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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Space Is The Place (Cities And Memory) / Various Artists

2020年07月11日 | ワールド・アンビエント

Space Is The Place (Cities And Memory) / Various Artists (2020)

コロナ禍での”Stay Home”という呼び掛けは全世界的に広まり、様々なミュージシャンからのアプローチとして自身の音楽や映像を自宅で楽しんでもらおうと無料で公開するという動きがとても活発になった。自分が一番楽しんだのはキング・クリムゾン(King Crimson)のロバート・フリップ(Robert Fripp)が妻のトーヤ(Toyah)と一緒になって繰り広げる夫婦音楽漫才(笑)だったが、他にも期間限定とはいえ様々な企画がネット上に溢れた。これもそのうちのひとつ。どういう経緯でこの音源を知ったのかは忘れてしまったが、元々は人類の月面着陸50周年を記念して昨年の7月に発表されたもので、様々なアーティストがスプートニク、アポロ等の宇宙開発の歴史に関わる音声をサンプリングして作った音楽集。これが一時的にフリー・ダウンロードになっていた(※)。

ビープ音や交信音をサンプリングして使っていてどれもインストゥルメンタル作品。例えるとブライアン・イーノ(Brian Eno)の「Apollo」のような感じ。収録されている多国籍(らしい)のアーティストはグループなのか個人なのかも知らない無名のアーティストばかり。自分はふだん環境音楽的なものはあまり聴かないが、昔からアポロ宇宙船関係の話が大好物で、アポロ計画関係の書籍や映像のDVDを沢山集めている”アポロ者”でもあるので、曲中に出てくるビープ音や交信会話、ニュース音声などにも聴き覚えがあるものが多く、とても気分が上がった。細かいデータが無いので元音源が何かの説明が無いのが残念だが、アルバムとして統一感もあり楽しめた。

01 Echaskech - Star Gazer ISS 
02 Roberta Fidora - Huygens 
03 The Electromagnetic Chorus 
04 Sherman and Field - We Have Lift-off - From Sputnik to Launch 
05 Matt Rose - Blue Dot 
06 Things Being Various - That's The Kind Of Information We Like To Have 
07 Scott Wilson - Machine Futures 
08 Andy Billington - No.1 Rocket Kicker 
09 Paul Collins - This Is Not String Theory 
10 Primitive Acoustics - Sputnik Farewell 
11 Andy Lyon - Enceladus 
12 Karhide - The Computer Has Control 
13 Simon Woods - One Step 
14 Grey Frequency - Charged Particles
15 Millie Wissar - In Memory of the Grand Rosetta

フリー・ダウンロード(※現在は投げ銭式で有料)

試聴・ダウンロード先はこちら

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エンシュウヤ @三重県桑名市

2020年07月10日 | 三重県

三重県桑名市を散策。朝からあっちへこっちへと自転車で移動して民家を含む近代建築を探して廻るも、あまり収穫なし。昼が早かったので、午後遅めの時間に空いた小腹を埋めに向かったのは駅前にある桑名一番街。平日や夜だと違うのだろうが、昼間はこの辺りもあまり賑やかとは言えない人の流れ。商店街にあった大きなサンプル・ショーケースのある「エンシュウヤ」に入ってみることに。見た感じは喫茶店だが、コック帽の可愛らしいイラストのある看板には”ファミリーレストラン”の文字。店に入るとビニールレザーの椅子やランプシェードが時代を感じさせる。昼には遅い半端な時間だったのに結構な客入り。ご高齢の夫婦でやっていらっしゃるのかな。メニューを眺めると、先頭が意外にも「らーめん」。それも”オムレツ””山菜””えび””ちから””納豆”などの変わり種が沢山。周りを見回すと実際にラーメン率が高く、昭和喫茶の雰囲気の中で皆ラーメンを啜っている。面白いなァ。どれにするか悩んだが、昼前に麺類を食べていたので「らーめん」は断念し、店名を冠した「エンシュウヤランチ」にしてみた。内容は日替わりのようで表に貼り出されていたようだ(後から確認)。

