ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ボンボン @名古屋市東区・高岳 (3)

2019年07月08日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

名古屋の老舗喫茶店といえばここを抜きには語れない「ボンボン」へ。休日午前の早い時間。41号線を走っていると都心でも駐車場が沢山あるのでついハンドルを切ってしまう。満席とは言わないまでもかなりの盛況ぶり。給仕女性も3人で動いている。いちおう禁煙席側に座るが仕切りがある訳ではないのであまり意味は無い。休日とあってモーニングサービスは無いが、小振りなケーキを付けようとケーキ・メニューを見ながら給仕の女性に告げると、まだ早い時間で出来上がっていないものがあるのでショーケースを見て選んで欲しいとの事。歩いて売店側へ行き見てみるとさすがにまだ数種類しかなく、結局定番の「マロン」をお願いした。

まずは”Royal Bon Bon”と銘の入ったカップとソーサーで「コーヒー」が、そして後から「マロン」が運ばれた。コーヒーには注文したケーキとは別に小さいスポンジケーキが付いている。黄色いスポンジケーキの4隅が折りたたまれててっぺんに小さな栗の粒がのった「マロン」。前に豊川で食べた「ボンとらや」(本社・豊橋)の名物菓子「ピレーネ」とよく似ている。もちろん自分はここの「マロン」の方を先に食べたのだが、何か繋がりとか基になったような物があるのかな(※)。早速「マロン」にフォークを入れる。どえらい甘い(笑)。でもコーヒーはしっかりと苦いのでいい感じ。テレビで流れている朝の情報番組を見ながら20分程くつろいだ。(勘定は¥620)

※かつて一宮にあった「ボンボヌール」の工場長が開発したケーキで、独立して蟹江町「パリジャン」を開店し、現在東海地方に散らばる弟子筋の店で様々な商品名で受け継がれているとの事です。

以前の記事はこちら (1)(2

この後の記事はこちら (4

 

洋菓子・喫茶 ボンボン

愛知県名古屋市東区泉2-1-22

 

( 名古屋 なごや ボンボン 喫茶 純喫茶 ケーキ マロン ピレーネ モーニング 珈琲 洋菓子 老舗 天津楼 パリジャン ) 

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ねこ一 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2019年07月07日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市・柳ヶ瀬の日ノ出町商店街にある洋食屋「キッチン・ねこ一」(”こ”は変体仮名)へ。こちらは店頭にメニューが出ているし、「ランチ」と称する日替りメニューがあり、その組み合わせがいつも気になるお店。この日の「ランチ」はみそかつ、カニコロ、ウインナーの3種とのこと。魅力的だなァ。午後2時少し前で「ランチ」にはギリギリの時間だったが果たして…。店内に入ると奥の厨房に向かっていくつかのテーブル席が並んでいる。半端な時間ではあったが、先客の男性がビールと「ランチ」をやっている様子。そうそう、それがやりたかったんだ。年配のご夫婦で、調理は主人、給仕は女将さん。女将さんに「ビール」と「ランチ」をお願いした(ご飯は半分で)。問題なく注文が通った。

「ビール」は先に持って来てもらった。中瓶でアサヒのスーパードライ。柿の種付き。まずは喉を潤してひと息。しばらくして運ばれた「ランチ」は白い平皿の上に3種のおかずと千切りキャベツ、ポテサラ、ヤングコーン、パセリが添えてある。サラダには柚子風味のドレッシングが。まずはみそかつから。あらかじめ味噌だれがかけてあるが、口に入れてみるとヒレ肉。ヒレカツが一番だとは思っていないけれど、何だか得した気分。照りのある味噌だれもいい塩梅。カニコロは外はしっかりと、中はとろっと。こちらにはオーロラソースがかけてある。これまた旨い。ウインナーはチープなものかと思いきや、しっかりと脂身の入った風味の高いもの。順番につまんでいくのが楽しい。半分にしてもらったご飯は茶碗に1杯だったので、普通だったらもっと大きい飯碗なのかもしれない。味噌汁の具はあさりだった。あさりの味噌汁だとこれまた何だか得した気分(好きなもので)。自分はビール呑みながらでもご飯が食べられる性質なので楽しみは倍増。完璧なランチになった。(勘定は¥1,270)

※ご主人が亡くなられ閉店されました(令和2年8月現在)

 

