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ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

立春大吉

2006-02-04 | 昔語り
今日は立春。

初春、新しい年の始まり。

昨日生まれた人は 酉年生まれ、
今日生まれた人は 戌年生まれ。

ちなみに、旧暦では1月7日、七草。

そういえば、最近やたら雑草が元気そう(笑)。



きょうから春だというのに すごく寒い。

水溜りの水も 愛犬の飲み水も 1~2センチの厚さに
凍っている。

だから、春を、花を探して 近所をうろうろ。



けっこう探せばあるもんだ。

花期の長いサザンカも咲いてる。



ムラにはロウバイの名所がある。

たった一株のロウバイだけれど 
咲けばその芳香に とろけそうになるだろう。

散歩に行こうか。

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実家の玄関は 一間の引き違い戸だった。

かやぶき屋根だった、昔の話。

南向きの玄関のタタキから
50センチくらいの段を上がり、
もう30センチくらい上がると
そこは 7.5畳の畳の部屋、ホール?(笑)

その部屋から東に
「茶の間」と呼ばれていた応接室(笑)があり、
来客には そこに通っていただいた。

もっとも 近所の人や 職人さんは
玄関に腰をかけて そこでお茶を飲む事も多かった。



「茶の間」の柱には
もう何枚も何枚も重ねて 
「立春大吉」と書かれた 紙のお札が貼られていた。

下の方になったお札はすでに 茶色く色褪せて
その上に真新しいお札を貼るのだ。

「立春大吉」。

文字を眺めているだけで
なんとはなしに 暖かく、そしてお目出度く感じる。

当地ではそのお札をいただいたことがない。

どこへいけばいただけるのだろう?



今は 仏教辞典や 民俗学辞典などを見ることなく
春を迎える喜びを感じてきた日本の田舎の人々、
寒い冬に耐えてきた世界中の人々の
この季節に見出した幸せを思って

ぼんやり 陽だまりで 昔を思い出していたい。

あの茶の間の 火鉢の匂いなどを。

あふらっく

2006-02-04 | 乳がん
昨日の新聞に 
「第24回 心に残る医療 体験記コンクール」
の入賞者作品発表が2面に渡って掲載されていた。

主催:日本医師会・読売新聞社、
後援:厚生労働省、
協賛:アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)、
協力:中央公論新社

とのことで、紙面の下の方には アフラックのがん保険や
「アフラックがん遺児奨学基金」などの広告。

保険会社の収入になるというよりは
かなり好感度アップになる広報活動になっていると思う。


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先日 出張で留守の日の 亭主の机の上。

ここには必ず お菓子が置いてある(笑)。

たいていはキャンディー。

今回はめずらしいものが。「暴君ベビネロ」。
(味見したけど、それ程辛くなかった。)

この机の主が 癌にならないのは何故だ?!

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それで思い出したけど、

アフラック.comというのがあって、
癌になった方が書いた本の抜粋が
毎日(多分 日曜日は除く?) 少しずつ 
ちょっときれいな画像の上に書かれている。



その言葉の数々は
真実の言葉だなあ、と思わせられる。

「ふ~ん。」で終わるものもあれば、

「ああ。。。。。。」と思うものもある。

知った人もいれば 知らない人もいる。

ああ、そういえば あのひとも乳がんだったなあ、
なんて人もいる。

(どうしてこんなに 癌が増えてしまったのか?)



画面の下の三角矢印をクリックすると
昨日の画面、一昨日の画面、と遡れる。

一日 一文、一画面。

今日のは この一週間分が
自動的に画面が変わって 次々に見られる。

松村健のピアノの音色付き。

今 そのメロディーを聞きながら 書いている。

ちょっと贅沢気分。