しばらくして運ばれた「エンシュウヤランチ」、本日のメインは「若鶏ササミのおろしソース」。ササミカツが2つに、付け合わせのサラダ、小さい冷奴、わかめの味噌汁、ごまの振ってあるご飯というラインナップ。ササミカツに付いたソースは大根おろしの入った甘酸っぱい和風ソース。カツの揚げ加減が抜群で、食感も良く滅法旨い。ソースの風味とあっさりとしたササミの相性もばっちり。連食していたのできついかなと思っていたけれど、生野菜や濃いめの味付けの味噌汁を挟みながらパクパクッと完食。これなら「カニコロッケ」や「メンチカツ」などの他のフライ物も食べてみたいなァ。でもやっぱり次は変わり種の「らーめん」に行くべきか…。(勘定は¥700)

 

 

エンシュウヤ

三重県桑名市寿町2-476-64

 

( 三重 みえ 桑名 くわな えんしゅうや 遠州屋 レストラン 軽食 ランチ 喫茶 カフェ・レスト ラーメン 洋食 定食 )

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ほていや @愛知県小牧市(2)

2020年07月09日 | 愛知県(尾張)

愛知県小牧市の人気たこ焼き店「ほていや」。何しろ店前の路上にずらりと車が並び、みんな何十個とかの単位で大量購入していくほどの人気だったので、なかなか伺う事が出来ず随分と久しぶり。ある日曜に近くに居たので久しぶりに寄ってみた。もう何年かぶりだったので全然知らなかったのだが隣が駐車場になっている。これは有難い。そこに車を停めて店の中へ。こちらでは圧倒的に持ち帰る人が多いので、すんなりと座ることが出来た。外れた時間帯だったのでおやつ代わりに「10個入」をお願いする。調理場では以前見かけたご高齢の方の姿は見えなかったが、3人の女性が延々と焼き続けている。この他にも2人の若い子がお手伝い。この日は暑かったので、声を掛けてから冷蔵庫の中にあった懐かしいジンジャーエールの瓶(カナダドライ)を自分で取り出し、栓を開けていただく。

しばらくして「たこやき」が完成。以前はプラスチック皿で提供されたが、今回はコロナ禍のリスクを避ける為か発泡スチロール皿。並んだ「たこやき」はソースも鰹節も青海苔もかかっていないプレーンなもの。最近この地方のたこ焼きを随分と食べ歩いていて、今まであまり意識していなかったが、やはり古くから続いている店は何もつけたりかけたりしないプレーンな醤油味のものが多いことが分かった(これを”名古屋風”と呼ぶこともあるようだ)。ペチャッと力なく寝そべっていても油断してはいけない。中は熱々で口内火傷必至。爪楊枝を駆使して口に入れる度に「アッチッ。」と心の中で叫ぶ。とろっとした中身はしっかりと小麦粉と出汁の風味。紅生姜は少なく、時々醤油が沢山入った”アタリ”に遭遇する。旨いなァ。かつて岐阜県関市にあった伝説の店「たこ坊」(※現在の「いろは東店」の場所)の味を思い出した。(勘定は¥350+飲物¥120)

以前の記事はこちら (1

この後の記事はこちら (3

たこやきのほていや

愛知県小牧市小牧4-21

 

( 小牧 こまき ほていや 布袋屋 たこ焼き たこやき たこ焼 たこやきのほていや 醤油味 行列 たこぼう )

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岩戸苑 @岐阜県岐阜市

2020年07月08日 | 岐阜県(岐阜)

一緒に出掛けようと嫁を誘ったが残念ながら振られたので、ひとりバイクを出すことに(←よく振られます・笑)。久々にカラッと晴れたので眺めの良い所へと金華山ドライブウェイへ。今は夜になると騒音防止の為に道路が閉鎖されてしまうが、昔は夜通し通行出来て、夜景がとても綺麗なのでよく友人らと出掛けたものだった(※現在は21時でゲートが閉まるようです)。岩戸トンネル方面から水道山展望台まで行くも道路は抜けられず、もと来た道を戻ることに。昼食は麓にある「岩戸苑」を訪れた。店の前の岩戸公園近辺は散策やトレッキングをする人で混み合っている。どこからかウグイスの鳴き声も聞こえてきた。店の開始時間頃に到着したのだが、緑に覆われた店先にはまだ暖簾が掛かっていない。でも先客がお構いなしに入って行き、出てこないので自分も続いて中に入ってみた。カウンター席が少しと小上がりに卓が3つ。給仕の女性に1人であることを告げるとちょっと困った様子。「えーっと…。」「予約が…。」と歯切れが悪い。それでも結局、小上がり席の卓上に用意してあった箸を片づけて場所を空けてくれたので座ることが出来た。グループ客の予約が入っているのかな。窓の外はすぐ山の斜面。

