ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

金龍 (3) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2019年07月03日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市三番町の「のはら湯」で汗を流した後、どこかでビールを呑もうと思案。この日の昼にテレビで中華料理の番組を見てしまっていたので、中華で早い時間から開いている店がないか記憶を辿る。思いついたのは長良桜町の「金龍」。わざわざバスに乗って最寄りの停留所まで行き、歩いて店に向かう(←こんな事しなくても銭湯の近くで呑めばいい…)。まだ結構日差しがあって暑く、更に汗ばんだ状態で店に飛び込んだ。店はまだ開けたばかりとあって主人もカウンターで大相撲のTV観戦中。早速「ビール」(キリンラガー中瓶)を出してもらう。つまみは「餃子」。いつものように主人と娘さんの連携で調理が始まった。

なにせ喉がカラカラだったのですぐにビールが少なくなってしまう。焼き上がった「餃子」は手作り皮のもの。厚めのもっちりとした皮に包まれた中身は意外とあっさり味。いやぁ、旨い。早々にビールを追加したのでもう1品何か欲しい。前から頼んでみたかった「蟹沙飯(カニヤキメシ)」〔ママ〕をお願いした。娘さんが具材を用意し、主人が「ハイヨ」と受け取り、中華鍋で炒めが始まった。様々な具材の後に入れられた液体は酒かな。結構たっぷり使っている。しっかりと焼きを入れて供された。平皿に盛られた「蟹沙飯」を見て怯む…。ここの系統は盛りが多いことをすっかり忘れていた。「八代」ほどではないにせよ、たっぷり。具材は人参、玉ねぎ、ピーマン、椎茸、豚コマ、玉子、コーン、そしてもやしと色とりどりで盛り沢山。もちろん蟹身(本物)も入っている。多彩な具材の分、普通の炒飯よりさらに量が増えた感じ。中瓶とはいえ一気にビールを2本やってしまったお腹には不安が残る。炒めの塩梅は最高。ただ具材の多さと、結構な量が入ったコーンの甘味が強く、せっかくの蟹の風味は埋没してしまっている。もう少しシンプルに蟹を味わいたいなァ。注文したものを残せない性分なので、一般的なものの軽く2倍はある炒飯もしっかりと戴いた。腹がはち切れそうで歩くのもツライ…。(勘定は¥2,400)

以前の記事はこちらこちら

※令和元年10月1日を以って閉店されました。

 


 

↓ 店の近くにあった洋館付きの住宅(建築詳細不明)。庭木であまりよく見えないが装飾は少なく、壁面はスクラッチタイルのよう。

 

↓ パンパンのお腹をこなす為に長良川河畔まで歩く。岐阜城を頂く金華山下ではちょうど鵜飼の屋形船が何艘も動き始めていた。

 

 


 

純中華料理 金龍

岐阜県岐阜市長良桜井町1-15

 

( 岐阜 ぎふ 長良 ながら きんりゅう 純中華料理 桔梗園 ききょうえん 両面焼きそば 両面やきそば 蟹炒飯 炒飯 ヤキメシ カニヤキメシ 八代店 閉店 廃業 )

コメント (7)
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