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ーサンクタムーSANCTUM
2010年 アメリカ
アリスター・グリアソン監督 リチャード・ロクスバーグ(フランク)リース・ウェイクフィールド(ジョシュ)アリス・パーキンソン(ヴィクトリア)ダン・ワイリー(クレイジー・ジョージ)クリストファー・ベイカー(J.D.)ジョン・ガーヴィン(ジム)ヨアン・グリフィズ(カール)
【解説】
『アバター』で映画界を新たなるステージへと導いたジェームズ・キャメロンが製作総指揮を務めるアドベンチャームービー。洞くつの中で展開される脱出劇が、キャメロン自らが改良したフュージョン・カメラ・システムによって臨場感たっぷりに描かれていく。監督は、『男たちの戦場』のアリスター・グリアソン。激流に押しつぶされる感覚や洞くつの天井に圧迫される感覚など、迫力と臨場感あふれる映像体験が楽しめる。
【あらすじ】
南太平洋にぽつりと浮かぶ島にある、熱帯雨林の奥地に広がる洞くつ。その地は、人が足を踏み入れてはいけない聖域(サンクタム)の様相を呈していた。そんな洞くつの謎に挑もうと探検隊がダイビングによる調査を試みるが、巨大なサイクロンが襲い掛かり……。(シネマトゥデイ)
【感想】
この作品、「アバター」のジェームズ・キャメロンの3D映画のように宣伝していませんでしたか?
それで、DVD鑑賞をと思ったわけですが、キャメロン監督じゃないやん!
製作総指揮には名前がありましたが。
しかも、ヨアン・グリフィズのほか、知らない俳優さんばかり。
しかも、ヨハンが主役じゃないし。
「あれー?」という思いで見ていたら、なんと、私の苦手なサバイバルもの。
あちゃー!!
失敗だ。
パプアニューギニアの巨大洞窟を探検しているグループが、突然のサイクロンに襲われ、洞窟内の水位が急上昇する中、そこからの脱出を試みるストーリー。
軸になっているのは、探検に命をかける父親と、反発しつつも父に従う息子の物語でした。
ひとりひとり順番に、しかもあまりいい亡くなり方をしないので、かなりグロテスクな感じで続いていきます。
まるで、ポセイドンアドベンチャーのような先の見えない、息苦しい脱出劇ですが、最後まで頑張ってみたら、父の思いが息子に届いて、いやな終わり方ではありませんでした。
純粋に、サバイバル映画としてみたら、その方面の好きな方には、よい映画と評価されたと思うけど、「アバター」をイメージした宣伝の仕方は、私のような観客を引き入れてしまうので、評価の点では、マイナスだったのではと思いました。
始まってすぐに、すごーく後悔しました。
オススメはしません。