ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

まずは生活困難な人を助けてほしい

2008年12月29日 | Weblog
今は、弱者かどうか調べるなどとうるさいことを言わず、中央政府も地方政府も、まず、助けを求めてくる人を助けてほしいと思います。
家族親類縁者の中で誰かが助けを求めたら求められた人はできるだけ助けてほしいと思います。

経済成長率-1%前後は総合的に判断すると経済混乱とは言えません。
助けを求める人は全体から見れば少数です。

弱者を助けると経済が混乱するなどということは生じません。
今回の経済危機は利己主義のマネーゲーム好きがつくった一時的な波であることを理解すべきです。
経済危機は人々が動揺すると経済混乱の原因になります。

人がいる限り、人が生きるのに必要なもの・サービスを提供する仕事はあります。
技術・システム開発も必要です。
景気回復とか経済成長とかむずかしいことを考えず、まずは冷静に必要な生産と消費を継続するべきです。
この行動が異常波を静めます。

希望をもって新年を迎えたいと思います。
このブログは来年は防災に重点を置きながら書き続けたいと思います。

苦悩すると都市部の防災ボランティア

2008年12月24日 | Weblog


都市部の町の防災機能を高めることは容易なことではありません。
建物が密集していることだけでも危険です。
その上住人の町意識が希薄です。

行政側の要請で町内会に防災組織を設け、担当者名簿をつくっても担当者が防災知識がないということはよくあることです。
自分の家の防災も考えない人が多い訳ですから町の防災を考える人はほとんどいません。
防災担当者になっても消極的な人がほとんどです。

したがって数少ない町の防災に熱心な人はどうすればいいか途方にくれます。
ある防災ボランティアは、少数でもいいから町に防災知識のある人がいれば、本当に災害が起こったときその人が指導すれば、防災知識がなくても動ける人はその人に協力するのではないかと言いました。

行政側は災害発生後3日間町の住人が頑張ってほしいと言います。

幸い行政側は防災訓練については町内会に対して協力的です。
町内会の防災組織はこの防災訓練システムをできるだけ利用してできるだけ多くの住人が防災訓練に参加できる機会を増やし、少しでも防災知識を高めてもらえるように努力するといいと思います。
防災訓練の案内をしても参加する住人は少ないと言って、町内会が住人に対する防災訓練参加機会の案内をやめてしまうとか、町内会の役員だけが形式的に防災訓練に参加するようなことをしていると町の防災機能はゼロになり、本当に災害が起こったとき被害はより大きくなります。

防災ボランティアは数人でもいいから町の防災ボランティアグループを設け、町内会の防災組織を支援して、もし災害が起こったらという場面を想定しながら自分達がやるべきことを考えるようにするといいと思います。
また、申込みがなくても絶望せず毎年防災ボランティアを募集し、町内会と協力して防災訓練を受けてもらい、あるべき防災機能に関する会議に参加してもらうといいと思います。
決して数人の防災ボランティアの閉鎖的グループにしてはいけません。

町内会が住人全員に対して行う防災訓練については、防災ボランティアグループも災害が起こったと想定して防災訓練に参加するといいと思います。
防災機能がない町の現状に絶望するのではなく、少しでも改善したいという思いを持ち続けることが大切です。

グループボランティア活動の代表

2008年12月21日 | Weblog
町のあるボランティアグループのお話しです。
70歳台の熱心な代表がいてグループを指導しています。

ところが会議はこの代表の独演会です。
各回自分の考えをとうとうと2時間話し続けます。
簡単な質問に対する応答でも、その質問を利用して自分の考えを長々と話し続けます。

要するに全然会議になっていません。

ある会議では代表からあるものを買うというお話しがありました。
すると数人から買う必要はないと意見がでました。
代表は延々と買う必要性を話し続けました。
それでも反対者は反対しました。

すると最後に代表が、そのものを買うということで横浜市からかねをもらうことになったから買うと言いました。
ボランティア全員がざわめきました。
そして反対が強くなってしまいました。

代表は自分の考えを言い続けるだけで一向に結論がでませんでした。
すると一人の人が、多数決で決めたらどうかと提案しました。
時間がかなりたっていましたから代表もこの提案を呑みました。

