金森正臣先生のカンボジアの文化・教育・食べ歩き体験記
金森先生のカンボジア日記
カンボジアの明日を創る シンポジューム
カンボジアの明日を創る シンポジューム 2009.7.8. 金森正臣
新しくできた「カンボジア国際教育基金」(CIESF)による、シンポジュームが、7月4日にプノンペンで開催された。CIESFの目的は、カンボジアの内戦後の国の復興にある。多くのドナー(支援団体)が入っているが、基金では、教育によってカンボジアの基礎を造ろうとしている。第1は、日本のリタイア組の先生による、教員養成所の教員の質の向上。第2は、実践的経営学を指導することによる、カンボジアにおける産業の育成と雇用の拡大。第3に、教育制度の全体を見渡せる人材の育成(教育行政のための大学院の設立)。
今回のシンポジュームは、第2の目的の「実践的経営学講座」の開設に伴う、学生への説明。国立経済大学、私立2大学、労働省労働訓練局の4か所で、10月からコースが開設される。日本、タイ、カンボジアで実際に会社を経営している若手が、経営する上での注意事項や心掛けを説明した。また、早稲田大学の大江教授からコースの説明、各大学からどのような学生が望ましいかやコースに入るための条件などを説明。基金では、卒業後レポートを書き、実践的であると判断された者には、マイクロファイナンスも用意されている。学生は熱心で400名ほども集まり、朝8時から夕方5時まで、熱気に包まれていた。
来賓として副首相が見える予定であったが、パリの会議に出る様に首相からの指示で、数日前に上級大臣に変更になり、プログラムの印刷に大慌て。他に篠原日本国全権大使も出席頂いて、盛況に開幕。写真は、オープニングセレモニーで、国歌斉唱の場面。カンボジアの学生は、全員きちんと起立していた。以前にJICAのイベントに出た時に、協力隊員が国家斉唱で、起立しない人がいたのに驚いた。まだ日本人は、国際人にはなっていない。君が代について、国家として反対する意見もあるが、他国の国歌に対して敬意を払わないのは、外国で働くには基礎的な教養が不足していると言わざるを得ない。
結構短期間に、様々な準備が入り、やや疲れた。それでも、いよいよCIESFの仕事が始まることに、充実感もある。9月からは、先生たちも日本から来られるので、こちらも楽しみ。
新しくできた「カンボジア国際教育基金」(CIESF)による、シンポジュームが、7月4日にプノンペンで開催された。CIESFの目的は、カンボジアの内戦後の国の復興にある。多くのドナー(支援団体)が入っているが、基金では、教育によってカンボジアの基礎を造ろうとしている。第1は、日本のリタイア組の先生による、教員養成所の教員の質の向上。第2は、実践的経営学を指導することによる、カンボジアにおける産業の育成と雇用の拡大。第3に、教育制度の全体を見渡せる人材の育成(教育行政のための大学院の設立)。
今回のシンポジュームは、第2の目的の「実践的経営学講座」の開設に伴う、学生への説明。国立経済大学、私立2大学、労働省労働訓練局の4か所で、10月からコースが開設される。日本、タイ、カンボジアで実際に会社を経営している若手が、経営する上での注意事項や心掛けを説明した。また、早稲田大学の大江教授からコースの説明、各大学からどのような学生が望ましいかやコースに入るための条件などを説明。基金では、卒業後レポートを書き、実践的であると判断された者には、マイクロファイナンスも用意されている。学生は熱心で400名ほども集まり、朝8時から夕方5時まで、熱気に包まれていた。
来賓として副首相が見える予定であったが、パリの会議に出る様に首相からの指示で、数日前に上級大臣に変更になり、プログラムの印刷に大慌て。他に篠原日本国全権大使も出席頂いて、盛況に開幕。写真は、オープニングセレモニーで、国歌斉唱の場面。カンボジアの学生は、全員きちんと起立していた。以前にJICAのイベントに出た時に、協力隊員が国家斉唱で、起立しない人がいたのに驚いた。まだ日本人は、国際人にはなっていない。君が代について、国家として反対する意見もあるが、他国の国歌に対して敬意を払わないのは、外国で働くには基礎的な教養が不足していると言わざるを得ない。
結構短期間に、様々な準備が入り、やや疲れた。それでも、いよいよCIESFの仕事が始まることに、充実感もある。9月からは、先生たちも日本から来られるので、こちらも楽しみ。
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