“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「デジタル増価革命」(森 健編著/東洋経済新報社)

2022-09-05 10:05:08 |    企業経営



<新刊情報>




書名:デジタル増価革命

監修:此本臣吾

編著:森 健

発行:東洋経済新報社

 日本人がまだ知らないデジタルが生み出す経済価値とは!?■Twitter、InstagramなどのSNS→20兆円■テレワークによる可処分時間の増加→2.2兆円■つながるクルマ→1.2兆円。コロナ禍は社会のデジタル化を急速に進めた。これは、我々が「デジタル資本主義」と呼ぶ新たな社会システムへのパラダイムシフトが大きく進んだことを意味している。「デジタル資本主義」のもとで生き残る企業と消える企業はどう違うのか?同書では、生き残るためのカギとなる「増価メカニズム」を解説。さらに、この「デジタル資本主義」を人類にとって良いものにするために、どうデザインすればいいのかを日本を代表するシンクタンクが描き出す。【目次】序章 デジタルが生み出す増価蓄積社会 第1章 コロナ禍で加速した社会のデジタル化 第2章 「増価蓄積社会」はこれまでの社会とどう違うのか 第3章 デジタルによる7つの増価メカニズム 第4章 GAFAの強大化とD2Cの勃興にみるビジネスの増価蓄積 第5章 デジタルで増価する都市 第6章 デジタル・ウェルビーイングとデジタル疲労 第7章 望ましい増価蓄積社会をデザインする
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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

2022-09-05 10:04:37 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




プロジェクトX<4Kリストア版>(選) NHK‐BSプレミアム  毎週火曜日 午後9時00分~ 午後9時43分

9月6日(火) 起死回生 アラビアの友よ~巨大油田に挑む~

 昭和48年、日本をオイルショックが襲った。アラブ諸国が供給削減を発表し、日本中がパニックに。初の国産旅客機YS-11も生産中止に追い込まれた。新たな油田を開発し、大量の石油を安定的に確保できるかどうかが、日本の将来を左右する。リーダーと若手技術者たちは、アブダビにある油田の開発に挑む。そこは欧米のメジャーも手を引いた難所だった。現地技術者との共同作業。ぶつかりながら、絆をはぐくみ、開発に成功する。

司会:国井雅比古、久保純子

語り:田口トモロヲ

笑わない数学 NHK総合 毎週水曜日 午後11時~11時30分

9月7日(水) 暗号理論

 スマホからメッセージを送ったり買い物をしたり…。そのとき情報のやり取りを安心してできるのは、実は暗号理論のおかげ。私たちはふだんから、高度な数学をつかって暮らしている。でも誰かに解読されてしまう恐れは本当にないのか?なぜそんなに安全とされているのか? その裏にある、現代暗号の驚きの数学エッセンスをお届けする。番組ラストはパンサー尾形からの秘密の暗号が!みなさんの数学の力で読み解いてください。

コズミック フロント  NHK‐BSプレミアム  毎週木曜日 午後10時~11時00分

9月8日(木) 冒険者たちが語る太陽系のヒミツ 土星(選)

 太陽系の惑星に送り込まれた数多くの探査機。そこには、人生をかけて挑んだ研究者たちがいた。今回のテーマは、太陽系で最も美しいとされる土星。数々の探査機が美しいリングのヒミツに挑んできた。なかでも、史上最大の探査機カッシーニは、土星本体とリングに最接近し、その手がかりを得ることに成功。さらに、衛星タイタンやエンケラドスに生命が存在する可能性を探査した。将来の探査計画もふくめ土星研究の最前線に迫る。

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

9月10日(土) びっくりアニマルフレンズ

 異なる種でありながら、強い絆で結ばれた動物たちの心温まるエピソードを紹介。フランスの農場にすむアヒルのロレンツは、水が大の苦手。しかし大好きなイヌの背中に乗れば、湖での水遊びもお手のもの。ジンバブエの動物保護区にすむゾウのンゾウ。30年以上、スイギュウの群れのリーダーを務め、スイギュウたちが敵に襲われないよう守っている。心を通わせ、特別な関係を築いた動物たちの姿を見つめる。(イギリス2020年)

ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前11:30~12:00分(隔週新作)

9月11日(日) 太陽の真の姿 文明社会を襲う巨大フレアの脅威

 母なる星・太陽。地球上の生命は太陽から得られるエネルギーによって繁栄してきた。そんな太陽の活動が、私たち人類の文明社会に多大な影響を与える可能性があると注目されている。それは、太陽表面で起こる巨大爆発「太陽フレア」だ。100年に1度とも言われる巨大な太陽フレアが発生した場合、携帯電話の通信障害や、大規模停電など、私たちの社会インフラが大打撃を受ける可能性があるというのだ。なぜ太陽で爆発が起こるのか?そして文明社会はどのような影響を受けてしまうのか?激しく変化を続ける太陽の真の姿とその脅威に迫る。

主な取材先:花岡 庸一郎(国立天文台)
      草野 完也(名古屋大学)
      久保 勇樹(情報通信研究機構)

サイエンスZERO  NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

9月11日(日) 免疫でがんに挑め 最新報告!CAR−T細胞療法

 人類の強敵「がん」に免疫を利用して挑む免疫療法。中でも「CAR−T細胞療法」は、一部の血液がんで7〜9割が寛解、再発転移の予防にも効果がみられるという。免疫細胞「T細胞」を遺伝子操作することで、強力にがんを見つけ出し消滅させるという方法だが、臓器のがんには効きにくいという弱点も。その理由に迫ると、がんと闘う驚くべき体の仕組みが見えてきた。「がん治療の選択肢を増やしたい」と奮闘する研究者に迫る。

ゲスト:」山口大学教授…玉田耕治

司会:井上咲楽、浅井理
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「実践!正しい設計プロセス」(中山聡史著/日刊工業新聞社)

2022-09-05 10:04:17 |    機械工学



<新刊情報>




書名:実践!正しい設計プロセス~DRBFM・DR・検図を活用して、設計品質を向上させる~

著者:中山聡史

発行:日刊工業新聞社

 設計ミスによる設計品質の低下は、設計者にとって避けたいもの。設計プロセスを正しく理解し、検図・DR・DRBFMといった「品質ツール」を使いこなしていけば解消できる。設計品質低下を避けるための取り組みを具体例で解説する。
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