ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

とうとう激変の時代が来た

2008年06月28日 | Weblog


最近の資源・エネルギーの価格上昇を見ると、投機に問題があると思いつつも、価格は高止まりし、円の価値が下がり、ものやサービスは必要度に応じて篩われ、新価格体系が形成されると予測します。

仕事は生きるためにします。
したがって生きたい人は仕事をする必要があります。
つまり基本的には失業の心配はありません。

しかし今後社会が必要とする仕事に大きな変化が生じますが、その変化に対応して仕事を変える必要がある人が出ます。
この仕事を変えることが実はむずかしいことです。
現代は分業時代ですから人々の仕事能力は概して狭いと思います。
すると人は慣れた仕事はできるが、そうでない仕事はできないという問題があります。

教育訓練で仕事を変えることができますがどうしても時間が必要です。
現在は失業率が4%ぐらいでまだ失業は問題になっていませんが、失業問題が大きくなると予測します。

失業者支援、今後重要になる仕事に関する予測、仕事の創出、その仕事に人を回すための教育訓練体制の整備が今後の政府の重要な課題になると思います。

現在の政府は過去の政治の誤りの是正に力を割いています。
それはそれで重要なことですが、今後の変化に対応する政治を考えないと日本は大混乱に陥ると思います。

現在の政府を見ていますと政府は破綻しそうです。
したがって政府に依存していても激変の時代は乗り切れないかもしれません。
政府の信用半分と考え、現在の自分の仕事の今後の必要度を検討し、必要度が低いと思ったら、新しい仕事を探し、自分から仕事能力を身につける必要があると思います。

のらくら

2008年06月25日 | Weblog


昔はほとんどの人が野良で暮らしました。
野良とは野と田畑です。
野良仕事をしたり、のらくらしたりして生活しました。

のらくらの語源は知りません。
のらはぬらぬらした状態を意味する「ぬらり」から、くらは急変とかとらえどころがないことを意味する「くらり」からきた言葉かもしれません。
都人(みやこびと)から地方の人を見ると地方の人は怠けて遊んでいるように見えたので怠けて暮らすことをのらくらと言うようになったと考えても面白いと思います。

奈良時代から平安時代にかけて主に東国から送られ九州の要地を守った人のことを防人(さきもり)と言いました。
防人が父母妻子と離れた悲しみや恋慕の情などを歌った防人の歌は万葉集に数多く残っています。
野良の生活の方が楽しかったようです。

現代、都市部では人々は動き回ります。
のらくらしていると遅れをとり、職場にいられなくなります。
遊びだって宗教活動だってボランティア活動だって何だってほかの人の動きに合わせて動き回らないと仲間からはじき出されてしまいます。
不良仲間のことをのら友達と言いますが、実際は不良仲間になったってのらくらできません。
その結果、精神を病み、家に閉じこもっている人が増えています。

それなら地方で野良仕事をしたり、のらくらしたりして生活することを考えてみてもいいのではないでしょうか。

私は、都市部で生活していますが、幸い庭がありますので、庭仕事をしたり、庭でのらくらして暮らしています。
にわくらしています。

水田農業は日本の貴重な遺産

2008年06月22日 | Weblog


戦後工業、サービス業が発達したぐらいで2000年以上の歴史を持つ水田農業を捨てていいでしょうか。
水田の休耕に補助金を出したり、無計画に水田を埋め立てて非水田用地にしていいでしょうか。
日本の水田農業は世界に冠たる遺産ではないでしょうか。

一粒の種が生む収穫量は米は小麦の約6倍です。
面積あたり収穫量は米は小麦の約1.5倍です。
小麦と比較しますと水管理に苦労しますが、苦労しただけの効果があります。
苦労してきた結果、日本は高度な治水利水の技術を持っています。

日本は山は森林が、平野部は水田が保水します。
灌漑のため網のように発達した湖沼と水路も保水します。
雨期の大量の雨が見事に利用されています。
この水と植物に覆われた日本は、望ましい環境、つまり生態系と土壌と美を保全しています。
そして忘れてはいけないことは森林も湖沼も水路も水田も祖先が大変な苦労をしてつくり守ってきたものです。

戦後の農家は水田農業に関する価値観に問題があったと思います。
工業やサービス業の収益性に驚き、水田農業に動揺しました。
水田農業の価値を知らず、自ら水田農業を軽視し、政府や人々に働きかけて水田農業を維持発展させる工夫と努力をしませんでした。
農家は、水田農業の価値を収益性(かね)だけで判断し、水田を単なる不動産と考え、非水田用に売却してかねに換えました。
水田農業経営者という考えが乏しく、自分で技術開発したり、経営や組織を改善したりすることをせず、政府の補助で収益性が出れば喜び、海外を遊び歩き、出ないと政府に文句を言う始末でした。
水田農業の価値を知りませんからその価値を子孫に伝えませんでした。
政府も人々も工業やサービス業の収益性に心を奪われ、収益性がないと水田農業を軽視し、食料は輸入して食べればいいと考えました。

