたる俳優人を配して撮った世界の反核映画第一作目だ。米国の日本占領が終わって、広島・長崎のことに関する言論発表が可能になった1952年に公開された。


最初は大映が提携して製作することになっていたが、アメリカへの気兼ねした大映は手を引き、民藝が協力することになった。撮影は、広島市職員組合や広島電鉄労働組合、そして一般市民の全面的協力で行われた。


生々しい原爆ドーム、建設途中の原爆資料館、広島城の堀内の草地の掘っ建て小屋、復興途中の街並みなどが実写され、この映画は被爆7年目にしてヒロシマの実相を初めて世界に知らしめた映像となった。


原爆で親を失ったかつての幼稚園児を先生が訪ね歩くヒロインを乙羽信子が演じ、この映画が後の「新藤・乙羽コンビ」作品群のきっかけになったと言われている。決して声高には叫ばないけど、とても重い課題を今日にも問い続ける史料的にも貴重な映画だと思った。


『ピースとハイライト』、早速購入し、ギターコードを採譜、練習してます! ノリがいいねえ^_^ pic.twitter.com/surFzBXq1L


これまた録画していたTBSの報道ドラマ『生きろ~戦場に遺した遺言』を観た。恥ずかしながら嶋田叡(しまだあきら)という人物のことを初めて知った。戦前の沖縄の最期の知事。警察完了出身でありながら、敗北濃厚となった沖縄に知事として赴任、何よりも最優先して県民の生命を守るために奮闘した。


米軍の鉄の暴風が襲う中、日本軍の沖縄司令官の作戦に対して県民の生命を守る立場から異を唱え、人々に「生きろ」と訴え、20万人の生命を救ったと言われている人だ。この人の本を読みたくなった!


コメント
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