こちらは鮎、鰻、鯉などの川魚料理。でも鮎は品書きから消されている(まだシーズン前か・訪問6月)。表に印象的な看板(写真下最後)もあったんだけどナ(笑)。品書きから先頭にあった「丼定食」を選んでお願いした。「定食には鯉のあらいが付きますが…。」と訊かれたが、願ったり叶ったり。

しばらくして盆にのった「丼定食」が運ばれた。「うな丼」はやや小さめの丼ぶりに。その他に「鯉ノあらい」、蓮根の酢のもの、生姜の酢漬け、肝吸いが付く。「鯉ノあらい」は5切れ程。酢味噌とたまり醤油が用意してある。両方を使ってしっかりとした歯応えを楽しむ(酒が欲しい…)。「うな丼」の蒲焼は小さめに包丁が入れてある。それでも極端に少ない訳ではなく、たれも甘過ぎず、なかなか旨い。山椒が大好きで自分で栽培・収穫もしている身としては容器に入った山椒の調子が良かったのも嬉しかった(頓着しない店も多いので)。それぞれをいただいて、肝吸いと冷たいお茶で口中を洗い流してご馳走様。値段にしたら昨今の鰻屋ではありえないぐらいの充実した内容だった。でも自分の後には実際に入店を断られる客も何組か居たので訪問時は要注意です。(勘定は¥1,700)

 


 

↓「金華山ドライブウェイ」のカーブ途中にある見晴台からの岐阜市街地と長良川の眺め。建設中の新市役所もだんだん育ってきた(2枚目)。南方面遠方には一宮の138タワーや、名古屋駅前のビル群も眺めることが出来る(3枚目)。濃尾平野が見渡せるので天下人が登りたがるはずだ。このドライブウェイは終戦後の雇用対策として手作業で造られたのだとか。

 

 


 

 

鮎処 岩戸苑

岐阜県岐阜市長森岩戸947-10

 

( 岐阜 ぎふ 金華山 きんかざん いわとえん うなぎ うなぎ丼 うな重 鯉の洗い あゆ 鮎塩焼 金華山ドライブウェイ 金華山展望台 )

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No Security (Sampler) / The Rolling Stones

2020年07月07日 | クラシック・ロック

No Security (Sampler) / The Rolling Stones (1998)

こちらCDレヴューというよりは書籍レヴュー。スウェーデン語で書かれた「Rolling Stones i Sverige」(Börje Lundberg & Ove Tingwal著)というストーンズ(The Rolling Stones)関連の本(写真下)。その本にボーナスCDとして入っているのが上記のサンプラー紙ジャケCD。内容は1998年に発表されたライヴ・アルバム「No Security」のうち、「Gimme Shelter」「Wainting On A Friend」「The Last Time」「Sister Morphine」「You Got Me Rockin」の5曲が収録されている。特に珍しいヴァージョンが入っている訳でもないのだが、自分は何故かこのジャケットが好きで、このデザインのジャケの為に「Memory Motel」のプロモ・シングルを買ったぐらいなので、今回もただフィジカル欲しさだけで購入。

本体の書籍の方は、”1965年から1998年の間に行われたストーンズのスウェーデンでの全てのコンサートをメモラビリアを含めて詳しく紹介”しているそうだが、何しろスウェーデン語は全く読めない…。辞書も無いので訳すことも出来ない。本のタイトルさえどういう意味か分からない…(苦笑)。とはいえ本の造りはいいし、中に多数掲載された写真は珍しいものが多く、ストーンズ関係の本は和書洋書問わず沢山所有している自分でも見かけたことのない写真が嬉しい。特に60年代のスウェーデンでのブライアン(Brian Jones)を含むメンバーらの写真は、若かりし頃のメンバーの様子と現地での興奮が伝わってくるような臨場感のある写真が多く、とても楽しめた。巻末にはレア盤などを含むディスコグラフィー付き。でもやっぱり中に何て書いてあるのか知りたいんだよなァ…。

