“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「複雑系」が世界の見方を変える」(ニール・シース著/亜紀書房)

2024-09-13 09:43:28 |    情報工学



<新刊情報>



書名:「複雑系」が世界の見方を変える~関係、意識、存在の科学理論~

著者:ニール・シース

訳者:西村正人

発行:亜紀書房

 読んだ後、目の前の風景は同じには見えない。極小から無限へと、世界はシームレスに織り上げられる。それを見つめる意識の正体とは?「間質」研究で知られ、複雑性理論の研究でも注目される科学者が、複雑系理論の歴史と面白さをわかりやすく概説。カオス理論、相対性理論、量子力学といった科学知識に加え、哲学や仏教の知見を縦横に用いて、世界と意識の謎に迫る、知的好奇心を刺激するサイエンス書。【目次】Ⅰ 複雑性 第1章 存在の科学 第2章 秩序、カオス、複雑性の起源 第3章 複雑性の規則と隣接可能性 Ⅱ 相補性とホラルキーあるいは「無限の身体」 第4章 細胞レベル:身体と細胞 第5章 分子レベル:細胞説を超えて 第6章 原子レベル:ガイア 第7章 素粒子レベル:量子ストレンジネス 第8章 すべてのレベル:時空と量子泡 Ⅲ 意識 第9章 「意識のハード・プロブレム」について 第10章 ウィーン学団と科学的経験論 第11章 クルト・ゲーゲルと形式論理学の限界 第12章 形而上学の帰還:根源的認知
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