ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

原発事故避難訓練より原発処理処分の方が賢明

2013年01月30日 | Weblog
原発事故を想定し、避難訓練を行う地方自治体が増える方向です。
放射能被曝を防ぐためできるだけ早く逃げることが大事ですから避難訓練は大切と思います。

しかし、どうしても理解できないことは原発事故は起こると思いながら原発処理処分を決心できないことです。
早期に避難を完了して被曝を防ぐことができたとしても原発周辺の放射能汚染は防げません。
東京電力福島第一原発事故でわかるように汚染地域の除洗は非常にむずかしいことです。
生活・生産地を失う不幸を原発をかかえる地方自治体は理解していません。
今もらえる金銭に目がくらんでいるからです。

原発事故避難訓練を行うくらいなら原発処理処分を決心した方がはるかに賢明です。

双葉町の苦悩

2013年01月25日 | Weblog
大規模放射能漏洩を起こした東京電力福島第一原発の北に双葉町があります。
放射能汚染で危険ですから人は住めません。
町民は福島県内外いろいろな所に避難しました。

町が被害を受けて苦しんでいるのにそこへ国や福島県が放射能汚染物などの中間貯蔵施設を双葉町を含む放射能汚染地に建設する案を出してきたので町が反発し、国や県との関係がこじれ、これ以外の賠償問題などについても町と国や県との交渉がうまく行ってないそうです。

町長は県内に残っている町民も県外に出したかったと述べていますから、県単位の広域放射能障害を心配していると思います。
一方、町会は町の復興計画策定が遅れていると町長を批判しています。

町会の考えが甘いと思います。
除洗がむずかしい上、破壊状態でいつまた大規模な放射能漏洩が起こるかわかない事故原発が南にあって町の復興は容易ではありません。
事故原発とその周辺を安全にすることが先です。
それには恐らく30年、下手をすれば50年以上かかると思います。

国や福島県は放射能汚染、放射能障害の事実を隠蔽する傾向があると聞きます。
風評被害を取り除きたい、県の生産力を回復したいという気持ちからと思います。
しかし無理して急いで町を復興し、町民を戻すことは危険です。
チェルノブイリ原発事故で放射能汚染を受けたベラルーシ、ウクライナの汚染地域の放射能障害発生の事実を軽視してはいけないと思います。

老人の町の除雪

2013年01月22日 | Weblog
1月14日に横浜にかなりの雪が降りましたが、丘陵地帯の住宅街のあまり日が当たらない道路では除雪しなかったところは雪が氷となって道路面にへばりつき、昨日も残っていました。

住宅街の道路の除雪は道路の両側の家の人が行うのが慣習だと思います。
もし除雪ができない家があったら近所が応援するのが慣習と思います。

ところが今回の雪については私の町は除雪してない道路が多いと思いました。
原因は老人割合が非常に高いことにあります。
老人は除雪がつらいですから、放置しておけば自然に解けると思ったと思います。
ところが天気はよかったのですが、連日寒い日が続き、路面は凍結状態になりました。
これは危険だということで家の人が前の道路の凍りついた雪を砕きながら除くようになりました。
この苦労は、14日の晩か、15日の朝に行った除雪作業よりはるかにつらい仕事だったと思います。

私の町でも15日にはきれいに除雪した道路が1本ありました。
たまたまその道に面した家の人とお話しする機会がありましたので若い人が多いのかと聞くと、そうではなく、すぐ除雪した方がいいと近所の人が言い合ってみんなでいっせいに雪がやわらかいうちに除雪したそうです。

老人の町でもこれが正解だと思います。

私の家の前の120mぐらいの道路は15日に大体除雪を終えましたが、放置すれば自然に消えると言い張ってみんなとやらなかった家が数軒ありました。
その家の人に配慮してその家の前の道路半分の除雪はやらないでおきましたが、案の定、雪は消えず、凍結して家の人には取り除けない状態になってしまいました。
放置すれば自然に消えると言い張った人はちょっと恥ずかしい思いをしたことと思います。
彼らは大きな音を響かせながら氷った雪を砕き始めましたが、作業は容易ではありません。
そこで苦労している人を見ると手伝うようにして昨日の晩までに全面除雪を終えました。

金銭重視で危険を軽視していないか

2013年01月09日 | Weblog


事業・仕事環境の変化に応じて自分の事業・仕事を変えるのが普通ですが、変えないで不景気と言っている人が多いと思います。
ところがそういう人々に応えて政府は公共事業を増やして景気を回復しようとします。
彼らは自分の事業・仕事を変えませんから公共事業が減ればまた不景気です。
そして政府の借金だけが増えます。

不景気と言って政府依存心を強めている人々ではなく、今は苦しくても有望と思って事業で頑張っている人々を応援する政治が大切と思います。
(注)農業のように政府が規制を続けているため事業をやりたい人がいてもできない産業分野すらあります。