古書店にて購入(¥880)

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よしむら屋 @三重県桑名市

2020年07月06日 | 三重県

三重県桑名市で近代建築や近代産業遺構を求めて散策。昼に立ち寄ったのは三ツ矢橋という所にある麺類食堂「よしむら屋」。通りから行くと車も通れないような細い路地の奥に店があった。すぐ近くには益世小学校がある。質素な店構えにグッとくる。近くに自転車を停めて暖簾をくぐった。中は土間に小さめのテーブルが7つ程並んでいる。木製の岡持ちが積んであるところを見ると出前もやるのかな。ご高齢の給仕の女将さんがお茶を出して下さった。卓上の品書きには麺類、丼物がひと通り揃っている。岐阜市内の歴史ある麺類食堂でよく見られた「天中華(天ぷら中華)」がこちらにもあった。そういえば桑名の食堂では時々見かけるような気がするナ、食べたことは無いけれど(※岐阜市の天ぷら中華は、各店に一手に海老天を卸していた店の廃業によりほぼ絶滅…)。

壁に貼られた紙短冊の品書きにはそれら全ての小さいサイズが「みに丼」「みにうどん」と称して貼ってあった。こういう時は普通サイズがデカかったりするので要注意。ちょうど店に入って来た地元消防団の連中も、麺類の他に「みにカツ丼」あるいは「みにみにカツ丼」(!)(←品書きには無い)を付けていたので、用心して「みにぶた丼」をお願いした。女将さんに「ぶた丼は普通の焼き方とピリ辛がありますが?」と訊かれたので、「普通でお願いします。」と返事する。調理場は両開き扉の向こうで見えないが、ご主人が調理しているのかな。テレビを見ながら出来上がりを待つ。冷蔵庫にはビールもあった(呑みたいが後で車の運転がある…)。

しばらくして「みにぶた丼」が運ばれた。確かに少し小振りな丼ぶりだが、少しとろみのあるたれと絡められた7~8枚の豚の薄切り肉をよけると、下にはご飯がパンパンに詰まっている。”みに”にしておいてヨカッタ…。いい塩梅のたれは和風生姜醤油味で、肉とご飯を一緒にやっつけると間違いない旨さ。肉とご飯を掻き込む箸が止まらない。これだったらきっと並サイズでも食べ切れただろう。消防団の連中に運ばれていった品を見ると、カツ丼はカツの上から出汁ととじたトロトロの玉子をのせるタイプのようだ。あれも旨そう。平日だと「ちょっとしたお昼ごはん」と称して焼豚の定食が食べられるようだし、大衆食堂ではあっても鴨肉を使った品がある。その他にも(多分新作だと思われる)「つけぶた」「つけうし」なんていうそそるネーミングのつけ麺があるようで、食べたい物が目白押し。近所だったら全品制覇目指すこと間違いなし。何とか早めに再訪したいなァ。(勘定は¥600)

この後の記事はこちら (2

 

 


 

↓ すぐ近くの「桑名市立益世小学校」の校庭には尋常小学校、あるいは国民学校時代の物と思われる校門の門柱(建築詳細不明)が残っていた。

 


 

 

よしむら屋

三重県桑名市三ツ矢橋61

 

( 三重 みえ 桑名 くわな よしむらや 麺類食堂 大衆食堂 食堂 うどん そば 丼物 中華そば ラーメン 天中華 近代建築 門柱 )

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白木 @名古屋市北区・黒川

2020年07月05日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

北区の志賀公園近くにある「あられの匠・白木」へ。創業は昭和25年(1950)だそう。大きな通り沿いに看板が出ていて工場が見えるので以前も寄ったのだが、その時は休みだったので出直し。駐車場に自転車を停め、案内に従って扉を開けると…、完全に工場の中(笑)。布で仕切ってあるだけの通路を通り反対側へ抜けると、路地にちゃんとした店舗があるのだった。こちら側は全然知らなかった。店に入ると大きくない販売スペースに沢山のあられが並んでいる。贈答用にしっかりと箱に入ったものから、袋詰めのものまで。評判だという「ごぼうあられ」は限定の手焼きのものもあったが、まずはごく普通のものを手に取った(写真下左)。入口近くに色々詰められたお徳用の「おこのみあられ」(写真下右)というものもあったので買って帰る。

