ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

町内活動の維持

2013年07月16日 | Weblog
高齢化、若い人は会社の仕事で非常に忙しいということで町内会機能が低下しているところが多いと思います。
私の町の町内会もひどいもので町内会の仕事を嫌がる人が増えています。
町内会役員会を開催すると半分ぐらいの役員は役員の仕事を減らしてくれ、仕事はやらないか、ボランティアにやらせるようにしてくれと大合唱だそうです。

町内会機能の低下を心配して町内会の下部組織としてボランティアグループを編制し、町内会活動に協力するようにしてきたのですが、ボランティアグループ編制にも利点欠点があります。

編制後しばらくは町内会はボランティアグループに感謝していますが、次第に町内会とボランティアグループの関係が悪化します。
いろいろな原因がありますが、ボランティアグループの暴走、権限争い、町内会がボランティアグループに問題の丸投げ、責任や仕事の押し付け合い、連絡相談の欠如などがあると思います。

ボランティアグループのメンバーが固定、メンバーが減少、メンバーの高齢化、新しいメンバーが入ってこないなどの問題も起こります。
ボランティアグループは次第に目的を忘れ、幹部はグループの維持に苦しむようになります。

ボランティアグループが駄目になったら町内会はボランティアグループを解散すればいいのですが、あえて解散すると町の雰囲気が悪くなる、問題を町内会だけで解決しなければならない、新しいボランティアグループを編制しなければならない、解散後、新しい責任や仕事が発生するなど嫌なことが多くて老化したボランティアグループの解散を決定できません。

しかしよく観察するといつの世にもボランティア精神を持った人がいます。
既存ボランティアグループの中で新しい活躍の場を求めている人がいます。
既存ボランティアグループに所属しないボランティア精神を持った人がいます。

もし町内会が新しいボランティアグループを欲するならば、老化したボランティアグループが残っている状態でも新しい目的を立てることで新しいボランティアグループを編制することが可能だと思います。

きっかけはたとえば町内会長または部長の個人的考えで一人のボランティア精神を持った人を見つけてその人を支援することで新しい目的のもとに新しいボランティアグループを編制することができます。

要は町内会もボランティアグループも思考を固定化せず、町内会役員の中の意欲的な人、住人の中のボランティア精神を持った人が、その時(時代)の必要に応じて新しい目的のため協力し、新しい組織を編制することだと思います。

機能が低下した組織は自然消滅するものです。
町内会機能が低下すると改善に立ち上がる人がいるものです。
したがって一時的な町内会機能低下で絶望する必要はありません。