ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

ゲートボール部員勧誘に注力したい

2022年12月27日 | Weblog
このままではわが町の来年度ゲートボール部の部員数は8人です。

10年以上前から防災ボランティアとして一緒に活動してきた人がいますが、ゴルフをときどきやる上、太極拳や盆踊りの先生をやっていて忙しくてこれまではGBに関心を示しませんでした。

しかし、町の高齢化、新型コロナウイルス禍などと関係がありますが、太極拳や盆踊りの生徒が減り、本人も先生稼業より、自分が町の人と運動することに感心を持ち始め、また従来やっていたゴルフもほとんどやらなくなったようで、最近はGBに入部すると言うようになりました。そこで昨日会ったのでGB部入部の決意を聞くと、来年早々、白内障の手術を行うので、1月からは無理だが、4月からなら大丈夫と言いました。

もう一人の候補は、私の班の班長で、今年度で班長職は終わりだから来年度からGBをやってもいいと言っていました。

そのほか、わが町のグラウンドゴルフ(GG)部が解散になったことでGGをやらなくなった人が少数います。まだGG部があったとき誘った人がいますが、GG部なき今、GBに感心はないか確認してみたいと思っています。

まだ勧誘していないが、奥さんがGBをやらせたいと思っている男性がいます。これと言った運動もせず、運動不足の夫の健康を心配しているのでしょう。このような場合、男性はGBを始める確率が高いと思います。過去、このような形で入部した男性を2名知っています。

今年度中に少なくとも3名新人を集めたいと思っています。現在部員ですが、自分の病気を心配して練習試合にほとんど出てこない人が一人いるからです。ゴルフをやっていたが、行く回数が減ったのでGB部に入ってくれたのですが、GBは元気がありません。彼はGBをできない病状ではないと思いますが、70代後半に入っていろいろな症状がでるようになって気が弱くなり、病院通いや、家内閉じこもりが多くなりました。まちなかの公園でやっているGBは、運動としては静かで、自宅療養の一部と思ってあえてやると生きる元気が出るのではないかと勧めているのですが、出てきません。

彼が出ないと現状部員は実質7人です。少なくとも3人いないと5人対5人の練習試合ができません。

(注)GBは、極端な話、一人でも一人が10人役をやれば研究的訓練を行うことができます。隣町に一人のGB好きがいました。一人で練習していました。練習していないと、公園内でGBをやる利権を失うからという面が強かったようですが、一人でライン(細いロープ)を張り、ゲートを立て、10人役で練習をやっていました。私に来てくれと言うので週1回行って二人で練習試合をやりました。双方赤あるいは白で5人役ですから打撃も作戦も大いに自分で工夫でき、勉強になりました。参加者が5人以下だとお話にならないと言ってGBをやりたがらない人がいますが、本質GB好きではないからです。GBの本質がわかっていないからです。もちろん、5人対5人で練習試合できれば最高です。打撃の下手な人が多いと研究的作戦ができませんが、親睦も大切です。

ゲートボール発祥の歴史

2022年12月25日 | Weblog
日本ゲートボール連合のホームページによると、1947年、鈴木栄治(秋田市太平出身)が北海道芽室町において、クロッケーをヒントに子供向けに考案したそうです。何も遊びがなかった当時、子供達に喜ばれたようです。

別の資料によると、太平洋戦争で敗戦し、フィリピンのモンテンルパ収容所に入れられた日本兵達が考案したそうです。1953年、釈放されて帰国した彼らは、日本体育協会に持ち込み、ゲートボール(GB)という名称と競技規則が設けられ、日本ゲートボール協会ができたそうです。学校スポーツ、職場スポーツとして普及をはかったが発展はしなかったようです。

1964年、東京オリンピックが開催されたが、当時、文部省は、国民皆スポーツを提唱しました。老人にはGBがいいのではないかと注目されたそうです。

1975年頃になると老人スポーツとして、まずは熊本県で、続いて鹿児島県、宮崎県、佐賀県など九州で盛んになったそうです。県体育大会種目に採用したこともあり、急速に全国に広がったそうです。

