マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ハンコック

2008-10-07 11:40:30 | 映画ー劇場鑑賞
ーハンコックーHANCOCK
2008年 アメリカ 
ピーター・バーグ監督
ウィル・スミス(ジョン・ハンコック)シャーリーズ・セロン(メアリー・エンブリー)ジェイソン・ベイトマン(レイ・エンブリー)

【解説】
アルコール好きで力加減のできない嫌われ者のヒーロー、ハンコックが暴走するヒーロー・アクション。市民に迷惑がられる日々から一転、愛される真のヒーロー目指し、まい進していく。ハンコックを演じるのは、『アイ・アム・レジェンド』のウィル・スミス。共演はオスカー女優シャーリーズ・セロン、『キングダム/見えざる敵』のジェイソン・ベイトマン。砂浜に上がったくじらを海に投げ入れたりと、これまでのヒーロー像をくつがえす型破りな活躍は見逃せない。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
強大な力を持つヒーロー、ハンコック(ウィル・スミス)だが、酒好きでキレやすく市民には歓迎されていない。ある日、事故を防ぐために電車をエルボーで止めたハンコック。このときに助けられたPRマンのレイ(ジェイソン・ベイツマン)は、嫌われ者のハンコックに真のヒーローになってもらうべくさまざまな戦略を練るが……。(シネマトゥデイ)

【感想】
圧倒的なパワーを持ち、人助けの意識もあるのに、やることが破天荒で、空気の読めないヒーロー・ハンコック(ウィル・スミス)。
ウィル・スミスの善人としてのイメージがあるから、嫌われずにすんだのではないかな?
俳優本人のイメージに助けられているキャラクターです。

踏切事故に巻き込まれそうになって、ハンコックに命を助けてもらったレイ(ジェイソン・ベイトマン)。
人助けをしているのに、みんなから嫌われているハンコックのイメージ改善に乗り出します。

レイのアドバイスは、現在においていかにイメージ作りが大切か、示唆を含んでいると思いました。

ハンコックがイメージを改善してからが、本当の見せ所。
呆気にとられている間に、どんどんお話は進んで行きました。

ひと味違ったヒーローもの。
なかなか楽しめました。


最後の初恋

2008-10-07 11:32:30 | 映画ー劇場鑑賞
ー最後の初恋ーNIGHTS IN RODANTHE
2008年 アメリカ/オーストラリア
ジョージ・C・ウルフ監督
リチャード・ギア(ポール・フラナー)ダイアン・レイン(エイドリアン)スコット・グレン(ロバート)ジェームズ・フランコ(マーク・フラナー)クリストファー・メローニ(ジャック)ヴィオラ・デイヴィス(ジャン)

【解説】
嵐が近づくノースカロライナ州の海辺の街を舞台に、運命的な出会いを果たす中年の男女を描くラブロマンス。『きみに読む物語』などで知られる人気作家ニコラス・スパークスの原作の世界を、『コットンクラブ』『運命の女』などで共演歴のあるリチャード・ギアとダイアン・レインが味わい深い演技で体現する。共演にはジェームズ・フランコ、スコット・グレン。偶然が導いた一生を左右するほどの一大ロマンスに、引き込まれる。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
身勝手な夫や思春期の娘との関係を考え直すため、ノースカロライナ州のローダンテという海辺の小さな街にある友人の宿を手伝いにきたエイドリアン(ダイアン・レイン)だが、大きな嵐が来るという予報を聞く。そこへ宿の唯一の客となるドクター・ポール(リチャード・ギア)が到着するが、彼もまた心に問題を抱えていた。(シネマトゥデイ)

【感想】
リチャード・ギアとダイアン・レイン、「運命の女」のコンビです。
この作品がよかったから、私はもういいなあ、とは思ったのですが、やはり、見ちゃいました。

見終わって、意外、本格的なメロドラマでした。
メロドラマ好きには、好まれるでしょうね。

☆ネタバレ
海辺のホテルにわけありの男・ポール(リチャード・ギア)が宿泊する。
彼は、外科医で手術で患者が亡くなり、告訴されていたのだ。
迎えるのも、臨時に頼まれた離婚を目の前にした傷心の女性・エイドリアン(ダイアン・レイン)。
折しも嵐に襲われ、二人は結ばれるー。

作る側も、この二人の純愛だけではもたないと思ったのでしょう。
ポールが手術をして、亡くなった女性の夫ロバート(スコット・グレン)が、しんみりと妻について語るシーンが、ぐっと胸に来ました。
さらにクライマックスには、娘との確執を解く、感動的なシーンも盛り込まれていました。

