住んでよかったと思う町にしよう

観光旅行に行くのに自分の町を美しくすると考えません。よく考えると大半の時間を過ごす自分の町の美化が重要ですね。まちびと

住宅水準を上げ、その住宅を流通させよう

2006年11月30日 | Weblog

横浜 舞岡公園

日本が経済成長していた時代は人々は住宅は買えると思いました。
借金しなければ買えない人が多かったのですが、借金しても返せると思ったからです。

現在は経済が横這いですから借金すると返せないのではないかと心配します。
したがって人々は住宅は買えないと思います。

これでは住宅水準が上がらず、最低水準の住宅が増えます。
最低水準の住宅が増えれば、町の住みやすさ、安全、美しさも失われます。
住宅産業も後退します。
悪循環が生じます。

この悪循環を防ぐには仕組みが必要と思います。
まず政府は水準の低い住宅の建設を防ぐため、住宅水準を上げる必要があります。
するとコストが上がり、人々が買えません。
そこで低金利住宅金融の充実が必要です。
借金しても返せない人が出るでしょう。
その時、流通システムがその人の弱みに付け込んで住宅を買い叩くのではなく、正当に評価して買い取り、暴利を考えず流通させるならば、借金を返せなくなった人は、別の古くなって安くはなっているがある水準以上の住宅を買う資金を手にすることができるでしょう。
この仕組みがあれば安心して借金していい住宅を買う人が増えるでしょう。

要するにある水準以上の住宅があるようにし、その住宅が流通するような仕組みを構築することが必要ではないでしょうか。
そのためには政府と住宅業界がよく話し合って望ましい住宅水準とその住宅の流通システムを考え出すことが必要と思います。

今の政府は、仕事を面倒と考え、業者任せにしていますが、それでは住宅水準は上がらず、町の水準は下がるだけです。
水準の低い住宅がいっぱい流通していますと、住宅を買う側も低水準住宅に流されます。
住宅を買う側の目が低くなれば、当然、住宅産業も貧相になっていきます。
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密集住宅に沈む古都鎌倉

2006年11月27日 | Weblog

鎌倉鶴岡八幡宮

鎌倉は凝灰質砂岩からなる100m前後の丘陵部に谷が複雑に入り込んでおり、丘陵部の斜面が急勾配なのでまるで谷にとんだ山地であるかのような景観を呈し、谷部は谷戸と呼ばれ、多くの人々に愛されてきました。

鎌倉幕府ができると、このような谷戸を利用して数多くの社寺が建設されました。
後ろと左右を山に囲まれた環境は社寺建設の地として相応しかったのでしょう。
幕府が滅びても社寺は残り、現代の鎌倉に古都としての面影を残しています。

近世になりますと地位の高い人、事業に成功した人、文人などが古都の雰囲気と地形を愛して鎌倉に住みました。
そして近代になると普通の住宅地として急速に開発され、今日では谷戸の奥深い所や丘陵部の上まで住宅が建設されるようになりました。
また昔の大きな敷地が戸建住宅用として細分化されたり、集合住宅建設に利用されるようになりました。

古都鎌倉は低質密集住宅に沈みつつあると言っていいと思います。
道路が細いですから軽乗用車がやっと通れる住宅地が増えました。
軽が入れないところにも住宅がいっぱいあります。

観光客が大勢来ます。
鎌倉中の狭い道を、路地といい、山路といい、大声を出しながら歩き回ります。
鎌倉は最早住みやすい町ではなくなりました。
歴史的遺産が散在する、人で混雑する狭苦しい雑然とした住宅地になりました。

鎌倉で森林ボランティアをやっている人と源氏山を歩いていると、彼は、鎌倉をユネスコ世界文化遺産に登録するお話しがあるがそのような資格はないと厳しいことを言っていました。
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経済成長より生産意欲の持続

