ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

一戸建て狭小住宅は狭苦しい

2012年12月31日 | Weblog


都市部でいわゆるパワービルダーと呼ばれる分譲住宅建設業者が業績を伸ばしています。
従来からある大手住宅建設業者ではなく、地元の中小業者が中心です。

集合住宅の問題点が明らかになるにつれて、一戸建てが再認識されてきたが、5000万円以上する一戸建ては買えないという人々が5000万円以下の一戸建て狭小住宅を買っています。
一戸建て狭小住宅は値段を抑えるため宅地は30坪以下、その上にできるだけ床面積をとりたいということで総二階の住宅になっており、隣家側の窓を開けるとそこには隣家の窓があり、家の前には駐車場をつくりますから庭らしい庭はありません。

このような層を狙って一戸建て狭小分譲住宅を建設して業績を伸ばしている会社がパワービルダーと呼ばれています。

しかし戦後の文化住宅と呼ばれた一戸建て狭小住宅がすぐ消えたように現代の一戸建て狭小住宅も消える運命にあると思います。
一番の問題は住みにくさです。
住んでいると次第に家族が増える、家具など買ったものが増えることになりますが、狭苦しさが一番の問題です。
集合住宅より隣家は遠いのですが、窓を開けるとそこに隣家の窓があるというのは何とも隣家が気になります。
庭らしい庭はありませんから、庭づくりを楽しむと言ってもたいしたことはできません。
子供を庭で遊ばせるとなると、車を道路に出して駐車場で遊ばせることになります。
やがて住んでいる人が、もっといい住宅に住みかえたいと思うようになり、住宅維持に力が入りません。
住宅の老朽化が加速します。

一戸建て狭小住宅はほとんどが木造です。
延焼の恐れが高くなります。
老朽化すればやがて再開発が必要になるような雑然とした町になります。

現代流行の一戸建て狭小住宅は永続性がありません。

今後はどんどん人口が減ります。
空き家がどんどん増えます。
中古がのった60坪ぐらいの宅地がどんどん売りにでます。
3000-4000万円で買えると思います。
若い人はちょっと不動産の動向を調べて、安易にパワービルダーや不動産仲介業者の甘言にのって一戸建て狭小住宅に手をださないことが賢明です。
5000万円以下と言っても一戸建て狭小住宅は高い買い物です。
一度買ってしまえばなかなか次の不動産は買えないでしょう。
高く売りたいと思っても30坪以下の宅地では高く売れないでしょう。

日本の衰退はとまらない

2012年12月28日 | Weblog
日本を駄目にした自民党がまた政治を担当することになってしまいました。
悲劇です。

自民党はどうも従来の政治を変えるつもりはないようです。
政府が借金してお金を使うことで景気を刺激し、経済成長を実現するという考えです。
これまでどおり、政府の借金が増えるだけという結果になると思います。
厳しい国際競争下にあり、経済収縮を防ぐことができても成長はむずかしいと思います。

政府も人々も今は節約を重視すべきですが、自民党は節約嫌いのようです。
人々も景気、景気と安易です。
しかし楽をすれば苦が後から来ます。

自民党は原発に意欲的ですが、原発の危険性が取り除かれた訳ではありませんから、第二の原発大事故が起こる恐れがあります。
原爆を2発食らって戦争をやめたように日本は原発大事故を2回経験して初めて原発廃止を決めるのかもしれません。
しかしそこで原発廃止を決めても敗戦の日本のように悲惨な状態になっているかもしれません。

個人は自衛が必要と思います。
私はすでに年金生活ですから、お金がかからない生活を考えたいと思います。
庭づくりはやりようではお金がかからないし、趣味として面白いし、保健効果があるし、町の美化に貢献しますから大いに時間を割こうと思います。

年金は、金額が減り、さらに円の価値が下がると思います。
いくら貯蓄があればよいか、どのような形で貯蓄すればよいかよく考えたいと思います。

原発反対を続け、省エネルギー、新エネルギーを重視したいと思います。
自家消費型の太陽電池システムの導入を検討中です。

いまだに日本は経済、経済と騒いでいますが、ちょっと熱を冷まし、自然と調和した家づくり、町づくり、国づくりに注力してはどうでしょうか。
経済世界第二位が第三位になりましたが、何位であっても安心安全が一番です。
経済のために町が放射能汚染地になり、人々が放射能障害で苦悩するのは迷惑なことです。
私は質素が好きですから別に原発から来る電力は要りません。

