ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

リニア中央新幹線建設はJR東海がしっかり事業計画をつくったか

2018年01月01日 | Weblog
JR東海の事業になっているが、本当にJR東海が責任をもって事業を進めているのでしょうか。
リニアの技術開発は国策として行われてきたので事業も国策として行われている感じがします。
どうも責任の所在がはっきりしません。
 
原発の推進とよく似ているところがあります。
原発はどこに責任の所在があるのかわかりません。
国の威信をかけ、採算性がなくても危険でも、採算性があるとして、安全として、国策として、既定方針として実行されてきた感じがします。
たとえば東京電力は全責任をもって原発を稼動していませんでした。
大規模放射能漏洩事故をおこし国に泣きついています。
しかし国は責任をとれず、東京電力の責任を強調している感じがします。
 
リニアはJR東海が責任をもって進めている事業という感じがしません。
財政投融資頼みではないでしょうか。
国がやるというのでJR東海は下請け感覚ではないでしょうか。
早くも大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設の大手4社がこの事業(甘い汁)に群がり、受注調整したことが問題になっています。
 
JR東海が全責任をもってお金を借りてやるなら事業計画も発注も真剣になります。
国のやることだから失敗しても国が何とかしてくれるという甘さをJR東海に感じます。
品川-名古屋間開業2027年、大阪への延伸開業2037年、その間、収益はゼロ、ひたすら先行投資することになります。
国策だからできるのでしょう。
収益性の予測などないのではないでしょうか。
リニアの実用化は国の威信をかけた国策になっているのではないでしょうか。