2006年11月24日 | Weblog


日本は労働人口が減ります。
このことで日本経済の将来は暗いと予測する人が多いと思います。
経済が縮小すると予測するからでしょう。

しかし人口が減る訳ですから経済縮小は自然です。
縮小するから日本経済の将来は暗いということにはなりません。

縮小の副作用として社会に歪み(格差拡大)が生じ、その歪みで人々の心が傷つき、生産意欲が低下する恐れがあることが大問題です。
この問題を解決し、強い生産意欲を持続することができれば日本経済の将来は明るいと思います。

その意味で若い人々が学習意欲、研究意欲、労働意欲を失いつつある現状は確かに憂慮すべきです。
会社は、賃金を押さえ、利益を追及していますが、これは危険です。
社内教育に力を入れ、利益の労働分配に配慮し、強い生産意欲を持つ労働者を育てる経営をすべきです。

生産は人件費の安い国に勝てないという単純な発想は間違っていると思います。
質がよければ安い方がいいと考える人は多いですが、ただ安ければいいと考える人は少ないと思います。
人件費が安い国でも、ただ安ければいいとは考えないと思います。
したがって低コスト化のほかに質(性能、信頼性、デザイン、安心・安全、環境配慮など)の改善と、新技術・新システムの開発が生産の鍵です。

ところで爆発的な住宅の建設を見ていると、相変わらず数の供給に力が入っていると思います。
質にいたっては低下傾向にあると思います。
今後は人口が減りますから質の悪い住宅からどんどん空き家になります。
したがって長い目で見ると住宅の投資効率が低下します。
町の環境悪化も進みます。

住宅を買う側も、こんな住宅でもいいではなく、こんな住宅は買いたくないという厳しい住宅選択基準を持たないと日本の住宅産業は健全に育たないでしょう。
町も美しくならないと思います。
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富士五湖も含めた方がいい

2006年11月21日 | Weblog


富士山の世界文化遺産登録は富士五湖を含めた方がいいと思います。
関係している町々が観光業が制限されると言って大反対したため含めないことにしたとのことですが、町の人々は未来を見誤っています。

世界が観光地を見る目は非常に厳しいことを知るべきです。
利益重視の観光業で雑然と開発が進んだ富士五湖は日本人だって嘆くでしょう。

富士山を見たいと世界から来た人々は、富士五湖周辺に宿泊します。
いかに富士山が崇高でも、富士五湖が美しくても宿泊した町が雑然としていたのでは観光客はがっかりします。
これでは世界の観光地としての発展は限界があります。

聞くところによると、ゴミや糞尿で汚れた富士山は世界自然遺産として登録の価値がないそうです。
町の人々の言うことを聞いていると富士山信仰もいい加減なものです。
現状では富士山は世界文化遺産としても無価値かもしれません。

町の人々は、どうして観光客が富士五湖に来るか考えるべきです。
町の人々の観光業の結果ではなく、富士山や富士五湖が美しいからであることを忘れてはいけません。
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杉の伐採は後のことをよく考えてやってほしい

2006年11月18日 | Weblog

奥多摩 山の斜面が崩落しています。

今日奥多摩に行って来ました。
モミジ、カエデの種の採取が目的でしたが、ミズナラ、ブナノキ同様、今年は種が取れませんでした。

山の天辺まで植林された杉をどうすればいいのか、答えのない問題を考えながら山の中を歩きました。

昔炭や薪をとるために山が丸裸になったのを見て、これは大変と、後のことも考えず、ひたすら杉を植林したが、その杉が十分な手入れも受けないまま成長し、今は花粉症の原因になっています。

林業は成り立たないということで、従事する人が激減し、まさに日本の林業は崩壊の状態にあります。
奥多摩でも林業についてよく知っている人は数人と言っていいような状態だそうです。

森林ボランティアを育成するお話しがありますが、その程度のことで山の管理ができるはずがありません。

石原慎太郎東京都知事は、杉は花粉症の原因と大量伐採を実行中ですが、後のことを十分考えてやっているでしょうか。
昔の杉の植林も後のことを考えずやり、今の伐採も後のことを考えないでやるのでは、問題をつくっているだけです。

一番心配なことは山崩れです。
奥多摩の山は石灰岩質で急峻です。
表層の土が流れますと、奥多摩は遠い将来奇岩奇勝の観光地になるかもしれませんが、山は保水性を失い、多摩川は氾濫しやすくなるでしょう。

