金森正臣先生のカンボジアの文化・教育・食べ歩き体験記
金森先生のカンボジア日記
市場の惣菜売り 連発1
2007年11月15日 / 食
市場の惣菜売り 連発1 2007.11.14.金森正臣
カンボジアの一般家庭では、夕食の惣菜を外から買ってくることが多い。農村部の一般家庭で見ると、かなりの調理器具を揃えている。しかしながら、地方の市場を見ると、だいたい惣菜屋が繁盛している。これからの報告は、カンボジアの北西部、カンボジアの第3番目の都市(つい数年前までは第2番目であったが、最近観光地のシェムリアップ:アンコールワットのある町に抜かれて3番目になった)の市場の夕方の風景。朝も道端で、クイティウ(米の麺のかけそば風)などを食べている。聞くと家でスープを作るのに時間がかかるので、手軽に外で食べると言う。お客さんに行くと結構しっかりした料理が出てくるのだが。カンボジア人の合理性の考え方は、日本人とはかなり異なっている面がある。
写真は、夕方になると出てくる店で、日中は営業していない。手前のバケツの中に入っているのは、ヤシの木から採集した砂糖や納豆菌を使った醤油などの調味料。醤油は、もどきと言うか味噌もどきと言うか。味は日本人によく合う。大豆はつぶれておらず、味噌と醤油の中間のドロドロ。
奥の机の上のコンロの上の鍋が、いろいろな惣菜。店によって扱うものが違うし、味も違う。それぞれ好みのお得意さんがあるらしい。中間のテーブルの上にあるのは、野菜類。切ってあるものが多い。好きな量だけ入れてもらって、値段を交渉。秤も無くかなり気分によって値段が違うようだが、まあ双方納得が出来ればいいかと言ったところ。以前に書いたことがあるが、この市場では、お米をはかる100kg秤で、1kgぐらいの野菜を量り売り。誤差の方が大きいと思うのだが、お互いに納得していてトラブルはなし。秤は単に、「量った」と言う事実が大切で、儀式の様なもの。だから量らなくても、問題はない。
日本で25年ぐらい以前に、美術のある先生と一緒に、学生の家庭にある包丁の数を調べたことがある。1本だけと言う家庭が一番多く、次いで数本、4本以上は非常に少なかった。全く包丁の無い家庭もあり、どうしているか聞いたら、切った野菜を買ってきていると言う。ちなみに我が家は、菜切りに、刺身包丁、出刃、牛刀など10本以上ある。小魚を開くためにも数本。その他にも大型動物解体用のナイフなど数本、ちょっと使いきれていないが、単なるマニアではなく、以前には使っていた。以前には、刃物マニアの傾向もあったが、現在は関心なし。
カンボジアの一般家庭では、夕食の惣菜を外から買ってくることが多い。農村部の一般家庭で見ると、かなりの調理器具を揃えている。しかしながら、地方の市場を見ると、だいたい惣菜屋が繁盛している。これからの報告は、カンボジアの北西部、カンボジアの第3番目の都市(つい数年前までは第2番目であったが、最近観光地のシェムリアップ:アンコールワットのある町に抜かれて3番目になった)の市場の夕方の風景。朝も道端で、クイティウ(米の麺のかけそば風)などを食べている。聞くと家でスープを作るのに時間がかかるので、手軽に外で食べると言う。お客さんに行くと結構しっかりした料理が出てくるのだが。カンボジア人の合理性の考え方は、日本人とはかなり異なっている面がある。
写真は、夕方になると出てくる店で、日中は営業していない。手前のバケツの中に入っているのは、ヤシの木から採集した砂糖や納豆菌を使った醤油などの調味料。醤油は、もどきと言うか味噌もどきと言うか。味は日本人によく合う。大豆はつぶれておらず、味噌と醤油の中間のドロドロ。
奥の机の上のコンロの上の鍋が、いろいろな惣菜。店によって扱うものが違うし、味も違う。それぞれ好みのお得意さんがあるらしい。中間のテーブルの上にあるのは、野菜類。切ってあるものが多い。好きな量だけ入れてもらって、値段を交渉。秤も無くかなり気分によって値段が違うようだが、まあ双方納得が出来ればいいかと言ったところ。以前に書いたことがあるが、この市場では、お米をはかる100kg秤で、1kgぐらいの野菜を量り売り。誤差の方が大きいと思うのだが、お互いに納得していてトラブルはなし。秤は単に、「量った」と言う事実が大切で、儀式の様なもの。だから量らなくても、問題はない。
日本で25年ぐらい以前に、美術のある先生と一緒に、学生の家庭にある包丁の数を調べたことがある。1本だけと言う家庭が一番多く、次いで数本、4本以上は非常に少なかった。全く包丁の無い家庭もあり、どうしているか聞いたら、切った野菜を買ってきていると言う。ちなみに我が家は、菜切りに、刺身包丁、出刃、牛刀など10本以上ある。小魚を開くためにも数本。その他にも大型動物解体用のナイフなど数本、ちょっと使いきれていないが、単なるマニアではなく、以前には使っていた。以前には、刃物マニアの傾向もあったが、現在は関心なし。
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