原因は値が下がらないからだそうです。建設者がほかの事業で利益を得ており、まだ保有できるからだそうです。しかし保有も限界が来ます。職住近接という価値観があるので買いたい人は多いと思います。将来、値が下がれば売れるでしょう。値が下がると建設者は損金を出すかもしれません。
タワマンと呼ばれる高層集合住宅は高級というイメージで買われてきましたが、いい住宅というより、都市部では、土地がないので高層集合住宅でもしょうがないという評価だと思います。住宅面積が広くても庭のない空中空間住宅がいい訳はありません。
ところで都市部については、町が横に広がるだけでなく、上に下に広がり、かつ構造が複雑かつ密集状態です。普段でも安全管理がむずかしくなっています。大地震などが来ると町は非常に危険です。もう限界と考え、都市部を捨てることを考えるべきではないでしょうか。
東京オリンピックの開催で東京の町の改善をはかったとのことですが、安全度が上がったか疑問です。東京を捨てるという考えの方がよかったと思います。
東京を安全にする必要があります。また中央政府を合理化近代化する必要があります。今の中央政府は無駄が多く金食い虫になっています。東京から遠い所に適地を探し、重要度の高い機能から移し、東京にある機能を順次捨てるようにすると政府の合理化近代化ができます。本当は東京オリンピックの開催ではなく、こういう根幹の改善になることにお金をかけるとよかったと思います。思い切って東京を捨てると東京が安全で美しい都市になると思います。
大阪万博の開催も大阪の町改善にはならないのではないかと心配しています。リニア新幹線の建設も東京、名古屋の町改善にはならないと思います。無駄な動きが増えるだけだと思います。