キッチン ねこ一

岐阜県岐阜市日ノ出町1-13

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 ひのでまち通り ねこいち 洋食 ランチ 洋食店 洋食屋 通し営業 閉店 廃業 )

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スタミナ屋本店 (2) @名古屋市北区・上飯田

2019年07月06日 | 名古屋(東区・北区)

娘が行きたいと言っていたので誘ったのだが、バイトがあるということで結局単独行になった上飯田の「スタミナ屋本店」再訪。ちょっと遅い時間だったが路地の奥に提灯が灯っていたので暖簾をくぐる。この日は梅雨入り前で爽やかな夜だったので表の戸は開け放されている。カウンター席に座り、まずは瓶ビール。キリンかサッポロか訊かれたので「サッポロ(赤星)」をお願いした。今までにこちらで食べたことの無い部位をということで「きも」と「仔袋」を注文したのだが、残念、両方とも痛恨の売り切れ…。仕方がないので「とんちゃん」と「軟骨」に変更。「タレにニンニクは入れますか?」と訊かれたが、次の日の事を考えて遠慮しておく。もう1品「漬物」も。ビールをクイッとやっていると、コンロに火が入れられ、平皿に盛られた肉が用意された。「とんちゃん」は何切れ入っているだろう、しっかりとした量が嬉しい。

早速コンロに肉をのせていく。火の入りに時間がかかる「とんちゃん」は先にのせ、まずは「軟骨」から。「軟骨」は薄くスライスしてコリコリとした食感を楽しむ感じのものが多いが、こちらはトロっとした食感のもの。うん、旨い。あっという間にビールは無くなったので次は「マス酒」を追加。気付かなかったが自分の座っている席の横に「三千盛」の樽があり、そこからチロリに入れ、皿にのった角の丸くなった桝にこぼしてくれる。塩も置いてくれるのがいいねェ。これと味の濃い「とんちゃん」を合わせていった。三千盛は元々辛口で、濃いめの味付けの料理でも埋没しないのでちょうどイイ。かつては市電(御成通線)の始発駅ということで賑わっていたという上飯田。市バスにとって代わられ、さすがに夜は賑やかとは言えない。女将さんが常連さんと往時を振り返って懐かしそうに喋っていらっしゃった。自分は色の抜けたブラウン管テレビを眺めながらそちらに聞き耳を立て、とんちゃんを口に入れては酒で流すを繰り返した(桝が漏れ気味なのでペースが早い)。ウメー。次はちょっと早めに行かなきゃ。(勘定は¥2,200程)

以前の記事はこちら

とんちゃん スタミナ屋本店

愛知県名古屋市北区上飯田西町3-33

 

( 名古屋 なごや 上飯田 かみいいだ 上飯田駅 スタミナ屋 焼肉 ホルモン 内臓 ビール 鉄板焼 市バスターミナル )

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トレビアン @岐阜県岐阜市

2019年07月05日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の中央郵便局の向かいにある喫茶店「トレビアン」。喫茶のみならずランチなどの食事でも人気の店。日曜休みの店だが、たまたま平日の昼にこの近辺に居たので昼食に入ってみた。奥の方にはいくつもテーブル席が並んでいる。まだ早い時間とあって食事をしているのは1組だけ。他には仕事の打ち合わせをしているだろうサラリーマンのグループが1組。カウンター前の小さいテーブル席に腰掛けた。調理場では年配の女性主人が1人でランチ用の付け合わせなどの用意で忙しそう。きっと時分どきになるとどっと押し寄せるんだろうなァ。この日は3つ用意されていたランチのうち、B:「自家製‼・飛騨牛入り・ビーフカレーライス」に決定。まずはカトラリーとサラダが用意され、3種類のドレッシング(玉ねぎ、ゴマ、フレンチ)も置かれた。最近は最初からゴマドレがかかっている店が多い中、これはうれしい(ゴマドレに飽き飽きしているので)。

そして白いカレー皿に入った「ビーフカレーライス」が運ばれた。福神漬が添えてあり、赤出汁も付いている。ジャガイモと人参がゴロゴロと入ったカレー。肉(飛騨牛)は塊でなく細切れのようだ。カレーにはフルーツっぽい甘さがあってとてもマイルド。見かけは家庭的だが上品な味でなかなか旨い。辛さはほとんどないのでガツガツと食べていける。ふだんはどちらかというと辛いのやスパイスの効いたカレーばかり食べていて、自分からはこういうタイプのカレーを選ばないので、久しぶりにこういう味のカレーを食べると何だかホッとする。こちら当然モーニング・サービスもやっているのだが、トーストにするパンは主人の手作りだそう。店で売ってもいるのだとか(この日は置いてなかった)。また寄れる機会があるといいな。(勘定は¥750)