中年男女の純愛ということで、「マディソン郡の橋」を思い出しましたが、越えることはできませんでしたね。

ダイアン・レインの顔のアップ、きれいだけど、やはり若くはない。
でも、その表情は自信に満ちていて、女性の励みになります。

そう、女には年齢なんて関係ないのです。


パラノイド・パーク

2008-10-07 11:30:41 | 映画ーDVD
ーパラノイドパークーPARANOID PARK
2007年 フランス/アメリカ
ガス・ヴァン・サント監督 ゲイブ・ネヴァンス(アレックス)テイラー・モンセン(ジェニファー)ジェイク・ミラー(ジャレッド)ローレン・マッキニー(メイシー)スコット・グリーン(スクラッチ)ダン・リウ(リチャード・ルー刑事)

【解説】
『エレファント』でカンヌ映画祭パルムドールに輝き、本作でもカンヌ国際映画祭60周年記念特別賞を受賞したガス・ヴァン・サントの監督最新作。ブレイク・ネルソンの同名小説を基に、ある秘密を抱えた少年の脅え、不安、さらには精神的な逃避を紡ぎ出す。主人公を演じるのは、注目の美少年ゲイブ・ネヴァンス。『2046』のクリストファー・ドイルが撮影監督を務めている。斬新で研ぎ澄まされた映像美と、少年の繊細(せんさい)なドラマの行方に注目だ。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
始めたばかりのスケートボードに夢中で、ボーダーたちが集まるお気に入りの場所“パラノイドパーク”に出かける日々を送っていた16歳のアレックス(ゲイブ・ネヴァンス)。しかしある日、彼はふとした弾みで1人の男性を死なせてしまう。目撃者が誰もいない中、不安や脅えに駆られたアレックスは……。(シネマトゥデイ)

【感想】
この作品の予告編を、何回か映画館で見ました。
面白そう!見たいなあ、と思っているうちに、劇場公開は終わってしまいました。

予告編で、少年が人を押して死なせてしまうシーンが出てきます。
で、サスペンスだと思い込んでいたのですが、この作品は、全編を通じて少年の心象を表している映像が流れているという作品でした。
寒々とした風景、スローモーションで追いかけて行くスケートボードの映像。
少年が心のうちを書き留める日記。
それらで、思春期の少年の心の風景を映し出そうとしていたみたいでした。

予告編で、人が死ぬのがわかっていたから、それがどうストーリーに関わるのかという点にしぼってみてしまうと、それは、唐突に、しかも衝撃的な形で現れて、そのあとの説明はなしでした。
だから、この作品が何が言いたいのかを、すっかり見落としてしまう結果になってしまいました。
予告編で、事件を見せない方がよかったのではないかなあ、と思いました。

しかも、主人公アレックスを演じているゲイブ・ネヴァンスが、すごい美少年。
10代の頃のジョニー・デップはこんなだっただろうなあ、とうっとり見てしまって、この作品の本質を見失ってしまったようでした。

結局私は、この映画の主旨がわからないまま終わってしまいました。

スーパーバッドー童貞ウォーズ

2008-10-07 11:23:16 | 映画ーDVD
ースーパーバッドー童貞ウォーズーSUPERBAD
2007年 アメリカ
グレッグ・モットーラ監督 
ジョナ・ヒル(セス)マイケル・セラ(エバン)クリストファー・ミンツ=プラッセ(フォーゲル)ビル・ヘイダー(スレイター)セス・ローゲン(マイケルズ)マーサ・マックアイサック(ベッカ)エマ・ストーン(ジュールズ)アヴィヴァ(ニコラ)

【解説】
高校卒業を間近に控えた冴えない童貞3人組が、パーティーに誘われたことを機にそれぞれ意中の女の子との初体験を目指して奮闘するさまを下ネタ満載で描いた青春コメディ。(allcinema ONLINE)

【感想】
たいそうな副題がついているわりには、たわいもない感じがしました。

高校の卒業を間近に控えたセス(ジョナ・ヒル)とエバン(マイケル・セラ)。
女の子のパーティーに初めて呼ばれて、お酒の調達を頼まれ、安請け合いをしてお酒を買いに行くのですが、コンビニ強盗と出くわして、あとはお決まりのドタバタ。
果たして、意中の女の子を相手に、童貞喪失はできるのか…?

パトカーのとんでるおまわりさん役が脚本を書いたセス・ローゲン。
私は個人的には、このおまわりさんたちとフォーゲル(クリストファー・ミンツ=プラッセ)のサイドストーリーの方が面白かった。

 この人がセス・ローゲン

いかにもオタクみたいなフォーゲルと、おバカ警官のコンビ。
なんとも、息が合っているような、いないようなマがとても面白かったです。

エバン役のマイケル・セラは、「ジュノ」の彼氏役。
主人公の二人は、まるで演技していないような自然な演技で、ほのぼのした感じがよかったです。

夜中に見終わって寝てしまったので、特典を見ないで返してしまいました。
友達が「特典も面白かったのに!」というので、とても残念な気持ちです。
かといって、もう一度借りようとは思わないしなあ…