農業を自由化し、本当に水田農業をやりたい人がやればいいと思います。
株式会社が経営してもいいと思います。
水田農業に消極的な水田所有者は水田を株式に換えて持ち、水田は水田農業をやりたい人が使うようにする仕組があるといいと思います。
既存の農家がやる場合は、水田農業の価値を知っている農家がやればいいと思います。
そして新しい人に経験・知識を伝えてほしいと思います。

中央政府、地方政府はよく考えた上で必要水田地域を法律的に保全すべきです。
水田を単なる私有地と考える水田所有者は不平を言うでしょう。
しかし彼らの考えを尊重していると日本は大切な遺産を失うでしょう。

低俗文化による人集めでは町は衰退

2008年06月19日 | Weblog
昔は秋葉原は電気・電子部品・製品が安い町として人気がありました。
しかし電気・電子製品の量販店が各地にできると、安さだけに関心がある人は秋葉原から去っていきました。

そこで秋葉原は特に若者が関心を持つ娯楽および関連製品に重点を置くようになりました。
当然のことながらそれらの中には不健全なものがあります。
孤独な若者を慰める低俗文化の町の性格を強めていったと思います。

そして今回秋葉原で無差別殺人が起こりました。
町の住人は犯罪と秋葉原の中の低俗文化との関係を調査研究した方がいいと思います。
歩行者天国が問題ではなかったはずです。

よき家族、先生、友人、先輩なき孤独な若者の増加は日本の深刻な社会問題です。
もし町が孤独な若者の堕落や犯罪を助けている面があるならその町は荒れて衰退するでしょう。

東京より地方の方がいい

2008年06月16日 | Weblog


戦争で廃墟になった東京は、なるようになる形で建造物が増え、今日の過密都市になりました。
次に廃墟になるのは大地震が来た時です。
地獄になります。

それなのに東京に住む人、東京で働く人が、地震は永遠に来ないかのように今日も誇らしげに東京に住み、働いているのが不思議でなりません。

地方の若い人は東京に行きたいと言います。
行かない方がいいと思います。
地方にいて地方を住みやすい所にした方がはるかに賢明です。
地方は東京よりはるかにいいと思います。

テレビ放送について総務省とNHKの考えは変

2008年06月13日 | Weblog


総務省が、テレビ放送は生活に必要な情報を提供しており、(受信できないと)日常生活に支障を来す恐れがあると言っています。
本当でしょうか。
テレビ放送を見なくても別に日常生活に支障はありません。
情報収集の方法はほかにもいろいろあります。
テレビ放送は、情報が浅薄、誤解されやすい、忘れられやすい、見すぎると生き方が受動的になって生活力が低下するという批判すらあります。

ところで総務省が言うテレビ放送とはNHKの放送です。
今後政府はNHKの放送だけで国民に重要な連絡をする考えでしょうか。
テレビでNHKの放送を朝から晩まで見ている人なんているでしょうか。
NHKで放送したからと言って重要な連絡は国民にしたことになるでしょうか。

地デジに移行するからこれを機会に国民全員がテレビでNHKの放送を見てほしいという気持はわかりますが、テレビを見ない人、テレビを見てもNHKの放送を見ない人、NHKの放送を見ても特定の番組しか見ない人が大勢います。

それからNHKの受信料問題ですが、テレビでNHKの放送以外に民放の放送、ビデオなどを見ることができるのに、テレビを持っているという理由だけでNHKとの受信料支払契約締結を強要するのは不法です。
NHKは契約しなかったら裁判所に訴えると言っていますが、訴えを受けて立つ人が続出するでしょう。

NHKは、契約しない人は技術的にNHKの放送を見ることができないようにしたらどうでしょうか。
これですっきりします。
電波を流して誰でもNHKの放送を見ることができるようにしておいて、見ただろう、見たはずだと主張して受信料をとるのは不法です。
どこか悪徳商法に似ています。
標準のテレビはNHKの放送を受信できないようにしておき、契約した人にだけ受信できるようにする装置を売るようにすればいいと思います。

このままではNHKはますます不愉快な存在になります。
NHK運営のあり方、放送法の見直しを行い、人々が納得する合理的な仕組にすべきです。

工夫と努力が楽しみ

2008年06月10日 | Weblog


昨日横浜と府中の間を16号線を利用して車で往復しました。
渋滞にいらいらしませんでしたから車の数は減ったかもしれません。
それから、これまでは追い越されたことが多かったのですが、昨日は追い越したくなるような速度で走っている車がいつもより多いと感じました。
無理しない速度で走るように心がけるようになったのでしょうか。
その結果でしょうか、追い越し車線がすいていました。