 

CAFE DE トレビアン

岐阜県岐阜市清住町1-9

 

( 岐阜 ぎふ 岐阜駅 名鉄岐阜駅 喫茶トレビアン 郵便局前 喫茶店 コーヒー モーニング ランチ カフェレスト レストラン 手作りパン 食パン ) 

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Da Capo / Love

2019年07月04日 | クラシック・ロック

Da Capo / Love (1966)

60年代中後半に一世を風靡したフラワー・ムーヴメントを語るに外せないバンド、ラヴ(Love)。彼らのセカンド・アルバム「Da Capo」のリマスター版CDを購入。どんな評でも”アーサー・リー(Arthur Lee)率いる”と称されることが多いので彼のワンマンバンドと見ていいのかもしれない。自分はこの後の名盤「Forever Changes」をアナログで所有しているが、お気に入りだったわりに系統立てて聴くことはしなかった。最近買ったコンピ盤に彼らの曲04が入っていて、また聴きたくなり購入した次第。通して聴いてみると、この盤も「Forever Changes」に勝るとも劣らない内容。なるほどその後の活動がパッとしなかったわりに本国アメリカでは一目置かれている訳だ。

最後の曲「Revelation」を聴いて驚いた。18分を超えるジャムっぽい曲なのだが、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の同年のアルバム「Aftermath」(1966)に収録されていた「Goin' Home」(こちらも11分以上のフリースタイルな曲)に展開がそっくり。特に後半のインプロヴィゼーション部分の歌詞は、”It Feels So Good...”、”Make Me Feel Alright...”、”…All The Time”とフレーズまでそっくり! 慌てて調べてみると何と同じスタジオ(RCA Studio)で録音されていて、録音時期はストーンズの方が先のよう。ということはアーサー・リーがストーンズの真似をしたと考えるのが普通なのだが、当のアーサー・リー曰く「自分達が演っているのをストーンズの連中が見て、次のアルバムに長い曲(Goin' Homeの事)を録音して発表した」とのこと。「曲の発表が後になった自分たちがストーンズの真似をしたと責められた」のだそうだ。当時はまだシングル用の3分前後の曲ばかりで(長い曲の創始は65年のディランとも)、その後ロックがアルバム重視になっていく過渡期でもある。10分を超えたストーンズはその先駆けとも言われていたのだが…。ストーンズは67年に発表した「She's A Rainbow」でも、ラヴの曲名と同じフレーズ”She Comes In Colors”を使っているし、アイデア拝借の常習犯なので…、何となくアーサー・リーの言い分に分がある気がしないでもない(笑)。

オークションにて購入(¥480)

  • CD  (2008/1/13)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Warner Bros UK
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YURI @名古屋市東区・久屋大通

2019年07月04日 | 名古屋(東区・北区)

現在改修中の名古屋テレビ塔の横にあるジャズ喫茶「YURI」に初訪問。創業して50年にもなるという。隣は老舗喫茶「エーデルワイス」。ウッディーな内外装の店に入るとまだ遅めのランチタイムとあってか満員の客。客層は若い。それがみんな「チキンライス」を食べている。こちらの名物なんだとか。見たところかなりの盛りで、スプーンが止まっている人も居る様子。広くない店だが給仕の男性は2人も居て繁盛ぶりが伺える。もちろんジャズ喫茶なので棚には沢山のレコードが詰まっている。ちゃんとレコードプレーヤーがあってそれで音楽を流しているようだ。ぱっと見たところ、自分も持っているチャーリー・パーカー(Charlie Parker)のVerve時代の10枚組ボックスもあった(とんと聴いていないけど…)。この日は昼は済ませていたのでコーヒーだけいただこうと思っていたのだが、座れないと困ってしまう。引き返そうかと思ったらちょうど入口近くの変形L字ボックス席が空いたので座らせてもらった。

