“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「父が子に語る科学の話」(ヨセフ・アガシ著/講談社)

2024-08-12 09:43:38 |    科学技術全般



<新刊情報>



書名:父が子に語る科学の話~親子の対話から生まれた感動の科学入門~

著者:ヨセフ・アガシ 

訳者:立花希一

発行:講談社(ブルーバックス)

 「この世界をよく理解するって、どういうことだろう?」ある日、科学史家は8歳になる息子アーロンに問いかけた。ふたりの対話はやがて、科学の歴史を縦横無尽に駆けめぐる、壮大な知的冒険の旅へとつながっていく――。古代ギリシアの原子論から、コペルニクスの地動説、ガリレオの望遠鏡、ニュートン力学、ファラデーの力線、アインシュタインの相対性理論まで、物理のしくみを解き明かした、驚くべき発見の物語。【目次】序文 科学はなぜ「対話」を必要とするのか? 第一章 科学って何だろう?――この世界のしくみを解き明かす方法 第二章 世界は何からできている?――科学者たちが追い求めてきたこと 第三章 大発見はどうやって生まれる?――アイデアで世界を動かすには
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ゼロからはじめる X(旧Twitter) 基本&便利技」(リンクアップ著/技術評論社)

2024-08-12 09:43:05 |    情報工学



<新刊情報>



書名:ゼロからはじめる X(旧Twitter) 基本&便利技

著者:リンクアップ

発行:技術評論社(ゼロからはじめるシリーズ) 

 X(エックス)は情報を発信したり収集したりするためのSNSアプリ。これまで,Twitter(ツイッター)として親しまれてきたが、名称がXに変更された。ルールの一部変更や新機能の追加も行われたが基本機能は変わらず、これまでと同じように仲間とポストのやりとりを楽しむことができる。本書ではポスト、フォロー、リプライ、ハッシュタグなど、Xの基本機能はもちろん、Xを楽しむためのコツ、困ったとき同対処法も紹介している。この1冊で、パワーアップしたXを始めてみよう。
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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

2024-08-12 09:42:38 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




フロンティア NHK BS 毎週火曜日 午後9:00〜午後10:00

8月13日(火)進化する西之島 未知の大地への挑戦(選)

 2019年の巨大噴火で全体が火山灰に覆われた西之島。今、生物学者たちから熱い注目を浴びている。ゼロの状態からどうやって生態系が根付くのか見ることができるからだ。番組では2023年の調査に密着。ドローンや遠隔操作の探査車を駆使し、島の生態調査を行った。海鳥たちは1年前に比べ80%以上減少。島は研究者の予測以上に厳しい環境になっていた。一方で、昆虫は厳しい環境にもかかわらず観察することができた。ガラパゴス諸島や小笠原諸島など、島は独特な生態系を築くが、西之島はその原始の姿を見せる島。今後どうなっていくのか予測する。

いまからサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分

8月14日(水)  香りを再現する装置 中本高道(東京工業大学 科学技術創成研究院 教授)

 東工大直撃ロケSP第1弾。匂いのデータ化に成功!多様な匂いのベース“要素臭”を作り、匂いを再現することに成功。匂い研究の世界的権威の研究室へ加藤浩次が突撃した…。理系の東大とも言われる、東京工業大学。創立以来140年以上、日本の科学界のトップを走る東工大を直撃。第1弾は「嗅覚」研究の世界的権威、中本高道教授。視覚や聴覚などと比べ解明が進んでいなかった嗅覚を徹底探究、なんと様々な香りを人工的に作り出す装置を開発。まるで色の三原色のように、20種類の香りの素「要素臭」をデータ化、それらを組み合わせ変幻自在に香りを生み出す。夢の香りの可能性に終始ワクワクが止まらない。嗅覚研究を30年間以上続けるトップランナー、中本教授。その成果を、なんと高齢化対策や安全対策などに展開中。開発した「嗅覚ディスプレイ」を活用したVRゲームを使うことで、嗅覚の方向感覚を鍛え、火災や異臭の早期発見につなげたり、高齢者が自覚しにくい嗅覚機能低下の発見やその向上に活かそうと実証実験を行っている。中本先生には様々なメーカーから問い合わせ殺到。意外な応用範囲の広さに、加藤浩次もテンションMAXだ。

出演:中本高道(東京工業大学 科学技術創成研究院 教授)

司会:加藤浩次、古旗笑佳

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

8月17日(土) 悲劇の沈没船は語る 〜バルト海に沈んだヴァーサ号〜

 17世紀のスウェーデン。初航海からわずか18分で沈んでしまった船がある。国王が作らせた豪華で巨大な軍艦は、なぜ一度も活躍することなく沈んだのか。その謎に迫る。およそ400年前に沈没したスウェーデンの軍艦、ヴァーサ号。20世紀に船体が引き上げられ、この時代のものとしては世界で最も保存状態のよい船の一つとして今も調査が続く。豪華で巨大な船を造らせた王の狙いは?船にはどんな人々が乗っていたのか。そして最新のDNA鑑定から見えてきた驚きの真実とは!?引き上げられた船は17世紀の北欧の歴史と人々の暮らしのタイムカプセルだった…!(仏・スウェーデン2023年)

新プロジェクトX〜挑戦者たち〜  NHKテレビ  毎週土曜日 午後7時30分~8時15分

 次回は、8月31日(土) 祈りの塔~1300年の時をつなぐ 国宝 薬師寺東塔~

MC:有馬嘉男、森 花子

語り:田口 トモロヲ
 
ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)

8月18日(日)アマモ(再放送)

 北海道東部に広がる能取湖は、アマモという海草が豊かな場所として知られている。アマモは、陸上の植物のように光合成によって水中の二酸化炭素を吸収したり、水を浄化するなどの機能を持っている。そしてもう1つの機能が海の生物を育むことで、能取湖のアマモ場には幻のエビとも呼ばれるホッカイエビが暮らしている。そんなアマモ場がもたらす恩恵を詳細に調べる調査が能取湖で始まった。アマモ場があることによって、どれくらいのホッカイエビが得られるのかを具体的な金額で示すというユニークな研究だ。私たちに様々な恩恵をもたらすアマモ場。そんなアマモ場の恩恵をさぐる最新研究に迫る。

主な取材先:宮下 和士(北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター)
      千葉 晋(東京農業大学生物産業学部)
      伊藤 慶造(北海道大学大学院)
      松本 裕幸(東京農業大学大学院)
      山本 正樹(漁師)
      山田 剛弘(料理人)

サイエンスZERO NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

8月18日(日) 左?右?生命の不思議な“しかけ”

 生命にとって“左右”とは何を意味するのか?ゴリラの行動研究から利き手の進化的起源が判明。「両手協調操作」が利き手を生み出した!?生命の外見は左右対称が大前提。ところが左右非対称な口を持つ不思議な魚が!?利きは遺伝か?環境か?謎を解くのは食事。いつから心臓は左なのか?体内は左右非対称の生命。その左右決定の瞬間を世界で初めて撮影。最新科学が左右の不思議から生命のすごさに迫る。

司会:井上咲楽、浅井 理
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