ハイブリッド車が増えました。
この技術は現代では最高ではないでしょうか。
新車を買うかどうかわかりませんが、もし買うならば私もハイブリッドにしたいと思います。

炭酸ガス排出を大幅に減らさなければならない時代です。
燃料値上げに反対するだけでなく、燃料節約の工夫と努力をすることが現代的です。
燃料が高いことを問題にして今後人々はどのような工夫と努力をするのか楽しみです。

開かれた明るい空間

2008年06月07日 | Weblog


早朝ほかの家がまだ雨戸を開けていない頃、外に出て家の周りを見ていますと、一人の黒づくめの服装をした中年男性が通りかかり、「道路から家が丸見えの家は泥棒が入りにくいからいいですね」となれなれしく声をかけてきました。
また歩き去るとき男性は「でもこわいですね」と言いました。

早朝散歩するとき、彼は、人の家を見て、泥棒に入る、入られると思いながら散歩しているのでしょうか。
どうせ声をかけるなら、庭が明るくていいとか、広々していいとか、もっと気がきいたことを言えばいいのにと思いました。

黒づくめの服装は恐らく彼の散歩スタイルでしょう。
また彼は泥棒に入るのではなく、泥棒に入られることを心配する性格なのでしょう。
ところが彼の黒装束と暗い発想と重なって彼は実は泥棒ではないかと思ってしまいました。

その後、明るくて広々した庭を見ながらのんびりと朝食をとっていますと散歩者のことはすっかり忘れて平安を感じました。
やはり家の周りは開かれた明るい空間が必要と思いました。

特に都市部のように道も狭い、庭も狭い悪条件の町では、家の周りの空間のつくり方が重要と思います。
家の人にとっても道行く人にとっても狭苦しいという感じを取り除く工夫が必要と思います。

地方が元気にならないと都市部も心配

2008年06月04日 | Weblog


資源・エネルギーの需要が世界的に増えていることは事実ですが、価格の急騰には近年の投機が大きく影響していると思います。
価格上昇は長期的に見れば省資源・省エネルギー、代替技術開発の動きを加速することになりますが、短期的には価格上昇に対応できない政府、会社等機関、個人にとって大問題です。

どうも日本経済は横這いではなく縮小に向かう確率が高くなってきました。
日本政府、会社等機関、個人は価格上昇に対応できる力を持っているでしょうか。

日本の産業の問題点は戦後、農林業を軽視してきたことです。
これらの産業は地方の重要な産業です。
ところが地方は農林業は収益性なしと考え、工業、観光産業など農林業以外に収益源を求めてきました。
そして失敗し、今地方に産業なく、元気がありません。

食料や木材の高騰を迎えています。
地方政府は農林業復興計画に注力するといいと思います。
やりたい人、法人に自由に農林業をやってもらう仕組づくりが必要です。
農林業に絶望してきた農林業関係者に期待しても農林業は元気にならないと思います。
そこで彼らの農地や山の買い上げや株式化を進め、農地などを農林業のために保全することが大切と思います。

地方の農林業が元気になると、地方の人々だけでなく、都市部の人々の生活の心配もかなり減るのではないでしょうか。

感動的なアラン諸島

2008年06月01日 | Weblog
三宅島のような小さな島での生活はただでさえ不便なことが多いと思います。
それなのにいまだに雄山の火山活動が活発で有毒ガスが大量に出ており、行くことができない地域があるそうです。
借金が三宅村を苦しめているそうです。

今日においても三宅村は観光産業を重視すると言っています。
東京の都会人に来てもらうには都会人が満足するような観光施設や設備が必要です。
これが過大な投資になって借金の原因になっていないでしょうか。
火山が噴火して施設が破壊したからだという説明もあると思いますが、今後は火山の噴火も含めて投資を考えるべきと思います。

飛行場を利用してオートレースをやるそうですが、何か浮ついたものを感じ、三宅島の将来が心配です。

私は、地方政府が観光産業で経済をよくするというのを聞くと安易な発想だと思います。
経済成長していた時代なら観光産業も有望ですが、今後は経済は横這いか縮小です。
都会人といえども自分の生活の心配をする時代です。
観光施設を整備すれば都会人が大勢三宅島に来るという予測は当らないでしょう。

三宅村も島の人々も施設はまずは自分達のためにつくる程度でいいと思います。
産業はやはり都会に輸出できるものの生産に重点を置くべきです。
観光施設は島を訪れてくれる人の数に応じて建設する程度でいいと思います。

アイルランドの西にアラン諸島があります。
岩の台地のような小さな島です。
ここに住んだ人は数百年かけ、海草と砂を台地の上に敷き、土壌をつくり、畑とし、農業や羊の牧畜をやったそうです。
また羊毛で毛糸をつくり手編みでセーターなどを編み、防寒としました。
今ではこの編み物が輸出品となり、島の経済を改善しました。

今日においても訪れる観光客は少なく、島は島の住人のための島です。
時間がとまったような島です。
しかし住人は質素ですが島を愛して生活を楽しんでいるようです。