林業、治山治水の専門家などが知恵を結集して、後のことをよく考えて結論を出し、その結論を参考にして政治的対策を組織的に行なうようにしないと政府は災害対策に追われるだけになるでしょう。
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建長寺から裏山伝いに覚園寺へ

2006年11月15日 | Weblog

建長寺の裏山の半僧坊から見た由比ケ浜
町の部分の海に向かっている斜めの線が若宮大路です。

北鎌倉には山を背にして西から円覚寺、建長寺、覚園寺(かくおんじ)の大寺が並んでいます。
覚園寺は、鶴岡八幡宮の東にある鎌倉宮の方から入ります。
そのためちょっと訪問する人が少ないかもしれません。

しかし覚園寺は薬師堂ケ谷(やつ)の一番奥まった所にある鎌倉の寺らしい寺です。
今日は建長寺の裏山伝いに山の上を歩いて覚園寺に行きました。
この山道が覚園寺の裏山に接近すると、やぐらと呼ばれる四角い穴が山道の側面の岩壁にたくさんあるのを見ることができます。
数人入れる四角い部屋から一人体を曲げないと入れない四角い穴まであります。
これは中世の武士の墳墓群です。

覚園寺は本堂である薬師堂(県重文)が圧巻です。
茅葺の大きな建物で重厚です。
そして中に入ると薬師如来、日光菩薩、月光(がっこう)菩薩の三像(いずれも重文)の美しさに圧倒されます。
薬師は頭が鎌倉時代の作、胴は室町時代の作です。
日光、月光は室町時代の作です。
両側に6対ずつ並んでいる12神将像(県重文)も見事なものです。

薬師堂の周りは自然そのままで、谷戸(やと)の美しさをそのまま残しています。

覚園寺で特筆すべきことは、先に書いたように裏山の岩壁にやぐらが無数にあることです。
覚園寺の東側の山は見上げるような大岩壁になっていますが、その根元に大きな四角い穴が開いています。
中に入ると人が数十人入れる大きな部屋になっています。
これもやぐらで覚園寺のやぐら群の中では最も大きいものです。

覚園寺は撮影禁止になっているため、その美しさをご紹介できないのが残念です。
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テレビアンテナをなくそう

2006年11月12日 | Weblog

私が住んでいる町は、電波の状態が悪く、アンテナがあっても画像が乱れます。そこでケーブルテレビに切り替える人が増えており、アンテナはどんどん減っています。

NHK受信料不払いが約30%と聞くと、人々の思いは、受信料を払いたくないということだと思います。
理由はいろいろあります。
1. 貧乏だから節約したい。
2. 受信料が高い。
3. NHKは無駄づかいが多い。
4. NHKはあまり見ない。
5. 画像が乱れており、お金を払って見る品質ではない。
6. 民放で十分。
7. 受信料は税金みたい。それならNHKは税金で運営せよ。

最近、菅義偉総務相がNHKに具体的な内容について放送命令を出しました。
このニュースを聞いて、受信料を払いたくないと思った人はさらに増えたのではないでしょうか。
総務省が内容に立ち至ってNHKに放送命令を出すなら総務省がNHKを運営すべきと考えた人が多いと思います。

これは困ると言うので、NHKは、自主、自律で放送すると総務省に返事をしたそうです。
もちろん、これは表向き、裏ではすでにNHKは政府の命令で放送する方向です。

これは危険な動きです。
驚いた民放や新聞社は、すぐ、報道が統制される恐れがあると懸念を発表し、政府を牽制しました。

NHKの立場があいまいだからこのような問題が生じます。
郵便局と同じです。
政府のために利用されます。

したがってNHKも民営化すべきと思います。
NHKのよさを保持しながら民間会社として存続することは可能と思います。
経営が甘いから従来の受信料制度にしがみつきます。

すでに都市部では急速に光ケーブル網、同軸ケーブル網が通信網として普及しています。
インターネット時代ですから地方にも普及するでしょう。

私は光ケーブルを使っています。
そこでテレビ放送も光ケーブルを使って放送してほしいと思います。
NHKはこの努力が足りないと思います。
無線放送では、電磁波障害を受け、画像の乱れが防げません。