決をとったら反対多数でそのものは買わないということになりました。

個人ボランティア活動なら自分の考えで実行できますが、グループボランティア活動となると代表といえどもみんなとよく相談しないとグループは動きません。

豆腐料理

2008年12月18日 | Weblog

横浜の庶民的な韓国料理店の飾り

韓国の知人の案内で横浜の庶民的な韓国料理店に行ってきました。
外から見ると非常に安っぽい店でした。
ところがわざと貧相に見せた韓国の料理店の店の雰囲気とおいしさで成功しているようで火曜日の夜だというのに店は満員でした。

唐辛子を使った料理が韓国料理の特徴ですが、意外に辛くないので、知人に、この店は日本人の口に合うように味を工夫していないかと聞いてみますと、韓国の味だと言いました。

何種類か食べましたがその中で韓国風豆腐ステーキが一番気に入りました。
木綿豆腐に軽く塩をふり、水気をとり、油をしいたフライパンでちょっとこげ茶色になるまで焼き、次にひき肉、ニンニク、ネギ、唐辛子などを使って韓国風の味付けで煮込むのだそうです。
豆腐の形が崩れているのは日本人好みではありませんが、言ってみれば肉豆腐韓国版です。

豆腐は、韓国、中国、日本でいろいろな料理法が開発されてきました。
世界の食料事情を考えると、豆で蛋白をとるという考えはますます重要になると思います。
3国大いに競争して積極的に豆腐料理を開発し世界に広めるといいと思います。

技術・システム開発継続が重要

2008年12月15日 | Weblog

高層ビルは高層であるという点では技術水準が高いのですが、その総合評価はこれから

技術・システムの開発は経済の安定に非常に寄与します。
今回の金融危機で概して日本経済が安定しているのはすぐれた技術・システムのおかげです。

人々がいるから生きるためにもの・サービスが必要です。
もの・サービスが必要だから人々は生産します。
金融危機が起こってもこの常識は変わりません。
したがって今回の金融危機で動揺する必要はありません。

人々は金融危機を起こしてしまったことを反省すべきです。
金融システムに問題があったと知るべきです。

従来金融システム開発を主導してきたアメリカが大失敗をしました。
この分野では日本はアメリカを先生としてきました。
大いに反省して日本も金融システム開発に注力してもらいたいものです。

人々は巨額な金融資産を金融機関に託しているだけでなく、厳しく金融機関を批判し、アメリカの模倣だけしているような金融機関を捨て、システム開発に熱心な金融機関を選別すべきです。

日本銀行は選別のしようもありませんが、その運営については厳しく批判すべきです。
福井俊彦前総裁は、自分自身もマネーゲーム好きであったし、金融機関のマネーゲームにも甘い人でした。
人々が生きるために金融を役立たせるという目的意識が乏しかったと思います。
彼がアメリカ流に流された原因と思います。

貯蓄して家をつくるという考えは健全

2008年12月12日 | Weblog


近年若い人の間で自分好みの家をつくりたいという考えが強まっているそうです。
望ましい傾向と思います。
どのような家がよいかと彼らがよく考えてくれることを望みます。

金融危機に対して政府は内需拡大を重視しているようです。
しかし、不必要なものは買わない、買う場合は高くてもよいものを選んで買い、大切に使うという生活を重視すべきと思います。

従来はいろいろなものが豊富に提供されるのを前にして人々は消費生活を楽しみました。
収入の少ない人まで無理して消費しました。
内容は広告だけというつまらない雑誌をわざわざかねを払って買い気に入ったものがあるとすぐ買いました。

まだまだ家をつくるという考えは弱いと思います。
家は高くて無理と思っているからです。
消費生活を優先するから貯蓄ができず、その結果家は無理と思うのだと思います。
だから貧相な家に住んでいます。

人が生きるのに必要なものはそれほど多くないと思います。
ものがなくて広いと感じる家は生活がしやすいと思います。
不必要なものを買わなければそれだけよい家に住むことができます。

家については政府は補助金を出してでもよい家をつくらせるべきです。
2代、3代にわたって大切に使ってもらえるような家づくりを目標にするといいと思います。
よい家は町も美しくします。

湘南の町大磯

2008年12月08日 | Weblog

大磯城山(じょうやま)公園の展望台から西方向を見た景色


東海道本線を挟むようにして発達した大磯の農地

湘南と言えば大磯、大磯は高級住宅地、別荘地として昔は有名でした。
昔とは明治から昭和初期です。
しかし今は貧相な町で、観光客も多くありません。

戦後相模川以東の海岸が東京に近い観光地として開発され観光客を奪われたこと、西湘バイパスが建設されて美しい松林の海岸が破壊されたこと、バイパスと国道1号線の間の横に広がる広大な海岸線を明治の大金持ちの旧邸が占拠し、これらの土地が非公開であったことなどがわざわいしました。