原発周辺の町ですが、原発事故時に甲状腺被曝を防ぐため平常時から安定ヨウ素剤が配布されるそうです。
原発事故が起こり、放射能に曝されると予告されたようなものです。
甲状腺被曝を防げるかもはっきりしませんが、仮に甲状腺を守れてもほかに放射線障害が現れる恐れがあるし、遺伝に関係する遺伝子が被曝を受け破壊したら赤ちゃんが障害児である恐れがあります。
放射能汚染の恐れがあるだけで平安に生活することはできないでしょう。

自民党は現実を重視すると言います。
しかし現実に非常に大きな問題があることを認識していません。
未来がさらに危険であることを予測していません。
人の命を軽視しており、民主党より悪質です。
自民党はできるだけ早く潰した方がいいと思います。

貧困に負けず安全産業を摸索してほしい

2012年12月25日 | Weblog

故郷の森の細道

今どき原発がほしいと叫ぶ町村があることを思うと、日本の貧困問題の深刻さがよくわかります。
青森県の大間にしても東通にしても条件が悪くて生活水準を上げることが非常にむずかしい所と思います。
それでは原発を導入して住みやすい町になるかというと、放射能漏洩がなければなると思いますが、漏洩が起こる恐れがありますから、原発導入はかけになります。
人々はまさに「一所」懸命に原発を導入しようと思っているのですが、故郷を失う恐れがあります。
東京電力福島第一原発周辺の町と同じ運命になる恐れがあります。
自分の町だけでなく、広域を駄目にしてしまう恐れがあります。

故郷を失うことを覚悟して原発を導入するくらいなら、住みやすい町に移住し、故郷の自然を残し、時々故郷を訪問して自然を楽しむような生活を考えた方が得ではないでしょうか。
あるいは若い人が都市部へ移住することは必然と受けとめ、自分は故郷で死ぬ、子孫が時々先祖の故郷を訪問してくれればいいと考えるのも一つの選択肢と思います。

一番いいのは現在の貧困に耐え、安全産業を摸索することだと思います。
農林水産業でも生産を改善することができれば物流とインターネットの発達を利用して消費地と結ぶことが可能です。
都市と比較することで自分の町村は駄目だと思い、地道に安全産業を育成する意欲を失っているのではないでしょうか。

原発を導入すると故郷も農林水産業も失う恐れがあります。
原発がほしいと叫ぶ町村はどこか焦りすぎと感じます。

私は地方の非常に貧しい家庭に育ちました。
学校を卒業すると地方を出て上京し、東京の会社で働き、今は横浜に住んでいます。
親は私が故郷から出ることに何も反対しなかったし、私も親よりいい生活を夢見て故郷を出ました。
今は年金生活者で、毎年故郷を訪問し、故郷に残って生きてきた友人と故郷を散策します。
当時は故郷で生きることを考えもしませんでしたが、故郷に残って生きる方法もあったのだと友人と故郷を見て思います。

道路に開かれた庭

2012年12月22日 | Weblog
日本全国どこへ行っても町は老人割合が多くなっていると思いますが、私が住む町は、約40年前大手不動産会社がつくった大規模宅地造成地で35歳前後の人が宅地を買って住みました。
その結果、現在は住民がみんな75歳前後と非常に特異な町になっています。
多少子供世代が住むようになって子供の声が響くようになりましたが、典型的な老人の町です。

幸い元気老人が多くて、町内活動が活発です。
しかし今年3人も私がよく知っている町の人が亡くなりました。
町内会は誰が亡くなったと会員に知らせないので町全体で何人亡くなった知りませんが多いだろうと想像できます。

町にはいろいろな趣味の会がありますが、二つも消えました。
指導者が高齢になり、指導できなくなったからです。
今後消える恐れがある会はあれとこれなどといううわさが流れています。

私自身もあれこれ頑張ってきましたが、今年から膝関節に痛みを感じるようになり、いよいよ静かな生活を強いられるのかと思っています。

静かな老人生活で重要なのは家、庭、道路ではないかと思います。
私の部屋からすぐ庭に出ることができるようになっています。
庭は平面的で木は高くても手を伸ばせば剪定できるような状態にしてあります。
落葉樹を多くして冬は庭が明るくなるようにしてあります。
庭と道路の境には生垣もフェンスもありません。
したがって庭も家も道路から丸見えです。
幸い道路は住宅街の中の道路であまり人も車も通りません。

