市場の惣菜売り 連発6

市場の惣菜売り 連発6               2007.11.16.金森正臣

 こちらは、干した魚を売っている。これは買って帰っても、家庭で調理が必要。調理済みの惣菜と組み合わせて使う家も多いが、調理済みだけで済ます家庭もある。日本でも最近は、コンビニ弁当で済ます遠足の子どももいると言う。もっと進んでいるのかもしれない。最も、熱帯では普段時間のかかる調理法はあまりしない。お客さんが来ると、じっくり時間をかけるが、いつもは簡単。

 前の板に乗っている左端の切り身と次の細長くして干してある身は、ライギョの仲間か?塩がしてあり、焙ったりから揚げしたり。やや硬いので、火を通してからたたくとみが解れる。酒の肴、お粥に合う。中央の細長い魚は、口も細く日本では見かけない淡水魚。味は良く、塩干したものをから揚げする。その奥の白いのは、ナマズの塩干。かなり脂が乗っていて、スープなどで食べたことがある。ある日本人は、油が臭くてだめだと言った。右手前もナマズの仲間に近いが、あまり油は無い白身の魚。焼いて食べる。その奥の秤の隣の開きは、ライギョの仲間。焼いてサラダなどに入れる場合もある。奥の籠に入ったシャモジ付きの小魚は、何だか不明。塩干してある。敷物に蓮の葉を使っている。カンボジアでは、市場で物を包むのに良くハスの葉が使われる。さすが熱帯。何時でもハスの葉も花もある。花や葉を集める商売も成り立っている。
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