当時は、関連団体がいくつも各地に誕生し、競技規則も違いがあったが、次第に統一され、1984年、現在の日本ゲートボール連合が誕生したそうです。

行政の助成もあり、老人の間で爆発的に普及したが、GBは、激しい運動はないものの、打撃も作戦も非常にむずかしく、老人向きスポーツとは言えません。老人にもできるスポーツです。今では若い人の方が、上達が早く、老人チームはまず若者チームには勝てません。勝てなければ面白くありません。老人愛好者はどんどん減っています。日本ゲートボール連合も方針を変え、若者重視になっています。そして、現在は、ほかのスポーツ同様若者愛好者が増えています。

若者達は「美しいゲートボール」を主張し、一気にGBの打撃水準も作戦水準も向上しました。また、今ではGBは世界のスポーつになりつつあります。素晴らしい国技になりそうです。

今年度初めにGB部に入部した70代の新人が退部

2022年12月22日 | Weblog
最初から膝が痛いと言っていましたが、GBをやっても治らず、反対に痛みがひどくなり、12月16日の今年最後の練習試合でも足をかばう動きでしたが、その後、今後どうするかよく考えたようで、昨日退部すると私の家に挨拶に来ました。

大変残念ですが、非常に痛々しい状態なので、頑張って続けた方がいいとは言えず、治療に専念し、治ったらまたやりましょうと言って別れました。

GBはタッチしたボールを拾う時、足にかうとき腰を曲げますが、別に激しい動きではなく、それほど無理はなく、むしろ足腰が多少痛い場合は治るのではないか思っていました。実際、足腰が弱くてどこかの施設にリハビリに行っていた80代の人は、GBをやるようになって足腰の痛みがなくなり、施設でのリハビリは行かなくなりました。

今度退部した人は、非常に活動的な人で、休むことを知らないような生き方をしていました。疲労がたまり、回復力を弱めていたのではないかと思います。週3回のGB練習試合に参加すると休息の時がないと言っていましたから、今年始めたGBは体に対する負荷を高めてしまったのでしょう。

GBはお遊び気分では打撃も作戦も上手にならず、GB好きにはなれません。ほかのことはさておき、GBに時間を割けるような活動状態が望ましいと思います。

私は活動的な方ですが、中でもGBにはかなりの時間を割いて練習をやってきました。しかし、無理はしないようにしています。これまでにやってきたスポーツの中では、一番長く継続的にやってきたスポーツです。打撃と言い、作戦と言い、非常によくできたゲーム性のあるスポーツと思っています。学校スポーツ、職場スポーツ、町スポーツに適していると思います。世界性があると思います。

近年、日本GB連合が若い人に重点を置いている効果が出ており、若い人にGB愛好家が増えています。上達が早く、打撃、作戦のレベルがどんどん高くなっています。打撃の美しさ、作戦の美しさを競うような芸術性も追求しており、発展は確実と思います。日本で開発されたスポーツです。国技になる可能性が大きいと思います。老人スポーツから全世代スポーツに成長しつつあります。

今年の最後のGB練習試合を2試合やって公園のベンチで忘年会

2022年12月16日 | Weblog
無風で青空の広がる暖かい午前でした。現在私たちのチームはメンバーが9人ですが、そのうち8人が集まり、今年最後の練習試合を2試合やりました。

通常は休憩後第3試合をやりますが、今日はやめて、休憩時間を延ばし、忘年会とし、雑談を楽しみました。

飲み物はアルミびんのブラックコーヒーを用意しました。暖かいコーヒーを出そうと思い、朝、深鍋に水を入れ、その水にびんをつけ、加熱して水を沸騰させ、発泡ポリスチレン箱に入れて持っていきました。1時間半もすればかなり冷めているだろうと思っていましたが、コーヒーは熱くてすぐ飲めませんでした。想定外でした。発泡ポリスチレン箱のすぐれた断熱性に驚きました。30分ぐらいしてやっと温度が下がり、飲めるようになりました。仲間の女性の方が、ムースをつくって持ってきてくれました。そのほかパウンドケーキ、ボーロ、せんべいなどを持ち寄りました。