知人は私がどの部屋で仕事をしているかよく知っているので、勝手に道路から庭に入ってきて私の部屋の窓をノックします。
私は一応部屋に上がれと言いますが、知人が外でいいと言えば、部屋の外に設けたベンチでお話しをします。

部屋の中の仕事に飽きると庭に出て庭の手入れをやります。
すると道行く人が見知らぬ人でも声をかけてくれます。
花談義から始まっていろいろと世間話に話題が広がります。
庭仕事が中断されることなど何の問題もありません。
老人にとっては人と人のつながりが楽しみです。

まだまだ生垣や塀で囲まれ庭が見えない家が多いのですが、住人の姿が見えず、元気で生活しているかと心配になることがあります。
老人になると生垣や塀を取り除くことがおっくうになると思いますが、ちょっとお金をかけて業者に頼めば道路に開かれた庭になります。
人間関係が嫌いな人は無理をしてはいけませんが、通常は道路に開かれた庭は、町に開かれた家となり、人と人のつながりを改善することに有効と思います。

憲法を改正するならまず国の長の選挙制度を変えよう

2012年12月19日 | Weblog
支持率30%の自民党が衆議院の大半の議席を占めることができ、自民党総裁が総理大臣になることができるという現在の仕組は民主主義あるいは主権在民の日本に望ましいことではないと思います。
総理大臣に不満を持つ国民が多いため批判がやまず、すぐ総理大臣を代えよということになります。

もし憲法を改正するならば国の長の選び方が一番最初に来るべきと思います。

国の長はやはり国民投票で選ぶべきと思います。
地方自治体の長が地方自治体の人々によって直接選挙されているのに国の長だけ憲法第67条に基づき国会議員の中から国会の議決で指名するというのは釣り合いが取れていません。
現在の総理大臣は国民が選んだという感じがしません。

国民が国の長を選ぶようになればもうちょっと国民は政治に関心を持つでしょう。

なお、自民党は憲法第96条(憲法改正の手続き)の改正を主張していますが、憲法の改正は慎重であるべきです。
到底国民を代弁していると思えない国会が安易に憲法改正を国民に提案できるようにすることは憲法を軽んじる原因になります。
憲法は憲法第96条に基づいて慎重に改正するのが望ましいと思います。

なお、総理大臣の呼称ですが、総理はまだしも大臣とは何とも古臭い呼称です。
大統領も帝国主義的表現で近代的ではありません。

市町村の長を市長、町長、村長と呼びますが、この方式がいいと思います。
つまり国の長は国長でいいと思います。

放射性廃棄物の永久保管と原発のある地方自治体の運命

2012年12月16日 | Weblog
放射性廃棄物を引き受ける外国はありませんから、日本で出した放射性廃棄物は日本で保管するしかありません。
現時点では政府は使用済み核燃料などから抽出した放射性物質をガラスと混ぜ、ガラス固化体にして永久保存する考えです。
ガラス固化技術については来年技術開発が終わる見通しだそうです。
すでにこの技術でガラス固化体をつくっているところが外国にありますから日本でも実行可能です。

ところでガラス固化体にしたら放射能は出ないかというとそのようなことはありません。
ガラス固化体が新たな放射性廃棄物になります。

このガラス固化体をどこに保管するかですが、政府は地中と述べています。
しかし地震国の日本に安定している地中などないため、すべての地方自治体が保管場所提供に反対です。

私も地中保管は反対です。
地下数百mに保管すると思いますが、非常に管理がむずかしいと思います。
保管室の崩落も心配ですが、そこに至る竪穴や通路の崩落も心配です。
そのような面倒な保管場所を子孫が数千年、数万年、管理しなければならないと思うとぞっとします。
実際は管理がずさんになるでしょう。

現時点で実現可能な方法は、原発が出した放射性廃棄物は原発がその敷地内で永遠に保管することです。
地表に保管室をつくって管理するのが一番管理しやすいと思います。
保管室は大地震で転がっても破壊しない頑丈かつ放射能遮蔽性をもった構造とします。
地表管理でも子孫が数千年、数万年、保管室の管理をやるかと思いますと本当に申し訳ないことをしたと私達は思います。
原発がある地方自治体は、原発を受け入れた瞬間、不幸な運命を背負ったということになると思います。