実は日本の生活水準は高いと思います。
それなのに暗いのは、日本が危険と同居しているからだと思います。

いろいろな危険がありますが、現時点で一番危険なものは原発だと思います。
東京電力福島第一原発周辺の住民のように町を失い、逃げても放射能障害の不安に苦しむ恐れがあります。
実は経済から言っても原発は長期的に見ると発電コストが一番高く、仮に原発事故がなくでもボディブローのように日本の経済を弱めていきます。

金銭は大切ですが、命懸けで追求するほどのものではありません。
放射能汚染、放射能障害を覚悟して金持ちになっても不幸だと思います。

生きる目的は生きることですからもうちょっと安全を重視することが大切と思います。

省エネルギーは楽しいと思えるくらいになるといい

2013年01月06日 | Weblog


今冬も電力供給が十分で停電することはないとの見通しが出されていますが、この見通しを受けて指導的立場の人で節電で無理をすることはないという言い方をする人がいますがわかっていないと思います。

現在でも日本人はエネルギーを使いすぎです。
原発事故をきっかけとしてもっと省エネルギーの工夫努力をすべきです。
省エネルギーが楽しいと思うくらいになるべきです。

ただし節約するだけだったら節約は苦しいでしょう。
省エネルギー技術を導入しながら省エネルギーをやると楽しいと思います。

ガス器具のエネルギー効率が悪いので家のガス器具はすべて電気にするといいと思います。
電力消費が増えるではないかと思う人がいると思いますが、ガスを火力発電に回すと実は省エネルギーになっています。

自動車で言うならば電気自動車の方が省エネルギーになります。
自動車燃料を火力発電に回した方が省エネルギーになります。

横浜ですが、断熱住宅は夜間の温度の下がり方が減り、朝でも10℃以下に下がっていることはあまりありません。
防寒着を着ていれば、動いているならば暖房なしで大丈夫です。
動かないでいる時はたとえば足元だけを小電力の電気ヒーターで暖めているだけで問題ありません。
昼間太陽が上れば室温はどんどん上がり20℃をこえます。

寝ている間は私は電気敷き毛布が気に入っています。
軽い化繊綿の掛け布団で十分です。

これから自然エネルギー技術が飛躍的に進歩すると思います。
都市部では太陽電池ぐらいしか導入できないのですが、地方ではこれらに加えて小水力発電、風力発電、地熱発電が導入可能です。
町村単位、数軒単位、1軒単位でも新エネルギー技術は導入可能になります。
(注)都市部は廃熱も利用する火力発電や燃料電池が省エネルギーになります。
現在の原発中毒がうそのように思えるようになります。
新技術は駄目と思うのではなく、技術開発は無限と思うといいと思います。

なお原発を安全にすることは至難です。
放射能がこわいのですが、増える放射性物質を安全管理する技術が至難です。
技術未完成のまま原発を実用化しているのが現状です。
原発を使いながら未完成技術を完成すると技術者は考えましたが、完成の見通しは全くありません。
最近ウランにかえてトリウムを使う原発が安全と主張する人がいますが、いろいろな放射性物質が増えることは変わりありません。
技術開発のむずかしさはウラン型と変わりありません。
原子力を実用化したと現代人はうぬぼれていますが、自分の住環境を放射能で汚染しており広大な墓穴を掘っているようなものです。

政府の責任は人々の責任

2013年01月03日 | Weblog
人々が原発賛成と言うのは、原発発電コストが本当に安いからではなく、電力を安く売ってもらえるからです。
それでは誰がコストを負担しているかと言うと政府です。
つまり人々です。
原発稼動の背景には木を見て森を見ない私達の不明があります。

政府が電力会社を支援する理由は原発推進のためです。
これまで政府は原発は最善のエネルギー技術と思いこんできました。

しかし、日本全体から見れば原発コストが安いとは言えません。
今回のように東京電力福島第一原発事故、広域放射能汚染が起こると東京電力は政府の支援なしではすぐ倒産です。

しかし政府が電力会社を支援し続けたらいつまでたっても原発の発電コストの真実が人々に見えません。

政府はまず原発から完全に手を引くといいと思います。
すると東京電力はすぐ倒産するでしょう。
すぐ政府は東京電力の破産処理を行い、既存施設を売却するといいと思います。

原発だけは買い手がいないと思います。
しょうがないから政府が買います。
政府は国策会社を設立して独立採算制で原発経営をやります。
発電、事故原発処理、除洗、損害賠償、放射性廃棄物処理すべてを国策会社がやります。
人々は原発の発電コストの高さにびっくりするでしょう。
しかし人々は永遠に原発処理、放射性廃棄物処理のコストも仕事も負担し続けなければなりません。

原発を実用化した最終責任は人々にあります。
政府の責任は人々の責任だからです。

いますぐ原発の稼動をやめ、原発処理、放射性廃棄物処理に入るのが人々にとって一番コストも仕事も少なくてすみます。

ここではコストを論じましたが、安全性の面からもすぐ原発稼動をやめることが最善です。