ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

縁切り寺

2006-02-06 | 考えたこと
歴史散策(車で移動したけどね)の中に
縁切り寺が含まれていた。

かつて 縁切り寺の中に入った女性は 
自分から夫に対して 離婚を申し出ることが出来た。

これは 江戸時代に 女性の側から離婚できる唯一の手段だった。

そして その夫は 身分に関係なく、
誰であろうと それには従わなければならなかったという。

縁切り寺は 日本に(すなわち世界に!)ふたつしかない。

ひとつは さだまさしの歌で有名になった(?)鎌倉の東慶寺。

もうひとつは 満徳寺といい、
先日の記事に書いた 東照宮や博物館の近くにある。

記憶が曖昧で どういう順番でまわったのか
記事を書いた後に不安になってしまったが
満徳寺が最後だった事は、確か。

余談かもしれないが 今では 満徳寺は
宗教法人、つまり‘お寺’ではなく、
一種の歴史博物館、史跡として存在しているので
宗教儀礼も行わなければ 宗派もないのだそうだ。

少し寂しい気もする。



ここでは 縁切りと 縁結びの紙のお札を受けて
そこに 縁を切りたい、あるいは 縁を結びたい人(や事柄)を書き、
それぞれを 白と黒の 和式の水洗トイレに(笑)流すことができる。

と知ったのは、
tsukimadhi-bunkoさんのブログ。

「空がうまれる瞬間」の
『縁切寺』と 『続・縁切寺』、それに『縁切寺☆その3☆』に詳しいので、
ここでは省く(笑)。

なにしろ、ここのパンフレットはなくしてしまったので。m(__)m



ちょっと興ざめなトイレを見て、まあ、あとで、と
説明してくれる人の後について お寺の建物へ。

大変興味深い説明を聞いて(今は覚えていない)、
いざ 博物館(?)にもどって
お札をいただこうとしたら
時間切れ、もう 本日の販売は終了、と言われてしまった。

午後4時か4時半だったと思う。



がっかりした~!

縁切の札に 病気のことを書いて 流そうと思っていたのに。

また来る目的ができた、とは あまり思えなかった。

その通り、やはりそれっきり行けないでいる。

私のリベンジョは いったいいつになるのだろう?

私の病気は だから 自力でやっつけよう!