マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

Mr.ブルックス完全なる殺人者

2009-05-12 10:04:31 | 映画ーDVD
ーMr.ブルックス完全なる殺人者ーMR. BROOKS
2007年 アメリカ
ブルース・A・エヴァンス監督 ケヴィン・コスナー(アール・ブルックス)デミ・ムーア(トレーシー・アトウッド)デイン・クック(ミスター・スミス)ウィリアム・ハート(マーシャル)マージ・ヘルゲンバーガー(エマ・ブルックス)ダニエル・パナベイカー(ジェイン・ブルックス)レイコ・エイルスワース(シェイラ)

【解説】
ケヴィン・コスナーが、抑えられない殺人衝動を持て余す連続殺人鬼を怪演するサイコ・スリラー。監督は『スタンド・バイ・ミー』の脚本家ブルース・A・エヴァンス。殺人鬼ブルックスを追い詰める女性刑事をデミ・ムーア、ブルックスにかかわるカメラマンを『噂のアゲメンに恋をした!』のデイン・クックが演じる。本人自ら続編を望んでいるというほどハマったケヴィンの殺人鬼ぶりと、人間の狂気をえぐったサスペンスフルな展開が見どころだ。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
成功したビジネスマンとして、誰もがうらやむ人生を送るブルックス(ケヴィン・コスナー)。しかし、彼の裏の顔は、“指紋の殺人鬼”として殺人を繰り返す天才連続殺人鬼だった。抑え切れない殺人衝動と葛藤(かっとう)しながらも殺人をやめる決意をした彼は、最後と決めた犯行の中で初めてミスで犯し、完ぺきだった二重生活をほころばせていく。(シネマトゥデイ)

【感想】
完全なる連続殺人鬼ブルックスにケヴィン・コスナー、それを追う刑事にアトウッドにデミ・ムーア。
ブルックスの中のもう一人の人格としてのマーシャルとしてウィリアム・ハート。
すごいキャストです。

設定もおもしろい。
高卒から、自分で立ち上げたパッケージ会社を一流の会社にしたブルックス。
商工会議所が「今年の顔」に選んだ人物。
美人の妻と、愛する一人娘、人もうらやむ美しい家に住んでいて、順風満帆の人生、に見えた。

ところが、マーシャルが誘惑する。
「ちょっとダンスを見ていこう」

ブルックスは、殺人依存症。
この2年は依存症の会に入り、自分を抑えようとしていた。
この夜は、マーシャルの誘惑に勝てなかった。
ひとたび決心すると、完全なる殺人鬼サムプリント・キラーに変身する。
マーシャルに「これで終わりだ」と宣言するが、単純なミスからスミスと名乗る男に脅迫され、彼を殺人現場に同行するはめに。

一方、アトウッドはお金持ちの娘だが、父親を見返すために敏腕刑事としてその検挙率を誇っている。
サムプリント・キラーを2年前に取り逃がして以来、次の犯行を待っていた。
でも、今は最悪のタイミング、夫から多額の慰謝料を要求される離婚調停の真っ最中。
おまけに、自分が検挙した殺人者が脱獄し、彼女の命を狙っていた。

この二人がどう絡んでいくかが、この映画のお楽しみなのに、終わってみれば、二人が同じシーンに登場することはない。
結局、追いつめられもしない。
それが、不満でした。

ケヴィン・コスナーは、これがシリーズ化できるじゃないかと思っているようだけど、もう少しインパクトがないと、難しいんじゃないかなあ。

デミ・ムーアの立ち姿は、本当に美しい。
ブルックスとマーシャルの同調性も面白かった。
テンポも、映像も発想も面白いのに、なんか足りない。
惜しいなあ。



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