以前に愛知県岡崎市を訪れた際に、時間やら色々な都合で訪れることの出来なかった八幡町の中華料理屋「九州」を目指す。創業は昭和44年(1969)だそう。今回は自転車が無いので、車を停めたコインパーキングから歩いて店へ。ちょうど開店時間に到着して年季の入った店に入るとすでに先客が3組も。店はカウンターのみで、道路の反対側にオープンなテーブル席が設えてあった。老主人と若い男性が厨房内に。メニューはどれも安い。お願いしたのは「チャーハン」と「ワンタン小スープ・3ヶ」。主人はずっとコンロ前につきっきり。大きなプラスチック桶から大量のご飯を取り出し、鍋2つに同時投入している。狭い厨房で大変だ。凄い量の煙が店外に放出されている。
チャーハンばかり注文が入っているのかなと訝っていると、だんだん事情が読めてきた。もうすでに持ち帰りや出前の電話注文が沢山入っているのだ。出来上がったチャーハンは全てプラ容器に詰められている。物凄い量だ。そんな間にも電話がじゃんじゃん鳴り、後客も次々に来て道路向かいのスペースに案内されている。調理のほとんどは主人がやるので、来客応対まで捌ききれず、向かいの家からご家族だろう女性を呼んでいた。結局自分の「チャーハン」が出来上がるまでに30分以上の時間がかかった。凄い人気だ。
銘の入った楕円の平皿に盛られた「チャーハン」には紅生姜が添えられている。具材は細かく下ごしらえされていて、チャーシュー片、人参、刻みネギ、玉子が入っている。レンゲですくって口に運ぶ。自分好みのしっとりしたタイプで、味付けもちょうどいい感じ。特に特徴的な所がある訳ではないが、人気の程が伺える旨さだ。よくあれだけ一度に大量に調理して味を揃えることが出来るものだ。後から渡された「ワンタン小スープ」は、小さめの碗に盛られている。3つ入ったワンタンの具は小さく、デロンデロンの皮が泳ぐタイプ。これもシンプルで旨い。スープを啜りながら「チャーハン」を食べ進める。まだまだ表に車が停まっては後客が店内の様子を伺ったりしているので、サッと平らげて勘定してもらった。まだまだ主人は手を休めずフル回転で調理中。よくあんな細い体であのパワーが出るなァ。(勘定は¥760)
↓ 店に到着する前に六供(ろっく)地区を散策。市街を見渡す丘の上の細い路地の階段に猫が居るなと近寄っていくと(写真下1枚目)、横の畑の向こうに凄い洋館(建築詳細不明◇)が! 事前の情報は全く無かったので驚いた。入口の方に回ってみると門はまるでヴォーリズ建築のよう。それにしても複雑な設計の下見板張りの建物で、サンルームらしき部屋もあり、シュロの木が植わる完璧な洋館。惚れぼれするぐらいカッコイイ。後から調べてみても全然情報が得られなかったが、中がどうなっているのか調査はされているのかな。
ラーメン・餃子 九州
愛知県岡崎市八幡町2-59
( 岡崎 おかざき きゅうしゅう 中華料理 中華そば ぎょうざ ギョーザ 炒飯 雲吞 ワンタンスープ 近代建築 )