将来は世界は地球上の放射性廃棄物を太陽に捨てる方法を技術開発するといいと思います。
ロケット技術が進歩すれば確実に太陽にロケット打ち込めることができると思います。
太陽を放射性物質で汚染して申し訳ないが、核融合ですが今でも太陽は原子力の星です。

原発処理処分、放射性廃棄物処理処分を考えたら原発の発電コストは火力発電コストの10倍ではすまないと思います。
100倍以上になるのではないでしょうか。
放射能汚染、放射線障害という不安を考えると、経済評価だけではすまない不利益を原発は本質的に持っています。
それなのに原発がいいと主張する人は、自分のことも、人のことも、子孫のことも考えていないと思います。

単純を重視した町づくり

2012年12月12日 | Weblog


単純なものと複雑なものを比較すると、複雑なものの方が進歩している印象を与えますが、複雑なものは生産も維持も修理も処分も面倒です。

現代の町は複雑になったと思います。
積み木を組むようにいろいろな建造物をつくってきました。
これから維持が容易ではありません。
笹子トンネルの天井崩落事故のような事故は町中でも起こります。

少なくともこれからつくるものについては単純を重視して設計するといいと思います。
既存のものについては無駄な部分を除去するようにすると多少は安全な町になると思います。
美しさも改善するのではないでしょうか。

現代でもアクセントをつける目的で複雑な構造にする設計者がいますが、不便を感じることがあります。
たとえば最近のショッピングモールに行くと通路が複雑で全体像を想像できません。
お客さんが行かないデッドゾーンがあるのではないでしょうか。
火災や震災の時、逃げ方がわからないなどということも起こりえます。

地方の時代と言いながら国に夢中の政治家

2012年12月08日 | Weblog
地方の時代と言い、地方自治体の長になり、地方自治に一生懸命にならず、国政に熱を上げている政治家が続出しています。
無責任ではないでしょうか。
日本維新の会をつくった橋下徹氏、日本未来の党の代表になった嘉田由紀子氏等々。

地方自治体の長が国政を担当する政党の一員であることはまだしも、政党の実質代表や代表となると地方自治に割く時間は減ります。
これは地方にとって背信であり、不法と言っていいと思います。

国のことが心配でたまらないということだと思いますが、そうならばまずは地方自治体の長として仕事を全うしてから国政に進出すべきです。
焦らないで準備を進める沈着な姿勢が政治家には必要と思います。

二兎を追うものは一兎もえずです。

ところで橋下氏は石原慎太郎氏と組み、嘉田氏は小沢一郎氏と組みました。
自民党、民主党と対抗するためとはいえあまりにも拙速です。
政治家の短期思考は社会混乱の原因になります。

なお自民党支持率が上がって30%ぐらいになっているそうですが、30%でも民主的な政治にはならないでしょう。
政界は地方も中央も不毛が続きそうです。
政治が混乱し人々が元気を失うことが心配です。

在日アメリカ軍基地は迷惑

2012年12月04日 | Weblog
横浜の上空はアメリカ軍用機がよく飛び、騒音、飛行機からの落下物の恐れ、飛行機の墜落の恐れなどの迷惑を受けています。
アメリカ軍厚木基地などが近くにあるからです。
聞くところによると問題の垂直離着陸輸送機「オスプレイ」も厚木基地に来て、低空飛行訓練などを行うそうです。
また迷惑が増えます。

防衛関係者は防衛のためアメリカ軍基地は必要と主張しますが、年間5兆円弱の防衛予算を組んでいるのに自衛隊で防衛できないというのはなかなか理解できないことです。
アメリカと防衛同盟を結んでいることはまだ理解できますが、アメリカ軍基地維持は合理的とは言えません。

ところで世界平和を重視する国連加盟国のアメリカ、中国、日本、ロシアが、攻撃される、攻撃すると、この現代、論じ合っているのは滑稽です。
政治家の遊びにしては物騒すぎます。

政治家が低劣な文化水準から早く脱することがこれらの国の最大の課題だと思います。
私達は低劣な政治家に同調する必要は全くないと思います。
アメリカ軍基地は要らないと主張し、政治家に法の重視、外交の改善を求めるのが一番いい方法だと思います。
そうでないといつまでも町が住みやすくなりません。
私達が戦争の犠牲になる恐れもあります。