注文したのは「コーヒー」のみ。「アイリッシュコーヒー」もあったので迷ったのだが、前日にアルコールを入れ過ぎていたので止めておいた。白いカップとソーサーでコーヒーが運ばれる。いわゆる名古屋的な濃さのあるコーヒーではないが、しっかりとした苦味と適度な酸味があって美味しい。流れている音楽はデクスター・ゴードン(Dexter Gordon)。スピーカーのある場所は見えなかったがさすがにいい音が出ている。でも店内が騒がしいのでゆっくりと聴く気にはならない。やっぱり店に入る時間がまずかったナ。全然休憩にはならなかったが、まだまだ後客が入ってくるので早めに飲み切って店を出る。次は落ち着いた時間にゆっくりと…、いや、やっぱり「チキンライス」を食べに入ろうっと(笑)。(勘定は¥450)

この後の記事はこちら

Jazz & Coffee YURI

愛知県名古屋市東区東桜1-10-40

 

( 名古屋 なごや ひさやおおどおり ユリ テレビ塔 ジャズ ジャズ喫茶 JAZZ喫茶 コーヒー ランチ チキンライス レコード アナログ 老舗 )

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金龍 (3) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2019年07月03日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市三番町の「のはら湯」で汗を流した後、どこかでビールを呑もうと思案。この日の昼にテレビで中華料理の番組を見てしまっていたので、中華で早い時間から開いている店がないか記憶を辿る。思いついたのは長良桜町の「金龍」。わざわざバスに乗って最寄りの停留所まで行き、歩いて店に向かう(←こんな事しなくても銭湯の近くで呑めばいい…)。まだ結構日差しがあって暑く、更に汗ばんだ状態で店に飛び込んだ。店はまだ開けたばかりとあって主人もカウンターで大相撲のTV観戦中。早速「ビール」(キリンラガー中瓶)を出してもらう。つまみは「餃子」。いつものように主人と娘さんの連携で調理が始まった。

なにせ喉がカラカラだったのですぐにビールが少なくなってしまう。焼き上がった「餃子」は手作り皮のもの。厚めのもっちりとした皮に包まれた中身は意外とあっさり味。いやぁ、旨い。早々にビールを追加したのでもう1品何か欲しい。前から頼んでみたかった「蟹沙飯(カニヤキメシ)」〔ママ〕をお願いした。娘さんが具材を用意し、主人が「ハイヨ」と受け取り、中華鍋で炒めが始まった。様々な具材の後に入れられた液体は酒かな。結構たっぷり使っている。しっかりと焼きを入れて供された。平皿に盛られた「蟹沙飯」を見て怯む…。ここの系統は盛りが多いことをすっかり忘れていた。「八代」ほどではないにせよ、たっぷり。具材は人参、玉ねぎ、ピーマン、椎茸、豚コマ、玉子、コーン、そしてもやしと色とりどりで盛り沢山。もちろん蟹身(本物)も入っている。多彩な具材の分、普通の炒飯よりさらに量が増えた感じ。中瓶とはいえ一気にビールを2本やってしまったお腹には不安が残る。炒めの塩梅は最高。ただ具材の多さと、結構な量が入ったコーンの甘味が強く、せっかくの蟹の風味は埋没してしまっている。もう少しシンプルに蟹を味わいたいなァ。注文したものを残せない性分なので、一般的なものの軽く2倍はある炒飯もしっかりと戴いた。腹がはち切れそうで歩くのもツライ…。(勘定は¥2,400)

以前の記事はこちらこちら

※令和元年10月1日を以って閉店されました。

 


 

↓ 店の近くにあった洋館付きの住宅(建築詳細不明)。庭木であまりよく見えないが装飾は少なく、壁面はスクラッチタイルのよう。

 

↓ パンパンのお腹をこなす為に長良川河畔まで歩く。岐阜城を頂く金華山下ではちょうど鵜飼の屋形船が何艘も動き始めていた。

 

 


 

純中華料理 金龍

岐阜県岐阜市長良桜井町1-15

 

( 岐阜 ぎふ 長良 ながら きんりゅう 純中華料理 桔梗園 ききょうえん 両面焼きそば 両面やきそば 蟹炒飯 炒飯 ヤキメシ カニヤキメシ 八代店 閉店 廃業 )

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スギモト本店 (3) @名古屋市中区・伏見

2019年07月02日 | 名古屋(中区 老舗)

