ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

原発廃止の大きな流れができるか

2016年08月31日 | Weblog
NHKが、8月26日、政府の原子力政策は無責任と7人の解説委員の討論会で厳しく政府を批判し、よく真実を言ったと人々から評価されています。
解説委員は原子力担当だけでなく、経済担当などいろいろな分野のNHKの解説委員を集めたようなので、NHKの中の社会派だけの討論会ではなかったようです。
事実を報道しようといった重大な方針転換があったのでしょうか。
原子力利用という考えは子孫に残すとしても、既存の原子力施設(原発、高速増殖炉「もんじゅ」)については廃止・処分以外に方法はないと断じています。
政府の稼動方針とはまったく反対です。

政府はだまっているでしょうか。
NHKに討論会参加解説委員の処罰を要求するでしょうか。
NHKの報道管理を強化するでしょうか。

アメリカが日本の原発(含高速増殖炉「もんじゅ」)に反対するのではないか、政府は原発廃止を決断するのではないか、それを予知したNHKが、NHKの信用回復のため、人々の意表をつく討論会をやったのではないかとの説があります。

NHKの動き、政府の動きはこれからわかるでしょう。

原発の危険性、原発の発電コストの高さを知った人は、真実をどんどん発表してほしいと思います。
電力会社の原発担当も、政府の原発担当も、原発会社も真実を言ってほしいと思います。
原子力学者も、地震学者も、土木工学者も、放射線医学者も真実を言ってほしいと思います。
真実を言う方が国のため、人々のためになります。
真実を隠す方が、国を潰し、人々を不幸にします。

人々は、政府の言うことだけでなく、原発の問題点を指摘する人々の言うこともよく聞いて人命重視で判断してほしいと思います。
お金がほしいから原発を稼動してほしいなどという情けない考えは捨ててほしいと思います。

中学校の同級会が楽しい

2016年08月30日 | Weblog
私は地方で育ち、会社に就職して東京事務所で働き、退職後は横浜に住んでいます。
年金生活は退屈です。
そこでボランティア活動に注力しています。

67歳のとき、地方の中学校3年生の同級会の開催の案内があり、故郷が懐かしくて参加しました。
担任の先生を含め、23人が集まりました。
同級生の数は51人でしたから43%の人が集まりました。
ほとんどの人が故郷かその近くに住んでいる人でした。
卒業後も連絡を取ることができていたそうです。

私はたまたま故郷の近くに住んでいる人と年賀状の交換をやっていたので、同級会の案内をもらうことができました。
最初は顔を見ても誰かわからず、時の流れを痛感しました。

1年後に同じ同級会が開かれました。
先生を含めて24人が集まりました。
かなり打ち解けて、お話に花が咲くようになりました。

その後は2年ごとに開催しようということになり、私は毎回参加しています。
今年は9月に開かれます。
しかし参加者は16人とのことです。
亡くなった人もいるし、病気になって体が不自由になった人もいます。

故郷に住んでいる幹事から、参加者が減っても自分が元気なうちは同級会を開くから、私も参加し続けてほしいと言ってきました。
大変世話好きの幹事で、普段でも故郷に住んでいる同級生と交流し、困っている人がいれば助けているようです。
幹事のおかげで、遠くなってしまった故郷が近くなったので、私は心から感謝しています。

先生は90歳ぐらい、同級生は77,6歳です。
老人が集まって話し合い、また笑い合うのは楽しいもので、1次会、2次会と5時間ぐらいがあっと言う間にたちます。
老人の集まりが楽しいことは、老人になって実際に集まってみて初めてわかりました。

古く、かつ不合理なもの

2016年08月27日 | Weblog
8月24日未明イタリアの中央部の山地でおこった大地震で歴史のある観光の町アマトリーチェがほぼ全壊の被害を受けました。
地震地帯であることはわかっていたのですが、進歩がなく保守的な雰囲気が強かったのでしょう。
伝統的な石造の建物からなる町づくりが行われてきたようです。

