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“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他

2024-10-14 09:40:48 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




フロンティア NHK BS 毎週火曜日 午後9:00〜午後10:00

10月15日(火)ヒトはなぜ歌うのか(選)

 認知症で自分の名前すら忘れてしまっても、なぜか「音楽記憶」だけは消えない不思議。その謎を解く鍵を握るのはアフリカ熱帯雨林に住む狩猟採集民・バカ族。「言語よりも音楽」によるコミュニケーションが暮らしの中心にあるという。森の中で歌い踊るバカ族の豊潤な音楽シーンをたっぷりと紹介。太古の昔に獲得した私たちの脳と音楽の密接な関係とは!?最先端の脳科学、音楽人類学など多面的なアプローチで「音楽の起源」に迫る。

いまからサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分

10月16日(水)  キラーT細胞がウイルスを攻撃! 河本 宏(京都大学 教授)

 よく聞いたり目にする“免疫”という言葉。京都大学の河本教授は、免疫細胞でウイルスを撃退する方法を発明。その驚きの技術から免疫の基本まで加藤浩次がとことん聞き込む。今回は免疫細胞のひとつ、キラーT細胞を使って“新型コロナウイルス”を撃退することに成功した京都大学・河本宏教授。普通は他人のT細胞を体に入れると拒絶反応をおこすが、河本先生がつくり出した キラーT細胞にはある仕掛けが…。「免疫とはなにか?」知っているようで説明はできない、免疫についてとことん聞き込む。河本先生が研究者を目指すのに大きな影響を与えた人物がいる。高校で生物を教えていたお父さん。自宅の近くに実験室をつくり研究していたほど熱心で、河本先生はお父さんが植物を深く研究している姿を見て育った。そんな先生、研究だけでなく趣味が多彩、絵を描いたり、研究者仲間とバンドを組んだり、かなり本格的に取り組んでいる。

出演:河本 宏(京都大学 教授)

司会:加藤浩次、古旗笑佳

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

10月19日(土) 動物との友情物語 〜不思議な絆〜

 動物とヒトとの、不思議で心温まる友情物語。イヌやネコだけではない。兄弟を失った男性とニワトリ。絶滅寸前、世界最後のキタシロサイと保護官。クモと元クモ嫌いの女性。ネズミの家族と写真家の男性。森から連れ去られたセンザンコウと森に戻そうとする男性。命拾いしたタコと救った女性。「友情」はいかにして育まれたのか?オムニバスでお届けするリアルストーリー。(イギリス/カナダ2023年)

新プロジェクトX〜挑戦者たち〜  NHKテレビ  毎週土曜日 午後7時30分~8時15分

10月19日(土) 革命の自転車 つなげ、感動のバトン〜電動アシスト自転車〜

 私たちの暮らしを劇的に変えた乗り物がある。電動アシスト自転車である。ペダルを漕ぐとモーターが作動。漕ぐ力を補ってくれるため、坂道もスイスイ進むことができる。子育て世代やお年寄りの強い味方として幅広く支持され、一般の自転車の販売台数を上回るまで浸透。「日常に革命を起こした」と言われる。だがこの世界初の乗り物が誕生するまでには様々な困難があった。「99%無理」という逆風に立ち向かった開発者たちの物語。

MC:有馬嘉男、森 花子

語り:田口 トモロヲ
 
ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)

10月20日(日) 日本の基礎研究の危機このままではもうノーベル賞は獲れない!?(再放送)

 日本の基礎科学研究の力が低下していると言われて久しい。原因は、極端な成果主義と、若手研究者の不安定な研究環境にある。基礎研究は、地道な試行錯誤の上に成り立ち、直接的な利益や具体的な応用に繋がる保証も無く、そもそも成果が出にくいものだ。そんな中、生命科学の基礎研究における挑戦的なテーマに取り組む若手研究者に「自由度の高い長期支援」をする基礎研究支援プログラムがある。それはサントリー生命科学財団が立ち上げた「サントリーSunRiSE」というプロジェクトだ。番組では、その採択研究に選ばれた10名の中から絞った3名に取材し、研究者ひとりひとりの探求心が、どのような研究テーマへと結実しているのか、そして研究環境についてどんな危機意識をもっているのか、座談会形式で話を聞いた。ノーベル賞を生む土台となる「基礎研究の望ましい未来」を考える。

主な取材先:近藤 滋(大阪大学大学院)
      後藤 彩子(甲南大学)
      豊田 正嗣(埼玉大学大学院)
      田尻 怜子(千葉大学大学院)
      内田 雅昭(サントリー生命科学財団)

サイエンスZERO NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

10月20日(日) 雲をとらえろ!最新科学に挑む富士山頂の“研究所”

 日本一高い富士山。その山頂に科学者が集う“研究所”がある。大気化学や天文学など30もの研究が進む。山頂は、雲の上にあり、周囲に遮るものもないなど、好条件がそろっているのだ。中でも成果が上がっているのが「雲」の研究。最近、富士山の雲から初めてマイクロプラスチックが見つかり、世界に衝撃を与えた。このほか、豪雨の予報につながる可能性がある研究や“幻の稲妻”をとらえる研究まで!雲を巡る科学の最前線に迫る。

司会:井上咲楽、浅井 理
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マルテンサイト変態千年グローバル (鉄の道サムライリスペクト)
2024-10-15 01:07:41
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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今年のノーベル物理学賞 (ベアリングエンジニア)
2024-10-17 13:39:08
ノーベル物理学賞が贈られるジョン・ホップフィールド氏とジェフリー・ヒントン氏のことがスウェーデンのノーベル財団のウェブサイトで発表されていましたね。機械学習(AIテクノロジー)に関わる、深層学習に関する業績ということです。囲碁の名人戦で威力を発揮しましたが、ブラックボックス問題は複雑なものはやはり解明が難しいようです。
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