  公式HPより

まずは「ごぼうあられ」。2枚づつ入った小包装を開けるとしっかりとごぼうの匂い。口に入れるとぶわっとごぼうの土臭さが広がる。しっかり塩も効いていて、旨い。これクセになる味だなァ。大きな袋に入っていたら止まらなくなりそうだ。熱いお茶といただいていく。嫁も気に入ったようだ。「おこのみあられ」の方は様々なあられを集めて袋詰めにしてある。袋なので割れたりしているものもあるがもちろん風味には全く問題なく、どれも工場直送(←隣だもの)とあって鮮度良く旨い。つまむ度に味が変わるのもイイね。大袋から器にザラザラと入れ替え、晩酌のハイボールのつまみにしていたらこちらも止まらなくなって、ついグラスを重ねてしまった…。次は限定の”手焼き”の「ごぼうあられ」を買ってみようっと(←月1回の販売だそうです。買っとけば良かった…)。(勘定は¥500程)

この後の記事はこちら (2

 

 

あられの匠 白木

愛知県名古屋市北区元志賀町1-57

 

( 名古屋 なごや 黒川 くろかわ 志賀公園 あられの匠白木 しらき あられのたくみしらき 白木のあられ 牛蒡あられ ごぼうあられ )

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ツバメヤ (3) @岐阜県岐阜市 (※移転)

2020年07月04日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の柳ヶ瀬商店街を歩く。嫁が甘いものを買って帰りたいと言うので久しぶりに「ツバメヤ」に寄った。隣にあった新生「松ノ屋」はずっとシャッターを下ろしたままなのでもう再開はなさそうな雰囲気だ(未確認)。大名古屋ビルヂングにも店が出て大人気のこちらも、コロナ禍のせいか以前のように売り切れの品ばかりということはなく、のんびりと落ち着いた感じ。何を買うかは任せたので嫁が出て来るまで外で待つことに。

訊くと購入したのは「ツバメヤのあんこ」と、「ツバメようかん」3種入りの箱の2つ。「ツバメヤのあんこ」はそのまま袋に入ったあんこオンリー。喫茶店に行かない嫁は家で小倉トーストを食べるために買ったのだとか。毎週やっている食事制限開放日の朝にあんことバターをたっぷりのせてトーストを頬張るのが幸せなのだとか(笑)。自分はまだ食べたことが無いけれど、いつか真似してみようかな…(←味見させてもらおうと思ったがもう食べ切って無いとか…)。「ツバメヤようかん」はあんこ、おいも、カカオの3種類の小さな羊羹が可愛らしいイラストが描かれた箱に入っている。一つ一つは一般的なものから比べるとかなり小さく細い。羊羹で”カカオ”って珍しいナ。この店らしくそれぞれの素材は、北海道産小豆、鹿児島県産粗糖、富の川越いも、有機カカオ、岐阜県山岡町の寒天とこだわった原料を使っているそう。それぞれ弾力のある食感で、嫌らしくない程度に甘味と風味が口に残る。カカオもこうして食べてみると違和感なく、口に残る風味と鼻に抜ける香りでカカオと認識するくらい。小さいから嫁の分を奪わないように少しづつ味見したのに「えっ、それだけしか食べないの?」だって。こちらの気遣いも知らずに…。(勘定は知らず)

以前の記事はこちら (1)(2

この後の記事はこちら (4

ツバメヤ

岐阜県岐阜市日ノ出町 1‒20

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 ツバメヤ柳ヶ瀬本店 和菓子 町野仁英 まっちん 大地のどらやき 大地のおやつ わらび餅 小倉トースト 羊羹 )

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Stars In Spanish / Various Artists

2020年07月03日 | クラシック・ロック

Stars In Spanish / Various Artists (1995)

以前にポリス(The Police)の「De Do Do Do De Da Da Da 」の日本語ヴァージョンとスペイン語ヴァージョンの話を書いた。日本語ヴァージョンはめでたく「The Very Best Of Sting & The Police」で手に入れたが、スペイン語ヴァージョンはと検索していると(←我ながら面倒臭い性格だ)、こんなCDを発見。「Stars In Spanish」というスペイン語で歌われたロックを集めたコンピレーション盤。何とも素っ気ないジャケットだが、集められているアーティストはなかなか豪華。収録曲は以下の通り。

