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ーバードーBIRD
1988年 アメリカ 161分
クリント・イーストウッド監督 フォレスト・ウィテカー (チャーリー・“ヤードバード”・パーカー)ダイアン・ヴェノーラ (チャン・リチャードソン・パーカー)マイケル・ゼルニカー サミュエル・E・ライト
【解説】
バードとは、モダン・ジャズの祖でありビ・バップの創始者でもある、サックス奏者チャーリー・パーカーの愛称。ジャズ好きで知られるイーストウッドが、丹精こめて描く、自らのアイドルの伝記。麻薬に溺れ、自己の内面と向き合い傷つきながら、己の芸術を勝ち取っていった男の苦闘を描く。(allcinema ONLINE )
【感想】
先日鑑賞した作品の「セッション」の中に、チャーリー・バーカーのシンバル投げが語られていました。
すごいジャズ奏者のチャーリー・パーカーでさえ、新人の頃は演奏が下手で、ドラマーからシンバルが飛んできたという逸話です。
そこで、イーストウッド監督の名作で、チャーリー・パーカーの伝記的作品を見ることにしました。
主演はフォレスト・ウィテカー。
有名なシンバル投げも織り込みつつ、チャーリーがビ・バップと呼ばれる、今ではジャズの当たり前の演奏様式を確立していく様子、栄光の影でアルコールと麻薬によって健康を失って行く辛い姿などが描かれていました。
イーストウッド監督の、ジャズ愛に溢れた作品。
でも、音楽が中心と言うより、チャーリーの生涯と苦悩がメインなので、少し暗い作品になっていました。