来年は1月23日(月)から練習試合を再開します。1か月ちょっと冬休みとします。個人的には冬休みも打撃練習を続けたいと思っています。

12月7日(水)の地域(区)のGB大会はわがチームは1勝2敗で負け越した

2022年12月09日 | Weblog
原因はやはり作戦が下手であったことだったようです。一番長くGBをやってきた先輩が何とか頑張ってくれたので1勝をあげることができたようです。

GBはボールが10個もあり、誰かが打撃するたびにボールの位置、優勢、劣勢が変わっていきます。打撃は10秒以内にやらなければタイムオーバーの反則をとられます。囲碁のようによく考える時間がありません。主将は、優勢でも劣勢でも、常に冷静に次の手を指示しなければなりません。これができないと打者は適当にうつことになり、無作戦になります。

相手が長距離打撃が上手だと、甘いボールの配置は致命傷です。ボールを三つも四つも集めるのは相手に狙ってくださいと言っているに等しいと思います。しかし、打撃に弱いチームはどうしてもボールを集めます。

GBはまずは打撃上手になること、次に作戦上手になることだと思います。GBは一打うつにも打撃と作戦を改善するようにするといいと思います。強いチームと対戦したら、相手の一打々々の意味を理解しようとするといいと思います。その時意味不明のボールの配置が、かなり先のボールのための布石だったりすることがあり、先読みの深さに驚くことがあります。

敵のボールは遠いと思ってもスライドで近づいてくることがあります。敵のボールのコンビは順番だけでなく、位置関係も要注意です。

ゲート未通過のボールは攻撃・守備範囲が非常に広くなっています。タッチして拾った強いボールを点数稼ぎでスパークでゲートを通してしまうと、通った瞬間、その強みが半減します。強みを活かす作戦が重要です。敵の弱いボールが弱い状態で2個も3個もかたまっていたらつける、通過タッチに活かすなど、効果的に使うことがだいじです。

作戦は打撃に比べ、上手になるのに通常何年も要します。最初は作戦がわからなくて自分は頭が悪いのかと思いますが、GBに慣れると、頭の中で試合ができるようになります。上手になりたいと思って3年、6年と続けると頭脳プレーができるようになると思います。

地域(区)のGB大会にわがチームが参加

2022年12月07日 | Weblog
今日は暖かくて明るい大会日和になりました。11チームが地域から参加していると思います。わがチームは6名参加しました。

私は抗がん剤治療を受けている最中なので、疲れ、感染発熱を避けるため、大会には参加しませんでした。みんな頑張ると言っていたので心強く思っています。

わがチームは打撃はかなり上手になっているのでいいのですが、まだ作戦ができていません。ゲートを通る、あるいは通すことばかり考え、攻撃、防衛が不十分です。対戦相手は、作戦もかなり上手なのでこの点が心配です。

明日、近くの公園でGB練習をやります。参加者の戦果報告が楽しみです。

病院を退院し、通常どおりGB練習を楽しんでいる

2022年12月04日 | Weblog
82歳です。11月21日から30日まで近くの総合病院に入院し、2回抗がん剤の点滴を受け、前立腺がんの化学療法に入りました。副作用はまだ出ていません。今後は通院しながら化学療法を受けます。

多少息が切れる程度の運動は体力維持に有効ということで、退院すると早速通常どおりGB練習を再開しました。

10日間、GBを休むと、不思議なことに打撃も作戦も一段と上手になった感じがしました。疲れがとれたのでしょうか。GB仲間はみんな不思議がっていました。入院中の廊下散歩が有効だったようで足腰の衰えは特にありませんでした。

抗がん剤の悪影響でどのような体力低下がおこるかよくわかりませんが、GB練習は体に限界が来るまで続けたいと思います。

なお、運動の一つと考えた、練習の前の1時間ぐらいの枯れ葉掃除はやめ、練習直前にみんなでざっと公園広場の掃除をやるようにしています。落葉はほぼ終わりで掃除は比較的楽になりました。

私は12月23日(金)まで練習をやっていいと思いましたが、ほかの仲間は16日(金)で今年は終わりたいと言うので同意しました。何か準備があると言っていましたが、高齢の仲間たちは年末いったい何をやって時を過ごすのだろうかと思いました。実は退屈ではないかと思います。