今度は人々はどのような町づくりを行うでしょうか。
古く、かつ不合理なものであっても、人々はまたまた伝統的な町づくりを行ってしまうかもしれません。

日本でも同じではないでしょうか。
伝統を重んじて、古く、かつ不合理なものに固執し、問題をおこす原因になっていることが多いと思います。

しかし、新しく、かつ合理的なものがすべて人間にいいとは言えません。
原発は新しく、かつ合理的なもので人間にいいと思って日本は積極的に導入してきましたが、稼動すると、事故がおこらなくても微弱の放射性物質を放出し続けること、放射性廃棄物がどんどん増えてその安全管理が容易でないこと、東京電力福島第一原発のようにひとたびメルトダウンのような事故をおこすと広域を放射性物質で汚染すること、事故原発からの放射性物質の漏洩を止めることが容易でないこと、事故原発の処理が容易でないことがわかってきました。

今では原発は古く、かつ不合理なものになりましたが、人間は原発に固執しています。
これが今後大きな問題をおこすでしょう。

人間にいい合理的なものは長年の利用で検証されます。
しかし、つい長年使っていると実は人間に悪いものでも、伝統的なものとして評価され、使われ続ける場合があります。
比較的新しい原発を例にして説明しましたが、日本古来の伝統と呼ばれ、尊重されているものや慣習で、今は古く、かつ不合理なものは数多くあります。
古く、かつ不合理なものはゆっくりと消えつつあると思いますが、簡単には消えません。

狭小住宅はいい住宅?

2016年08月23日 | Weblog
日本の狭小住宅がまるでいい住宅かのように世界で注目を集めていることに驚きます。
「マイクロホーム」などと翻訳されて海外に紹介されています。

数年前に韓国の高年女性の横浜見物の案内をやりました。
彼女はソウルの高層住宅に住んでおり、日本の狭小住宅を見て、こんな家に住みたいと言いました。
高層住宅よりいいかもしれませんが、狭小住宅は狭苦しくてとても長く暮らす家ではありません。

確かに狭小住宅を快適にする工夫はよく行われています。
狭い空間を広く感じさせる方法、太陽光を活かして部屋を明るくする方法、ちょっと草木を配置して自然を導入する方法、どうしても上下に部屋をつくりますが、階段の上り下りを楽にする方法、収納スペースをつくる方法などかなり進歩しています。

しかし最初は気持ちよくても、数年もするとものが増えて床に置かれたり、壁につけられたりします。
ものが増えると掃除が非常にやりにくくなります。
掃除も整頓も次第におっくうになります。
ものが増え、家族が増えると、いろいろな衝突が増えます。

狭小住宅はよくないと思うようになり、外出が増えます。

そこで売ってより広い住宅を買いたいと思うが、希望する価格で売れません。

人口に比して可住地が狭い日本では狭小住宅はしょうがないということだと思います。
したがって狭小住宅を快適にする方法を工夫することは重要です。
しかし狭小住宅をいい住宅かのように思うのは間違いだと思います。

できるだけ広い宅地を探す。
できるだけ部屋は広くする。
部屋は、押入れ、洋服だんす付きとし、ベッド、ソファーなど大型家具は入れない。
この方が生活しやすいのではないでしょうか。

私は、押入れ、洋服だんす付き8畳の個室(洋室)を持っています。
夜は押入れから布団を出して床の上に敷き、朝は布団を畳んで押入れにしまい、昼間は洋室を広々と使うようにしています。
近年は布団が非常に軽くなっているので上げ下ろしは老人でも楽です。


富岡製糸場

2016年08月21日 | Weblog
伊香保温泉で1泊して次の日、富岡製糸場に向かいました。
バスで渋川に行き、ここから高崎に出、ここで上信電鉄に乗り換えて上州富岡に行きました。
バスや電車を利用すると、見るもの、聞くこと、考えることが非常に多くなり、旅が豊かになるように思います。
子供たちにとっても記憶が豊富になるのではないでしょうか。

上信電鉄は単線で、施設設備はとことん節約しているようです。
それでも経営は厳しいのではないでしょうか。
私達が乗った朝の電車はがらがらでした。
真夏ですから富岡製糸場に行く人はいないのかもしれないと思うほどでした。

上信電鉄は北と南が山になっている谷部を流れる鏑(かぶら)川に沿って西にある妙義荒船佐久高原に向っています。
終点は荒船山の麓の下仁田(しもにた)です。
上州富岡は高崎と下仁田の中間地点にあります。
鏑川が流れる谷部は結構幅の広い平野部を形成しており、昔は桑畑が多かったそうです。
一大養蚕地だった訳です。

