ーボーン・アルティメイタムー
2007年 アメリカ ポール・グリーングラス監督 マット・デイモン(ジェイソン・ボーン)ジュリア・スタイルズ(ニッキー・パーソンズ)デヴィッド・ストラザーン(ノア・ヴォーゼン)スコット・グレン(エズラ・クレイマー)ブライアン・コックス(-)パディ・コンシダイン(サイモン・ロス)クリス・クーパー エドガー・ラミレス(パズ)ダニエル・ブリュール ジョーイ・アンサー(デッシュ)コリン・スティントン(ニール・ダニエルズ)アルバート・フィニー(アルバート・ハーシュ)ジョーン・アレン(パメラ・ランディ)トム・ギャロップ コーリイ・ジョンソン
【解説】
記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンが活躍する大ヒット・シリーズの第3作。今作では、ついにボーンが自らの忌まわしい過去と対峙(たいじ)し、彼の“自分探しの旅”に衝撃の結末が訪れる。主人公のボーンを演じるのは、前2作に引き続きマット・デイモン。監督は前作『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラスが務めている。息をもつかせぬスリリングな展開と、3つの都市を舞台に繰り広げられる迫力のアクション・シーンが堪能できる。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、“トレッドストーン計画”などに関する取材を進めていた新聞記者ロス(パディ・コンシダイン)とロンドンで接触しようとしたボーン(マット・デイモン)。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者(エドガー・ラミレス)に狙撃されてしまう。(シネマトゥデイ)
【感想】
TVで2週続けて前作を予習復習済みだったので、「アルティメイタム」の世界にもすんなり入っていけました。
いきなりスピーディな展開。
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、前作に引き続き、モスクワで追われていました。
ここから息つく暇もなく、次々と展開される局面。
でも、観客が置いていかれることはありません。
モスクワ、パリ、マドリード、モロッコ、ニューヨーク、場所は次々に変われど、ボーンは追われ続けます。
暗殺者はどこにでもいて、指令を受けて起き上がり、ボーンを執拗に狙ってきます。
かつてボーンも暗殺者、殺人マシーンだった…。
観客がボーンに惹かれるのは、彼が決してなくすまいと、懸命にしがみついている人間性、人の心です。
しかし、これにしがみつく故に、CIAは彼を裏切り者、敵として抹殺するために追い続けます。
組織や国家が群れをなして襲いかかってくるのです。
個としての人間は弱い。
しかし、ボーンはかつて訓練されて研ぎすまされた危険回避能力や語学力を駆使してたったひとり、確信に迫っていきます。
過去の自分が消え、新しい自分が生まれた場所で、自分に何が起こったのかを見極めるために。
追われるものがやがて、追うものに変わっていきます。
3部作の最高傑作となりました。
私はカーチェイスのところで、あまりに集中していたので、車酔いを起こしそうになってあわてました。
ちょっと肩の力を抜いて一息入れました。
ボーンとパメラ・ランディ
これほどまでに緊張感溢れるシーンがこれでもかと続いていくのですが、ニッキー(ジュリア・スタイルズ)やパメラ・ランディ(ジョーン・アレン)との情の絡みもしっかりあって、最後の暗殺者とのやりとりなど、細かいシーンをラストにつなげてありました。
うまいよね。
この静かな終わり方って、さらに続編につなげるつもりなのでしょうか?
それにしても、この3部作でマットは逞しくなりましたよね。
2007年 アメリカ ポール・グリーングラス監督 マット・デイモン(ジェイソン・ボーン)ジュリア・スタイルズ(ニッキー・パーソンズ)デヴィッド・ストラザーン(ノア・ヴォーゼン)スコット・グレン(エズラ・クレイマー)ブライアン・コックス(-)パディ・コンシダイン(サイモン・ロス)クリス・クーパー エドガー・ラミレス(パズ)ダニエル・ブリュール ジョーイ・アンサー(デッシュ)コリン・スティントン(ニール・ダニエルズ)アルバート・フィニー(アルバート・ハーシュ)ジョーン・アレン(パメラ・ランディ)トム・ギャロップ コーリイ・ジョンソン
【解説】
記憶を失った元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンが活躍する大ヒット・シリーズの第3作。今作では、ついにボーンが自らの忌まわしい過去と対峙(たいじ)し、彼の“自分探しの旅”に衝撃の結末が訪れる。主人公のボーンを演じるのは、前2作に引き続きマット・デイモン。監督は前作『ボーン・スプレマシー』のポール・グリーングラスが務めている。息をもつかせぬスリリングな展開と、3つの都市を舞台に繰り広げられる迫力のアクション・シーンが堪能できる。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、“トレッドストーン計画”などに関する取材を進めていた新聞記者ロス(パディ・コンシダイン)とロンドンで接触しようとしたボーン(マット・デイモン)。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者(エドガー・ラミレス)に狙撃されてしまう。(シネマトゥデイ)
【感想】
TVで2週続けて前作を予習復習済みだったので、「アルティメイタム」の世界にもすんなり入っていけました。
いきなりスピーディな展開。
ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、前作に引き続き、モスクワで追われていました。
ここから息つく暇もなく、次々と展開される局面。
でも、観客が置いていかれることはありません。
モスクワ、パリ、マドリード、モロッコ、ニューヨーク、場所は次々に変われど、ボーンは追われ続けます。
暗殺者はどこにでもいて、指令を受けて起き上がり、ボーンを執拗に狙ってきます。
かつてボーンも暗殺者、殺人マシーンだった…。
観客がボーンに惹かれるのは、彼が決してなくすまいと、懸命にしがみついている人間性、人の心です。
しかし、これにしがみつく故に、CIAは彼を裏切り者、敵として抹殺するために追い続けます。
組織や国家が群れをなして襲いかかってくるのです。
個としての人間は弱い。
しかし、ボーンはかつて訓練されて研ぎすまされた危険回避能力や語学力を駆使してたったひとり、確信に迫っていきます。
過去の自分が消え、新しい自分が生まれた場所で、自分に何が起こったのかを見極めるために。
追われるものがやがて、追うものに変わっていきます。
3部作の最高傑作となりました。
私はカーチェイスのところで、あまりに集中していたので、車酔いを起こしそうになってあわてました。
ちょっと肩の力を抜いて一息入れました。
ボーンとパメラ・ランディ
これほどまでに緊張感溢れるシーンがこれでもかと続いていくのですが、ニッキー(ジュリア・スタイルズ)やパメラ・ランディ(ジョーン・アレン)との情の絡みもしっかりあって、最後の暗殺者とのやりとりなど、細かいシーンをラストにつなげてありました。
うまいよね。
この静かな終わり方って、さらに続編につなげるつもりなのでしょうか?
それにしても、この3部作でマットは逞しくなりましたよね。