マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

靴に恋して

2007-11-01 18:40:46 | 映画ーTV
ー靴に恋してー
2002年 スペイン ラモン・サラサール監督 アントニア・サン・フアン 、ナイワ・ニムリ 、アンヘラ・モリーナ 、ビッキー・ペニャ 、モニカ・セルベラ 、エンリケ・アルキデス 、ダニエレ・リオッティ 、ルドルフォ・デ・ソーザ 、ロラ・ドゥエニャス

【解説】
靴を履き替えるように、人生をやり直すことができるのか? スペイン・マドリッドを舞台に、恋や仕事、家庭に迷う5人の女性の運命が交錯する愛の讃歌。監督は、スペインの新鋭ラモン・サラサール。出演は『オープン・ユア・アイズ』のナイア・ニムリ、『めざめ』のアンヘラ・モリーナ、『オール・アバウト・マイ・マザー』のアントニア・サン・ファンらスペインを代表する女優が勢ぞろい。グッチ、プラダなど、300足あまり登場する高級ブランド靴にも注目。

【あらすじ】
靴デザイナーを夢見ながらも自分を見失い、盗んだ靴で毎夜踊るレイレ(ナイワ・ニムリ)。そんな彼女に失望した恋人は去っていった。知的障害者の娘と2人で暮らすアデラ(アントニア・サン・ファン)はクラブ経営者。ある日、客の1人からデートに誘われる。 (シネマトゥデイ)

【感想】
アニータ(スニーカーをはく女)=自閉症
イザベル(自分のサイズより小さいサイズの靴をはく女)=上流階級の人妻だが離婚を考えている
アデレ(扁平足の女)=クラブを経営しているアニータの母
レイレ(盗んだ靴をはく女)=愛する男に捨てられた
マリカルメン(スリッパをはく女)=再婚したとたん夫が亡くなり、3人の子供の面倒を見ているタクシードライバー

この5人の人生が、交錯しながらストーリーは進んで行きます。
ありそうな話の連続だけど、女たちはいろんな感情の狭間を行ったり来たりしながら、自分の人生を精一杯生きる姿が感動的です。

イザベルは心の離れてしまった夫と別れる決心をし、アデレは水商売から足を洗って娘とともに生きる決心をしました。

レイレは、男への未練を断って新しい土地で生きる決心をしました。

一番大変なマリカルメンも、子供たちと生きて行くのでしょう。

それぞれの女優たちが、ファッションや靴や演技を競って、いい作品でした。