<テレビ番組情報>
フロンティア NHK BS 毎週火曜日 午後9:00〜午後10:00
6月4日(火) 古代文明 同時崩壊のミステリー(選)
今から3千年前、今のギリシャやトルコにあった文明が次々と崩壊していった。陥れたのは「海の民」と呼ばれる謎の集団。どこから来たのか、目的は何なのかも分からない。そこで世界中の研究者たちは、古代DNA解析など最新の技術を利用して遺跡や出土物を再調査。彼らの真の姿に迫ろうとしている。すると海の民が着ていたものには統一感がなく、出身地がバラバラであることが分かってきた。さらに見えてきたのは当時の環境。干ばつや大地震、疫病が頻発していたという。最終的に研究者たちが打ち立てた仮説とは?
いまからサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分
6月5日(水) 再生医療 千葉親文(筑波大学 生命環境系 教授)
人間の再生医療は「イモリ」から!?あらゆる部位を完璧に再生させるスーパー生物イモリ、驚きのメカニズムを医療へ活かそうと奮闘するサイエンティストに、加藤浩次が直撃。いま「イモリ」が熱い!!実はイモリは“再生の達人”と呼ばれるほど、あらゆる部位を完璧に再生させるスーパー生き物だった。そのイモリの驚くべき再生能力を、ヒトの再生医療に応用しようと研究しているのが筑波大学・千葉親文教授だ。同じ再生医療でも、iPS細胞を用いた医療と何がどう違う?カギを握る、イモリにしかない特殊な遺伝子とは?夢の医療の可能性に終始ワクワクが止まらない。再生をめぐる究極サイエンス。近年、目まぐるしく進歩を遂げる「再生医療」。iPS細胞を用いた移植医療が知られるが、それとは全く違う角度からもっと手軽に様々な部位を再生しようという研究に、俄然いま脚光が!目を付けたのはなんと「イモリ」。足、尻尾、さらに目や脳、心臓といった臓器まで自力で元通り。しかも繰り返し再生。この力をヒトの再生医療に使おうと研究を進める筑波大学・千葉教授による、未来を切り拓く熱いトークに、加藤浩次もテンションMAX。
出演:千葉親文(筑波大学 生命環境系 教授)
司会:加藤浩次、須黒清華
地球ドラマチック NHK‐Eテレ 毎週土曜日 午後7時~7時45分
6月8日(土) ネアンデルタール人vs.ホモ・サピエンス
4万年前に絶滅したネアンデルタール人。かつてはわたしたちホモ・サピエンスよりも原始的で劣った存在とされてきたが、近年の研究により彼らの意外な能力が次々と明らかになってきた。筋力や寒冷地への適応能力、そして脳の大きさではホモ・サピエンスを上回り、狩りの能力も高かったとされるネアンデルタール人。なぜ彼らは絶滅し、わたしたちホモ・サピエンスは生き残ったのか…?最新科学で謎に挑む。(フランス2023年)
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 NHKテレビ 毎週土曜日 午後7時30分~8時15分
6月8日(土) 技術よ 小さき命を救え〜町工場 夢の心臓・血管パッチ開発〜
100人に1人の割合でいる先天性心疾患の子どもたち。その中には心臓を何度も手術しなければならないケースがある。再手術をなくし患者を救いたいという夢を叶えようと「心臓・血管パッチ」が開発された。関わったのは我が子を亡くした医師、斜陽とよばれた繊維産業を生き抜いた地方の町工場、そして下請けからのSOSに協力を申し出た大手メーカー。困難を極める開発を、患者とその家族も力を合わせて成し遂げた命のドラマ。
MC:有馬嘉男、森 花子
語り:田口 トモロヲ
ガリレオX BSフジ 毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)
6月9日(日)月面開発前夜 月の正体と秘められた価値を探る
時はまさに月面開発前夜。中国、アメリカ、インド、いま世界の大国が月面開発計画を急進している。なぜ月なのか?そして月が開発されるとしたら、どのような場所で、どのような事が行われるのか? 小型月着陸実証機SLIMや、かぐやのカメラを開発してきた立命館大学の佐伯教授とともに、月とは一体どのような星なのか、その正体と秘められた価値に迫る。
主な取材先:佐伯和人(立命館大学宇宙地球探査研究センター センター長)
長岡央(立命館大学宇宙地球探査研究センター)
仲内悠祐(立命館大学宇宙地球探査研究センター)
小林泰三(立命館大学宇宙地球探査研究センター)
JAXA
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校
日本モデルロケット協会
サイエンスZERO NHK‐Eテレ 毎週日曜日 午後11時30分~0時00
6月9日(日) なぜクジラたちは漂着する? ストランディングがひも解く海の世界(アンコール放送。初回放送日:2023年7月9日(日))
クジラやイルカなど海の生き物が河川に迷い込んだり、陸に打ちあがったりするストランディング。現場に駆けつけ、死んだ生物と向き合う研究者たちがいる。漂着個体を通してクジラたちの謎に満ちた生態に迫り、ときにはそこから新種が見つかることも。さらに、漂着生物に蓄積する有害な化学物質を分析し、海洋汚染の実態を把握する研究も。知られざる海の世界を私たちに教えてくれるストランディング研究の最前線。
司会:井上咲楽、浅井 理