上信電鉄沿線はのどかな地方のおもむきですが、富岡に来ると急に町が現れます。
富岡製糸場は駅から歩いて15分とのことでしたが、バスの便はなく、炎暑の中、老人、幼児を含む9人にとって歩いていくのはきつかったのでタクシーを利用しました。
工場の近くに行くと急に人が増え、狭い道を人が大勢工場の門に向かって歩いていました。
上信越自動車道を使って車で来る人が多いということがわかります。

門のすぐ向こう側に見える赤煉瓦の建物が大きく、高く見え、辺鄙なところに忽然として現れた巨大建築物という印象を受けました。

幕末から貿易については有識者は真剣に考えていたと思います。
明治政府は明治3年(1870年)に官営生糸製糸場建設を決定しました。
フランスが生糸輸出が有望と提案していたのでしょう、工場建設運営についてフランス人のブリュナを雇いました。
ブリュナがもらった報酬が政府高官並み、彼の家族の住宅が豪邸、工場がいくらかかったかわからないくらい豪勢な木骨煉瓦造ということでいかに明治政府が生糸生産輸出に期待したかよくわかります。

世界文化遺産に登録されたのは豪華な赤煉瓦の工場群だけでなく、富岡製糸場を中心とする当時の絹産業遺産群となっています。
今回は訪問できませんでしたが、養蚕農家の原型となった田島弥平旧宅(伊勢崎市)、蚕の卵の貯蔵施設だった荒船風穴(下仁田町)、民間養蚕教育機関だった高山社跡(藤岡市)が含まれています。

さて、炎暑の中、ガイドの案内で、赤煉瓦の東置繭所(ひがしおきまゆじょ)、赤煉瓦の検査人館、木造の女工館、赤煉瓦の操糸所、赤煉瓦のブリュナ館などを見学しましたが、中に入れた建物は東置繭所、操糸所だけで、後は外観見学だけでした。
2014年に世界文化遺産に登録されたのに整備が遅れているようです。
そのほか、東置繭所は、1階が事務所と作業所、2階が乾燥させた繭の貯蔵所だったのですが、当時の状態が再現されておらず、世界遺産の展示方法に大きな問題があると思いました。

早くも訪問者数が減りつつあるとのことですが、訪問者の減少を心配するより、文化の保存、展示にもうちょっと工夫をしてほしいと思います。
たとえば門を入って左手に行くと、診療所がありますが、窓などが破壊したままです。
破壊状態を放置している場所はそのほかにもいくつかあります。
しかし廃墟を展示している訳ではないでしょう。
保存するなら、当面、手を入れていることがわかる程度に整理整頓することが大事と思います。

未整備の観が強い世界遺産でした。

伊香保温泉

2016年08月20日 | Weblog
伊香保温泉については名前は知っていましたが、行きやすさという点では箱根が温泉地としては最高でしたので伊香保には行ったことがありませんでした。
今年は娘が夏の旅として伊香保温泉プラス富岡製糸所を企画してくれたので一族9名で行ってきました。
一番下の3歳の孫が新幹線に乗りたいと言うので電車とバスで行きました。

上越線渋川からバスで20分ぐらい、伊香保に着くと全然温泉の町の雰囲気がありませんでした。
私が知っている温泉の町の特徴は湯けむりです。
この湯けむりがありません。

谷部を挟んで北方の山々が大変美しく、眺望は素晴らしいと思いました。

西の方向ちょっと登ったところに湯元があり、その近くの露天風呂が最も伊香保温泉らしい温泉と聞いたので早速そこに行ってみました。
ちょっと手前に吞湯といって温泉を飲めるところがあったので飲んでみました。
硫酸質と聞いていましたが、酸味はありませんでした。
何とも表現しがたいまずさでとても飲めるものではありませんでした。

湯元はお湯が湧き出ているのを見ることができるようになっていました。
透明の水のようで、濁りもなく、湯気も立っていませんでした。
伊香保に湯けむりがない理由がわかりました。
温泉の湧出口で44-45℃程度しかないそうです。

露天風呂は、外から見ることができないように塀で囲われていたのでちょっと風情に欠けていましたが、まずまずでした。
湯温は最適でした。
お湯は、赤みを帯びているというほどではありませんが、白色の硫黄泉とはまったく異なるちょっと気持ちが悪い濁りでした。
含まれている鉄分が酸化して濁りの原因になっているそうですが、泥や汚れが混じって濁っているような感じがしました。

