マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

スターダスト

2007-11-08 10:54:45 | 映画ー劇場鑑賞
ースターダストー
2007年 アメリカ/イギリス マシュー・ヴォーン監督 ニール・ゲイマン 、チャールズ・ヴェス原作 クレア・デインズ(イヴェイン)チャーリー・コックス(トリスタン)シエナ・ミラー(ヴィクトリア)リッキー・ジャーヴェイス(ファーディ)ジェイソン・フレミング(プライマス)ルパート・エヴェレット(セカンダス)ピーター・オトゥール(ストームホールド王)ミシェル・ファイファー(ラミア)ロバート・デ・ニーロ(キャプテン・シェイクスピア)ベン・バーンズ(ダンスタン(青年時代))

【解説】
ニール・ゲイマンのベストセラー・グラフィックノベルを映画化したファンタジー超大作。越えてはならない壁の向こうに落ちた流れ星を探すため、壁の外に広がる魔法の国を旅する青年の冒険を描く。監督は『レイヤー・ケーキ』のマシュー・ヴォーン。主人公の青年を『カサノバ』のチャーリー・コックスが、美女に姿を変えた流れ星を『ロミオとジュリエット』のクレア・デインズが演じる。ミシェル・ファイファー、ロバート・デ・ニーロら豪華俳優陣が演じるユニークなキャラクターが見どころ。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
イギリスの外れにあるウォール村の青年トリスタン(チャーリー・コックス)は、村一番の美女ヴィクトリア(シエナ・ミラー)に恋をしていた。ある夜、村にある壁の向こうに落ちた流れ星を目にした彼は、それを愛の証としてヴィクトリアにプレゼントすることを決意。壁の外に広がる魔法の国ストームホールドへと足を踏み入れる。(シネマトゥデイ)

【感想】
前半はちょっともたもたしていて、眠くなりましたが、役者が揃ってくると、さすがに面白く、最後はめでたしめでたしーとっても満足できました。

ミッシェル・ファィファーがそこまでやるかーと思うほど、ボロボロになりながら大奮闘。

デ・ニーロも女装までして盛り上げていました。
船長思いのクルーたちもよかったなあ。

ゴーストになった王子たちも面白かったし、頼りなかったトリスタンが徐々に成長して行く姿が微笑ましかったです。

お姫様役のクレア・デインズが、私にはあまり美しく見えず、おとぎ話のお姫様としては役不足かなあと不満でした。
トリスタンのお母さん役の女優さんももう少しきれいだったらなあ。

映像もきれいで、やはりこういう映画は映画館で見たいものだと思いました。


オリヲン座からの招待状

2007-11-08 10:52:40 | 映画ー劇場鑑賞
ーオリヲン座からの招待状ー
2007年 日本 三枝健起=監督 浅田次郎=原作 宮沢りえ(豊田トヨ)
加瀬亮(仙波留吉)
宇崎竜童(豊田松蔵)
田口トモロヲ(三好祐次(平成))
中原ひとみ(豊田トヨ(平成))
樋口可南子(三好良枝(平成))
原田芳雄(仙波留吉(平成))

【解説】
京都を舞台に激動の時代に翻弄(ほんろう)されながらも、老舗の映画館を守り続けた男女の純愛と奇跡を描く感動ドラマ。浅田次郎の「鉄道員(ぽっぽや)」最終編に所収されている同名小説を、『ジェニファ 涙石の恋』の三枝健起監督が映像化。主演は『たそがれ清兵衛』の宮沢りえと『硫黄島からの手紙』の加瀬亮。貧乏に耐えながら映画館を守り続け、映画への明かりをともし続けた2人の固いきずなが感動を呼ぶ。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
昭和25年の開館以来、オリヲン座の館主を務めてきた豊田松蔵(宇崎竜童)が病に倒れ、その弟子だった留吉(加瀬亮)が志を引き継ぎ、先代の妻トヨ(宮沢りえ)と映画館を守ることになった。映画産業が斜陽になり、周囲の人間に陰口をたたかれながらも、2人は映画を愛し、互いを思いやり続けた。(シネマトゥデイ)

【感想】
浅田次郎は私の泣きのツボを知っているみたいだなあ。
今回も泣かされました。

「ニューシネマパラダイス」へのオマージュも感じたし、「無法松の一生」を骨格に使っていて、あの時代の映画への愛着も感じられました。

どこの街角にもあった映画館。
私の育った町にもあって、友達のおばちゃんに連れて行ってもらったことも思い出しました。
そう言えば、母は封切館へしか行かない人だったなあ。

貧しい時代、人と人とのつながりを大切にした、時代だよなあって涙がこぼれました。

 トヨ(宮沢りえ)と留吉(加瀬亮)

私はあそこに出てくるゆうちゃんやよしこちゃんと同世代かなあ。
「3丁目の夕日」より、私の昭和のイメージだったけれどなあ。
からからと回る映写機の音や、かりかり削る鰹節の音。
げたの音、町にあふれている匂いなんかも想像できて、いい感じだと思いました。

途中、だるく感じるところもあったけど、おおむね良かった。
映画館の閉館で終わるラストシーンは、切なかったです。
原田芳雄さんのあいさつは心に残りました。

トヨさんと留吉さんは結局どうだったの?とも思うけど、まあ、どっちでもいいじゃない。
私は、二人は先代への思いを大切にしながら、夫婦らしく過ごせたんだと思うことにします。

心が通じることが一番。
愛と信条が貫けたら、人生は二重丸でしょう!!