これではいけないと神奈川県と大磯町は、旧邸群を利用して大磯近代歴史文化公園ゾーンを建設したいと計画しています。

大磯駅から西に約30分歩くと国道1号線と東海道本線の間に大磯城山(じょうやま)公園があります。
ここは旧三井邸があった所で小高い山になっています。
晴れた日にはここからの見晴らしは絶景で西には富士山、箱根連山、伊豆の山々、南には紺青に輝く相模湾、そしてその向うに大島とその美しさに感動します。

旧陸奥邸、旧大隈邸、旧吉田邸などの旧邸の庭園の広さ、美しさは、見たことがないのでわかりませんが、資料で見る限り、さすがと思うような庭園ぞろいのようです。
しかし旧邸群が並んでいる海岸線沿いはもともと砂地の松林でした。
今でも潮風が吹き付け、砂は国道1号までさらには越えて舞います。
朽ちる建物は無理して維持せず、植物に手を入れる程度の庭園管理ならばそれほどかねはかからないと思います。

大磯の美しさは何と言っても自然の美しさです。
相模川以東の海岸のような雑然とした開発はやってはいけないと思います。
大磯の平地は園芸や農業に向いています。

大磯は昔は高級住宅地、別荘地だったということでいいと思います。
今はのんびりした憩いの町になれば十分です。
絶景を楽しみながら大磯港から上がった新鮮な魚料理、周辺の農地から取れた新鮮な野菜料理を食べ、そして空間と植物のある町をちょっと散策し、さらには海岸や小高い山から絶景を楽しむ町になれば理想的です。

横浜砂漠のオアシス

2008年12月05日 | Weblog

横浜の野毛山動物園


フサオマキザル (出所)野毛山動物園ホームページ

約20年ぶりに野毛山動物園に孫と行ってきました。
現在も入場無料です。
入り口の位置が変わっていましたが、動物の種類、配置はあまり変わっていませんでした。
象と白熊がいなくなったのは残念ですが、今日においても、広さといい、地形といい、動物の種類といい、子供達には最適の動物園と思います。

昔はいなかったと思いますが、フサオマキザルという南アメリカ産の小型の猿がいまして、首から上を見ていると調髪した男の人のような印象を受けました。
ちょうどその時係りの人が餌を与えに檻の中に入ってきましたが、一匹々々が争うことなく係りの人から餌を手で受け取って食べました。
係りの人は、この猿はチンパンジーに次いで賢いと言っていました。

なかよし広場があって孫はここでモルモットやマウスやひよこに触れたことが嬉しかったようで、特にモルモットは膝の上においていつまでも毛をなでていました。

野毛山公園、その中の野毛山動物園は横浜砂漠のオアシスです。
山の周りは建物がびっしりと埋め尽くしています。

周辺に住んでいる人々はくさいと言って動物園を嫌いますが、無機質な建物の密集地も問題です。
動物の密度を上げるとくさいので、数は増やさないようにし、住宅地に近い部分の林が疎になっていますから、林をつくりなおして木の密度を上げ、今後も動物のいる公園として維持するのがいいと思います。

集合住宅については長期的評価が必要

2008年12月01日 | Weblog


集合住宅は、共通の建物部分、水系、電気機械系、電気系、制御系の維持管理が結構面倒でかねがかかります。
これらは古くなればなるほど維持費がかかります。

ところが集合住宅は空家率が増加中だそうです。
その上、住んでいても管理費を払えない人、払わない人が現れます。
集合住宅は古くなればなるほど管理費が集まらなくなります。

火事や地震などの災害も集合的です。
最近の高層集合住宅は安全と言われていますが、本当に安全かわかりません。

建て替えとなると居住者全員にはかることになります。
古くてもいいと主張する人が必ずいますから建て替えは容易ではありません。

したがって集合住宅は必然的に貧相になります。
土地も上の集合住宅の処分が不自由ですから資産価値を失います。

これまでの集合住宅の建設は長期的な評価を行わないまま、買いやすさ、通勤の便利さなどを強調して行ってきたと思います。
建設する側も買う側も冷静に集合住宅の長期的評価を行うべきと思います。