露天風呂を出て、伊香保神社から有名な石段街を下りました。
幅が数mと狭く、365段もある急な階段で、下るのが大変ですが、この両側に本来の温泉旅館があります。
湯元から出たお湯が石段の下の湯道を通って流れ、両側の旅館に配湯されているそうです。
この構造の基本は、16世紀後半に武田勝頼の命令で出来たそうです。

石段街の両側には温泉旅館以外にもいろいろな店が並び、観光客が楽しめるようになっています。

石段の途中で雨が降りそうな気配になったので急いで横に出て、私達が泊まるホテルに帰りました。

このホテルのお湯が全然濁っていなかったので温泉ではないのではないかと疑いました。
聞いてみると、このお湯はメタケイ酸質で、露天風呂の泉質とは違うということでした。

本来の硫酸質のお湯は湯量が少なく、伊香保の発展に限界があったので新しい泉源を探したところメタケイ酸質の泉源を見つけたということだそうです。
これは無色透明です。
しかもホテルが使っている泉源の湯温は15℃をちょっと超える程度だそうですから沸かして使っていることになります。
ちょっとがっかりしました。

伊香保温泉は苦労をしていると思いました。

観光客を増やすことより、林の空間を増やして山地の温泉の雰囲気を大切にし、谷部を挟んで北方に見える山々の景観をどの旅館からも見えるようにすると、人々から愛される歴史的な温泉地として永続するのではないでしょうか。

終戦後71年目の終戦記念日

2016年08月15日 | Weblog
朝鮮(北)からミサイルが飛んでくる、あるいは中国が軍艦を使って尖閣諸島を取りに来るかもしれないと思って、地対空誘導ミサイルを配備した、あるいは地対艦誘導ミサイル配備するなどとと‭聞くと、平和な時代が過ぎたと感じます。

朝鮮政府が悪いのか、中国政府が悪いのか、日本政府が悪いのか、いずれにせよ、政府関係が悪いことが人々の迷惑であることは明白です。

幸い中国とは経済交流ができています。
偏見、誤解を解くのに有効です。
日本のものは安全と定評がありますが、最近は中国も安全性には気を付けていると思います。

朝鮮とは経済交流できていません。
当面政治交流が出来なくても、経済交流した方がいいと思います。
朝鮮のものは安全性に問題がある場合があるそうですが、安全性は日本側で調べることができます。
まずは経済交流しないと偏見、誤解が解けないでしょう。

経済交流は戦争防止に有効と思います。
経済交流が普通になると文化交流も広がります。

最後には政治交流もできるのではないでしょうか。
政治家は国や地方の政治家で権力志向の人が多く、視野が狭いですから世界を考えることができません。
政治交流が一番遅くなるのはしょうがないことだと思います。

ゲートボール部がある町

2016年08月14日 | Weblog
私が住む町は都市部の戸建てからなる町ですが、歴史が浅く、町ができて44年しかたっていません。
夏祭りがありますが、祭りと言っても神社仏閣と無関係です。
盆踊りを踊りますが、お盆(盂蘭盆会)とは関係ありません。

このシーズン、人知れずお盆の行事をやっている家はあるかもしれませんが、門前で祖先の霊を迎える迎え火、送る送り火をたく家は一軒もありません。
家の前の道に駐車する車が増えますからほかの町に住む子孫が親・祖父母の家を訪問しているのでしょう。

老人割合が45%ぐらいと非常に高齢化した町ですので、どの家もだいたい人がいます。
昔だったらお盆休みでしたが、今は夏休みです。
ところが私の町の老人は年がら年中お休みです。
したがって夏休みではありません。
今は非常に暑いシーズンにすぎません。

暑さにめげず、夏は金曜日だけ近くの公園でゲートボールを楽しんでいます。
非常に暑いと、一試合30分の試合を2試合やってお開きとします。

夏休みの真っ最中と言うべき8月12日(金)午前中、何と9人の老人が集まりました。
季節のいい春秋でも平均10人集まっていますから季節のいい時と参加数は変わりありません。
夏休みでも家にいる老人、家にいてもやることがない老人ということがわかります。

ところで日本ではゲートボールを楽しむ人の数がどんどん減っているそうです。
外国では増えているそうです。
世界大会がありますが、近年は外国勢が優勝しているそうです。

