ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

スタミナ屋本店 (2) @名古屋市北区・上飯田

2019年07月06日 | 名古屋(東区・北区)

娘が行きたいと言っていたので誘ったのだが、バイトがあるということで結局単独行になった上飯田の「スタミナ屋本店」再訪。ちょっと遅い時間だったが路地の奥に提灯が灯っていたので暖簾をくぐる。この日は梅雨入り前で爽やかな夜だったので表の戸は開け放されている。カウンター席に座り、まずは瓶ビール。キリンかサッポロか訊かれたので「サッポロ(赤星)」をお願いした。今までにこちらで食べたことの無い部位をということで「きも」と「仔袋」を注文したのだが、残念、両方とも痛恨の売り切れ…。仕方がないので「とんちゃん」と「軟骨」に変更。「タレにニンニクは入れますか?」と訊かれたが、次の日の事を考えて遠慮しておく。もう1品「漬物」も。ビールをクイッとやっていると、コンロに火が入れられ、平皿に盛られた肉が用意された。「とんちゃん」は何切れ入っているだろう、しっかりとした量が嬉しい。

早速コンロに肉をのせていく。火の入りに時間がかかる「とんちゃん」は先にのせ、まずは「軟骨」から。「軟骨」は薄くスライスしてコリコリとした食感を楽しむ感じのものが多いが、こちらはトロっとした食感のもの。うん、旨い。あっという間にビールは無くなったので次は「マス酒」を追加。気付かなかったが自分の座っている席の横に「三千盛」の樽があり、そこからチロリに入れ、皿にのった角の丸くなった桝にこぼしてくれる。塩も置いてくれるのがいいねェ。これと味の濃い「とんちゃん」を合わせていった。三千盛は元々辛口で、濃いめの味付けの料理でも埋没しないのでちょうどイイ。かつては市電(御成通線)の始発駅ということで賑わっていたという上飯田。市バスにとって代わられ、さすがに夜は賑やかとは言えない。女将さんが常連さんと往時を振り返って懐かしそうに喋っていらっしゃった。自分は色の抜けたブラウン管テレビを眺めながらそちらに聞き耳を立て、とんちゃんを口に入れては酒で流すを繰り返した(桝が漏れ気味なのでペースが早い)。ウメー。次はちょっと早めに行かなきゃ。(勘定は¥2,200程)

以前の記事はこちら

とんちゃん スタミナ屋本店

愛知県名古屋市北区上飯田西町3-33

 

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