有線放送ならNHKは契約した人に番組を流せばいい訳ですから確実に受信料をとれます。
画像の乱れもありません。

それから住宅の屋根の上のテレビアンテナが無用になります。
これは町の美化に役立ちます。

総務省は、受信料支払い義務、テレビ設置通知義務、支払わない場合の割増金請求などを法律にすることで受信料不払い問題を解決しようとしています。
時代錯誤です。

NHK受信料を払いたくないと思う人は50%以上いるのではないでしょうか。
こうした人々の思いを単純に悪いとするのは間違っています。
NHK受信契約といえども個人とNHKの一対一の契約であるべきです。
個人の思いが否定される契約は契約ではありません。
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地震台風竜巻

2006年11月09日 | Weblog


日本は地震台風の国と思っていましたが、近年竜巻の発生が多くなってきたような気がします。
地球規模の気象変動のせいでしょうか。

11月7日に起こった北海道佐呂間の竜巻の被害を見ると、建設会社の仮設事務所に死者が集中したようです。
問題の仮設事務所はいかにも風に弱そうな建物でした。

しかしこの仮設事務所のかわりにそこに一般住宅があったら同じように飛んでしまったでしょう。

この竜巻は十秒ぐらいで消えたそうです。
いくつかの条件が重なって急に発生し、爆発的な力を出した後、すぐエネルギーを失ったのでしょう。
それにしても瞬時に吐き出された力の大きさには驚きます。

従来日本には少なかったので竜巻の心配をすることがありませんでした。
今後は竜巻も起こると考えて住宅構造を改善する努力が必要だと思います。

沖縄では台風を心配して鉄筋コンクリート造の住宅が多いのですがこれは竜巻にも強そうです。

木造では強度に限界があるということであれば、住宅が飛んでも命は助かるような工夫、たとえば避難場所として地下室を設ける方法があります。
通常は物置として使うようにすればいいと思います。
アメリカの竜巻多発地帯ではこの方法が取られています。

屋根と窓と基礎を頑丈にすることはある程度有効ではないでしょうか。
屋根は台風でもよく剥がれます。
開発が非常に遅れていると思います。

近年の雨戸は強度が改善されていると思いますが、竜巻に対してはどうでしょうか。
雨戸を設けない住宅が増えていますが、これは問題だと思います。
防犯にも役立ちますから雨戸は設けるべきです。

基礎は最近の住宅はよくできていると思いますが、上の建物との結合強度は大丈夫でしょうか。

起こってしまった被害はどうしようもありませんが、どんな被害でも対策を講じなければ被害から何かを学んだということになりません。
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伝統美

2006年11月06日 | Weblog

岩手県南部の古い民家 伝統美を感じます。

伝統を重んじて生きる人がいます。
その生き方には何か歴史の重みを感じる美しさがあります。
住宅にも町にも不思議な美しさを感じます。
そのような伝統美は、都市から離れた地方によく残っています。
地方に住む人は生活が単調と嘆き、都市に出ることを希望しますが、都市には伝統美がありません。
都市では人々は仕事や事業に時間を奪われ、住宅や町について考えるゆとりがありません。
都市に伝統美が生じるには長い年月が必要です。
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横浜のある丘の町

2006年11月03日 | Weblog

横浜のある丘の町

これは古い町ではありません。
新しい町です。

いったい誰が緑の丘をこんな町にしたのでしょうか。
土地所有者でしょうか。
不動産会社の儲け主義でしょうか。
買った人の責任でしょうか。

それぞれ応分の責任があると思いますが、やはり地方政府に計画がなさすぎたと思います。
行政区が広大な横浜市は各区の町のことをよく考えません。
市には区がありますが、区には自治権がありません。
区は独自の町づくりを計画できません。
そこで土地所有者や不動産会社はやりたい放題でした。

美しい国、日本。
確かに日本の大自然は美しいと思います。
しかし人間がすること、つくるものはいかがでしょうか。
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