ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

イバラキズム

2005-07-02 | 考えたこと
夏は ふるさとを思い出し、
応援したくなる季節のひとつ。

それは 高校野球に負うところが大きい。

茨城県の代表は 今年も活躍してくれるだろう。

(名門校の生徒の悲しい事件は 今は触れないでおく。)



もちろん 地元の高校も応援する。

女子高に行った娘の時には味わえなかった興味を
息子の高校に 味あわせてもらえている。

今年は 二年生ながら レギュラーの座を勝ち取ったり
ベンチ入りしたりする 息子の同級生の知った名前が
新聞の「目指せ甲子園」欄の中の
あちこちの高校に見えて、
ワクワクしている。

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メドー・セージの隣にある 空色のサルビア。

風さんには
これも 口をあけた 大蛇にみえるかな?

もうひとつ 赤っぽい葉色の
お気に入りのサルビアがあったが
一年きりで 今年は芽を出してくれなかった。

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さて、『いばらぎじゃなくていばらき』で紹介した
茨城王(イバラキング)こと  青木氏
イバラキズムとか イバラキストという言葉を造った。



イバラキズムとは;
   青木氏(1973~)が唱えた 
   「茨城至上主義」のこと。
   昨今の日本における東京への一極集中、
   東京至上主義に対する反動として提唱され、
   心から茨城を愛し、
   どこの県よりも 茨城が一番だっぺという
   立場・理論を推し進める。

   ‘茨城’の正しい読み方は 
   ‘イバラキ’であることを啓蒙したり、
   茨城のイメージアップを図る運動を指す
   こともある。

だそうで、

イバラキストとは;
   もちろん、茨城至上主義者の事。

私がもし ずっと茨城に住んでいたら
こんなのを こんなにも 面白がったりしたろうか。



青木氏によると、
茨城の南西部は
つくば系、筑波系、下妻系(映画『下妻物語の舞台』)、
下館/結城系、古河(こが)系、水海道/岩井系、
取手系、土浦系に分かれる。

その特色を見ていくと、
わが故郷は この中のどれでもない。
地理的にも 少し はずれているのか?

あるいは 文化圏が 千葉に入るのかもしれない。

千葉県佐原市に買い物に行く年寄りも多かったし。

天気予報は 銚子のを 参考にしていた。



青木氏はまた、
標準語と 茨城弁との 両方を使いこなせる
‘プチ・バイリンガル’になろう!と勧める。

が、これには 困難が伴う。

なぜなら、茨城弁の方はクリアーしても、
‘標準語’をマスターするのは 至難の業。

昔は 茨城出身者は アナウンサーにはなれない、
と言われていた。

唯一の例外は 「おばんです」で国会議員になった
宮田輝氏。 と言われていた。



「5年、10年 東京暮らしをしていても
 見事に茨城弁のイントネーションが
 残っている人を 大勢見てきた」
と『いばらぎじゃなくていばらき』p16に
書いてあるが、この私がそうだ。

「せっかく覚えた標準語も
 茨城に帰省するときれいさっぱり忘れてしまう。」
ともある。

これは 本当、体験済み。

実家に帰って東京に戻った翌日、
地下鉄の駅で 何気なく口にした言葉が
イバラキ・イントネーションで
自分で「あれ?」と思った記憶がある。

そのとき一緒に居た友達も
「言葉が戻ったね。
 家に帰って来るって、いいね。」
と 笑いながら言ってくれた。

大学2~3年の頃だったかと思う。

思えば あの頃が 私のイントネーションが
プチ・バイリンガル風になる 境目だったのだろう。

それまでは 自分のイントネーションが
標準語と違うとは 気づかなかったのだから。

「だっぺ」も「ごじゃっぺ」も
高校生になってからは 
使った事は なかったとは思うが。



それにしても、
国道6号線を‘ロッコク’、
125号線を‘ワン・ツー・ファイブ’
などと呼ぶ呼び方は 
昔は存在しなかったなぁ。

KENNAN

2005-07-02 | なんでもないこと
先日 上野駅のロッカーがある辺りを 
(トイレの方に向かって)歩いていたら
ふと パンフレットが 目に留まったので
立ち止まって じ~~~っと見ていた。

すると 若者が 私が見ていたパンフを
すっと一枚取り出して 持って行ったので
つられるように 私も一枚持ってきた。


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スターゲイザー、または スターギャザーという名の
ユリだと思う。

切花でいただいたもの。

オシベは、取る。

大きな花で 香りも強い。

我が家のユリは 珍しいくらい 
ユリの あの いい匂いがない。

カサブランカは いつのまにか 消えてしまった。

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そのパンフレットは JR東日本のもの。

「ぶらり身近な いばらきへ。」
と書いてある。

なるほど。

東北や 沖縄よりも ずっと近い事は近い。

よく見ると 
「常磐線[KENNAN]キャンペーン」
などと書いてある。

KENNAN?

ああ、県南のことね、とわかるまで
少し時間がかかった。

イバラキ県南なら、私のふるさとがそう。

どれ、どれ。



牛久の シャトー・カミヤ(昔の牛久シャトー)。

取手の キリンビアパーク。

土浦、霞ヶ浦と帆曳船。

ふむ、ふむ。

mino さんの 水の星
拝見した画像が目に浮かんだり

常磐線から見える景色が 浮かんだり

高校の時の 友達との 何気ない会話を思い出したり。



石岡、茨城県フラワーパーク。

あ、イバラキの県立フラワーパークって、
石岡にあるんだ。

え?

石岡って、県南だっけ?

常陸風土記の丘、なんていう 蓮の花の風景写真も。

実家の辺りに行けば、ちょうどこんな風景。

でも、石岡は 県南じゃないでしょう。

高校にも 石岡出身は 同級生がひとりだけだったし。



龍ヶ崎のコロッケ。

えー。なに、それ。

宇都宮が餃子なら
龍ヶ崎では コロッケで売り出すのかー。

コロッケ・クラブなんてのがある。

龍ヶ崎は ほとんど行かない。

でもコロッケは好き。

クーポン券もついてるし、
今度実家に帰るときに 寄ってみようか。

でも 佐貫で乗り換えるのは 面倒だなぁ。

りゅうてつ(=龍ヶ崎鉄道)は 今でも2両くらいで
トコトコと走っているのかなぁ。



県北へ行けば
袋田の滝や 五浦(いづら)海岸などの見所も 
キャンプできる場所もいっぱい。

県南は そういえば 観光地はあまりない。

ポティロンの森も 成田・ゆめ牧場も 
私は行った事がない。
(ゆめ牧場は千葉県だと思うけれど)

これから 身近で 気軽に行ける観光地として
脚光を浴びるか、KENNAN!