<新刊情報>
書名:「科学的に正しい」とは何か
著者:リー・マッキンタイア
監修:網谷祐一
訳者:高崎拓哉
発行:ニュートンプレス
著者:リー・マッキンタイア
監修:網谷祐一
訳者:高崎拓哉
発行:ニュートンプレス
「科学の特別さの大元は、根拠を大切にする姿勢と、根拠を基準に理論を変える意思にある」。科学哲学者の著者は、この心構えを「科学的態度」と呼ぶ。同書は、科学における過去の成功と失敗の例を「科学的態度」でひも解きながら、疑似科学や陰謀論との違いなどにも踏み込み、「科学の何が特別なのか」というテーマを追究していく。科学と科学ではないものを分けるものとは? 研究の不正や捏造があってもなお、科学を信頼できる理由とは? 世界的ベストセラー「ポストトゥルース」の著者が贈る、現代人に必須の科学論。【目次】第1章 科学的方法と線引き問題 第2章 科学の仕組みに対する誤解 第3章 科学的態度の重要性 第4章 科学的態度と線引き問題——-解決の必要はもうない 第5章 科学的態度の実践——-科学者はどう科学的態度を尊重すべきか 第6章 科学的態度が変えた近代医学 第7章 科学が道を誤るとき——-研究不正などの過ち 第8章 裏通りの科学——-否定主義と疑似科学というペテン 第9章 社会科学の前進のために 第10章 科学の価値