日本で開発されたスポーツで、世界では楽しむ人がどんどん増えているのに日本では減っていると言うのは困ったことです。
老若男女が一緒に楽しめ、かつ時間のたつのを忘れて熱中できる頭と体を使うチームワークのスポーツです。

スポーツは文科省が所管していると思いますが、文科省はゲートボールの良さを理解できていないようです。
学校スポーツとして採用し、クラブ活動の対象にすると、若い人々の頭、体、社会性を育てるのに有効と思います。

(注)グラウンドゴルフのように個人技と考え、自分が自分のボールをゲートに通すことを重視する人がいますが、これはゲートボールではありません。
ゲートボールでは次から次へと変わる情況の中でチームが協力して、敵のゲート通過を防ぎ、味方のゲート通過を助けます。
このチームワークがわかると美しいゲートボールを楽しめます。
老人は、頭や体が老化し、チームワークが苦手な人が多いので、若い人のようには上達しません。
しかし老人でも十分楽しめます。

天皇あるいは皇室のことについては人々が知らないことが多い

2016年08月09日 | Weblog
天皇は人々に近づきたいと努力していますが、天皇であるがゆえに人々から隔離されています。
天皇と人々の距離はまだまだ遠いと思います。

昨日の天皇のビデオ放映では、遠慮しながら、天皇が、天皇の死の前後にある天皇、遺族、関係者の苦悩を述べたのですが、人々は裏を理解できなかったのではないでしょうか。
高齢の天皇が天皇職をこなすことは大変と理解しても、死の前後に関する天皇の苦悩は理解できないでしょう。
天皇あるいは皇室のことについて人々はほとんど知りません。

宮内庁はもとより、安倍晋三内閣は天皇の苦悩の原因をよく知っていると思います。
しかしその詳細を人々に説明して天皇あるいは皇室のあり方を検討してくれと人々には言わないでしょう。

政府は、現天皇の生前退位を認める特別法を制定し、皇室典範を改正しないなどといった方法を考えているとの情報が流れていますが、これは問題の先送りでしょう。

しかし問題解決には人々がもっと天皇あるいは皇室について詳しく知るようになることが必要と思われます。
天皇の側から遠慮しないで人々に苦悩の原因を説明できるようになることも必要ではないでしょうか。
たとえば伝統と言われているいろいろな行事についてどのような苦悩があるかもうちょっと具体的に説明があるといいと思います。
えっ、そんな慣習があるのかと人々が驚くようなことがあると思いますが、そのようなことでも人々に言えるような天皇になると、天皇と人々は一段と近い関係になると思います。

原発中毒は病気

2016年08月06日 | Weblog
安倍晋三総理は核兵器廃絶に取り組むと言います。
当然です。
しかし不十分です。
原子力施設(含原発)廃止に取り組まないと、人々は放射性物質の危険性に苦悩します。
原子力施設で放射性物質漏洩・汚染をおこさない施設は一つもありません。

放射性廃棄物を太陽に打ち込むような技術が開発されないと、放射性廃棄物を地球に永久保管することになりますが、この永久保管施設が放射性物質漏洩・汚染をおこします。
原発廃止をすぐ実行して放射性廃棄物を増やさないことが大事です。

かつては原子力平和利用を夢の技術と思い、原発を実用化してきたのですが、実用化すればするほどその危険性がはっきりしてきました。
東京電力福島第一原発は大規模放射性物質漏洩・汚染をおこし、広大な地域・海域を生活・生産不可能にしました。
ほかの原発が安全というのは安倍総理が広めている第二の安全神話です。

安倍総理は汚染の危険はないと言いますが、ないどころか危険がいっぱいです。
汚染を受けた森林、湖沼、海は除染ができず、産物は放射能を帯びています。
食べることが禁止されていますが、汚染地域・海域にいる人、近い人は食べてしまうことがあるのではないでしょうか。

基準値以下の放射能でも汚染された食べ物を毎日食べていたら体に蓄積されるでしょう。
蓄積された放射性物質が発する放射線は意外に強く、遺伝子を破壊する恐れが高いでしょう。

人々は放射性物質の危険性を考えないようにして原発の再稼働を受け入れるようになりました。
特に原発のある地方では、稼動しないと経済が悪くなります。
原発依存になっていますから、原発なしでは生きることができません。
原発中毒です。
原発中毒地方の存在は、広域社会に悪影響を与えます。
薬中が問題であるように原発中毒も問題です。