以前に一度寄った事がある岐阜県美濃加茂市のとんかつ屋「寿々女(すずめ)」を再訪。今回は昼食で寄ってみた。向かいの土地にある駐車場に車を停めて店内へ。威勢のいい主人と女将が迎えてくれた。カウンター席に腰掛けたが、この日は先客の他に予約客も居るようで、後から次々と客が入ってくる盛況ぶり。断られる客も居て忙しそうだ。メニューからお願いしたのは銘柄豚である”ボーノポーク”のロースを使ったという「とんてき定食」。
しばらくしてカウンター越しに渡された「とんてき定食」は、平皿に盛られたとんてきと付け合わせの千切りキャベツ、ご飯、小皿のきゅうりの酢漬け、最初から醤油のかかった漬物、そしてあさりの味噌汁という布陣。メインのとんてきは大きめで、ソースの海に泳いでいる。肉は上面に包丁が入れてある。脂身のある部分を箸に取って口に入れてみるが、やや温度が低い。これはソースの温度で下がったのか調理がこういう感じなのか。ソースはケチャップ+ウスターソース的な定番の味付けで旨いのに間違いはないのだが、いくらなんでもちょっとソースが多過ぎる。肉が全部浸かって余りあるほど。白いご飯を汚さず食べるのは至難の業だ。カットもしてあるので食感も分かり辛いし、これだとせっかくの銘柄豚の肉質も埋没してしまうんじゃないかな。キャベツの山に避難しても結局ソースの強い味に支配されてしまった。次は丼物にしてみようっと。(勘定は¥1,600)
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とんかつ 呑喰処 寿々女
岐阜県美濃加茂市太田町1868-2
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