ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

岩戸苑 @岐阜県岐阜市

2020年07月08日 | 岐阜県(岐阜)

一緒に出掛けようと嫁を誘ったが残念ながら振られたので、ひとりバイクを出すことに(←よく振られます・笑)。久々にカラッと晴れたので眺めの良い所へと金華山ドライブウェイへ。今は夜になると騒音防止の為に道路が閉鎖されてしまうが、昔は夜通し通行出来て、夜景がとても綺麗なのでよく友人らと出掛けたものだった(※現在は21時でゲートが閉まるようです)。岩戸トンネル方面から水道山展望台まで行くも道路は抜けられず、もと来た道を戻ることに。昼食は麓にある「岩戸苑」を訪れた。店の前の岩戸公園近辺は散策やトレッキングをする人で混み合っている。どこからかウグイスの鳴き声も聞こえてきた。店の開始時間頃に到着したのだが、緑に覆われた店先にはまだ暖簾が掛かっていない。でも先客がお構いなしに入って行き、出てこないので自分も続いて中に入ってみた。カウンター席が少しと小上がりに卓が3つ。給仕の女性に1人であることを告げるとちょっと困った様子。「えーっと…。」「予約が…。」と歯切れが悪い。それでも結局、小上がり席の卓上に用意してあった箸を片づけて場所を空けてくれたので座ることが出来た。グループ客の予約が入っているのかな。窓の外はすぐ山の斜面。

こちらは鮎、鰻、鯉などの川魚料理。でも鮎は品書きから消されている(まだシーズン前か・訪問6月)。表に印象的な看板(写真下最後)もあったんだけどナ(笑)。品書きから先頭にあった「丼定食」を選んでお願いした。「定食には鯉のあらいが付きますが…。」と訊かれたが、願ったり叶ったり。

しばらくして盆にのった「丼定食」が運ばれた。「うな丼」はやや小さめの丼ぶりに。その他に「鯉ノあらい」、蓮根の酢のもの、生姜の酢漬け、肝吸いが付く。「鯉ノあらい」は5切れ程。酢味噌とたまり醤油が用意してある。両方を使ってしっかりとした歯応えを楽しむ(酒が欲しい…)。「うな丼」の蒲焼は小さめに包丁が入れてある。それでも極端に少ない訳ではなく、たれも甘過ぎず、なかなか旨い。山椒が大好きで自分で栽培・収穫もしている身としては容器に入った山椒の調子が良かったのも嬉しかった(頓着しない店も多いので)。それぞれをいただいて、肝吸いと冷たいお茶で口中を洗い流してご馳走様。値段にしたら昨今の鰻屋ではありえないぐらいの充実した内容だった。でも自分の後には実際に入店を断られる客も何組か居たので訪問時は要注意です。(勘定は¥1,700)

 


 

↓「金華山ドライブウェイ」のカーブ途中にある見晴台からの岐阜市街地と長良川の眺め。建設中の新市役所もだんだん育ってきた(2枚目)。南方面遠方には一宮の138タワーや、名古屋駅前のビル群も眺めることが出来る(3枚目)。濃尾平野が見渡せるので天下人が登りたがるはずだ。このドライブウェイは終戦後の雇用対策として手作業で造られたのだとか。

 

 


 

 

鮎処 岩戸苑

岐阜県岐阜市長森岩戸947-10

 

( 岐阜 ぎふ 金華山 きんかざん いわとえん うなぎ うなぎ丼 うな重 鯉の洗い あゆ 鮎塩焼 金華山ドライブウェイ 金華山展望台 )

コメント
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