連休中だったこの日、目指していた個人店はどこも休みが不確定で、結局2、3軒に振られ、大きいところならやっているだろうと伏見の老舗精肉店「スギモト本店」へ向かう。今では東京をはじめ色々な所に飲食店舗があるが、本店の2階も食事処になっている。開店少し前に店にたどり着くと階段口に”お待ちください”のサインが出ていた。それでも待ちきれないのか何なのか、勝手に2階へ上がって行ってしまう客が何組も…。正式な開店時間になり係員によってサインが取り除かれ「どうぞ。」と言われたので2階へ上がる。案内されたのは広間。畳敷きで襖で仕切れるようになっている大広間だが、昼は入れ込みとして開け放してある。自分が座った丸卓は6畳ぐらいのスペースに2卓とちょっと狭く感じる間。注文したのは限定10食という「お肉屋さんのビーフカレー」。

しばらくして運ばれた「ビーフカレー」はグレイビーボートに入っている。ライスは平皿にしっかりとした量が盛られていて、福神漬けが少しだけ添えられている。他には小鉢に入ったゴマドレのかかったサラダ付き。ステーキなどで使うA4クラスの端肉を使っているというカレーにはゴロゴロと肉片が入っている。他に固形の具材は見当たらない。最初は甘さがくるが後から辛さもちゃんとやってくる。大人の味。さすがに旨いなァ。何といっても牛肉。あまり長時間煮込まれていないのかしっかりと食感が残っていて、肉を喰らう感じもちゃんとあって口に入れ咀嚼するとシアワセに。カレーとご飯の量がややアンバランスだったが、福神漬けを挟みながらスプーンを進めてあっと言う間に完食。この肉を使ってこの値段で出せるのは精肉大手ならではだろう。(勘定は¥870)

以前の記事はこちらこちら

スギモト本店

愛知県名古屋市中区栄3-1-35

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ スギモト 杉本食肉産業 松阪牛 黒毛和牛 名古屋コーチン すき焼 すきやき 弁当 しゃぶしゃぶ 老舗 限定カレー )

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神室町商店 heat @岐阜県岐阜市

2019年07月01日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の柳ヶ瀬商店街にある沖縄料理の店「神室町商店heat」(これが正式名称?)へ。以前からある店なのだが自分が店前を通る時には閉まっていることが多かった店。この日は開いていて、店先の「オリオンビール」のサインに吸い寄せられたので入ってみた。どうも昼の営業開始時間が遅めのようだ(不定休12時オープン?・未確認)。先客は2組。店内にはオリオンの提灯がぶら下がり、BGMには沖縄のFMラジオ(たぶん)が流れている。ランチでは沖縄そばやタコライスのセットがあるようだったが、この日はバス移動で呑める日だったので、何はなくとも「オリオン生ビール」を給仕の女性にお願いする。つまみには”沖縄てんぷら”の「さかな」を注文。

ビールはオリオンの銘が入ったジョッキで運ばれた。冷えたやつをグイッとやる。ウメー。真夏はどうなるのか知らないが両側のドアがオープンなので爽やかな空気が入ってきて気持ちいい(訪問梅雨入り前)。しばらくして運ばれた「さかな」は沖縄らしいフリットのようなタイプのもの。長細くカットされていて魚の皮は赤い色。ビールに合わない訳が無い。食べても魚の種類が分からなかったが訊くのを忘れてしまった。醤油で食べるのだが置いてあった醤油の風味が落ちてしまっていたのが残念。だんだん店内が後客のランチで忙しくなってきたので、多分すぐ出るだろうと「スーチカー(三枚肉の塩漬け)」を追加。酒は泡盛の「多良川」(30度)をソーダ割りで。これまたジョッキで出てきたのだが、かなり濃くて嬉しい(でも後から”くる”な、きっと)。冷たくてもふわりと香り旨い。なぜか時間がかかって出てきた「スーチカー」は6切れで辛味もあるが、かなりの塩っ辛さ。泡盛がすすむ。先に出されていた”さんぴん茶”をチェイサーにして美味しくいただいた。”コーヒー割り”なんていうのがあったのが気になるナ。(勘定は¥1,800)

 


 

↓ 真砂町のアーケードにある「中部放送」(建築詳細不明)。入口の木戸にスクラッチタイル壁装飾となかなか渋い建物。残念ながらアーケードに隠れて上の方はよく見えない。

 

 


 

沖縄居酒屋 神室町商店heat

岐阜県岐阜市神室町1-15 吉田ビル1階

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 かむろまちしょうてん ひーと 沖縄料理 泡盛 オリオンビール 居酒屋 酒場 ランチ 近代建築 )

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