01 Bryan Adams - Todo Lo Que Hago Lo Hago Por Ti 
02 Bon Jovi - Cama De Rosas 
03 Scorpions - Viento De Cambio 
04 Zucchero - Senza Una Donna 
05 Sting - Fragilidad 
06 Boyz II Men - No Dejemos Que Muera El Amor 
07 The Police - De Do Do Do De Da Da Da 
08 The Moody Blues - Noches De Seda 
09 Santana - Oye Como Va (Live) 
10 4PM - Sukiyaki 
11 Jermaine Jackson - Let's Get Serious 
12 Janet Jackson - Vulve A Mi 
13 Suzanne Vega - Luka

新旧合わせて13アーティスト。06や10らは苦手な分野だが、それ以外は自分にも興味深いアーティストが揃っている。英語圏(特にアメリカ)ではスペイン語が溢れているので他言語と比べて親しみがあるのだろう。スロー、ミディアム・テンポのナンバーが多いのは歌い易さかな。甘く囁くような歌唱が多いのはきっとラヴ・ソングが多いのだろう(スペイン語が分からないので歌の内容が分からない…)。ディラン(Bob Dylan)も歌ったように、”スペイン語は愛の言葉”(Spanish is the Loving Tongue)らしいから甘く聴こえるのかな(笑)。

件のポリスは何だか曲とスペイン語が上手く合っていない気がするので、日本語ヴァージョンに日本人が抱くような違和感をスペイン語圏の人も感じるんじゃないのかな。でもソロになってからの05ではスティングの歌唱も違和感無くキマッているように聴こえる。

オークションにて購入(¥430)

  • CD (1996/2/10)
  • Disc : 1
  • Label : ポリドール
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新栄堂 @三重県桑名市

2020年07月02日 | 三重県(老舗)

朝から三重県桑名市の近代建築や近代化産業遺産を自転車で散策。雨こそ降っていないが蒸し暑く、じわじわと汗が吹き出す不快指数の高い日。そんな時にはアイスクリーム! ここ桑名は”アイスまんじゅう”でも知られていて、市内のいくつかの店で手作りアイスを販売している。今までに「マルマン」「寿恵広」には訪問済み。この日訪れたのは市役所のすぐ近くの静かな通り沿いにある「新栄堂」。創業は昭和22年(1947)とのこと。以前も来てみたことがあったがその時は休みだった(不定休なのかな)。素っ気ない構えの店に入ると左手に作業場があり、ステンレス製のアイス製造機が置いてあった。アイス専業のようだ。右手の冷蔵庫の中には沢山の「アイスまんじゅう」が入っている。誰も出てこなかったので裏手に向けて声を掛けてみると奥からご高齢の主人が「ごめんなさいねー。」と出ていらした。壁に掛かった品書きの先頭が「抹茶アイスまんじゅう」だったのでひとつお願いする。

そのまま受け取り、自転車を押してすぐ横にある公園へ。早く包みを開けないと溶けてしまう。「抹茶アイスまんじゅう」は割箸でなく丸い棒が使ってある。横から見ると、土台、小豆、それに抹茶と層になっているように見えて、こちらもやっぱりカッチカチ(笑)。歯を入れるとゴリッと音がするぐらいの硬さ。それでも気温と湿度が高いこともあって表面は溶け始めているので待ったなしだ。中の小豆はたっぷりの量。甘い汁で手をベトベトにしながら一気に食べ終えた。こちらにはミカンとパイナップルの「アイスフルーツ」もある。次に来た時に店が開いていたらどちらかを食べてみようっと。(勘定は¥140)

 


 

↓ 市内の高台の住宅地の中にある「諸戸水道貯水池遺構」(明治37年・1904・建造)。昭和4年まで使われたという遺構が残っている。ここから以前訪れた「諸戸家住宅」まで水路が繋がっていた訳だ。それを全国7番目の上水道として個人の財力で造ってしまい、無料で市民に開放したというのだから当時の有力者のスケールの大きさには恐れ入る。

 

 

 


 

新栄堂

三重県桑名市新矢田2-41

 

( 三重 みえ 桑名 くわな しんえいどう アイス饅頭 和菓子 アイスクリーム 近代建築 近代化遺産 上水道 諸戸家 )

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