ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

老人の自殺や孤独死

2012年02月27日 | Weblog


老人の一人暮らし、老人家族が増えつつありますから自殺や孤独死は増えると予測します。

現在の社会体制は老人の自殺や孤独死の増加問題に対応できないと思います。
身寄りのない体が動かなくなった人はいったいどうすればいいのでしょうか。

当初介護保険制度は社会が介護するというお話しで始まりましたが、現実は在宅介護重視です。
世話をする家族等がいなければ要援護者は依然不安です。

要援護者がはいれる民営老人ホームの案内ちらしが時々来ますが、どれも非常に高くて普通の人ははいれません。

私はこれまでに病院入院を4回経験しました。
体が動かない時は個室より大部屋の方が安心でした。
個室にいると看護婦や医師がなかなか来ないと感じ不安です。
大部屋にいると他人のために彼らが来ても来たと思いますからよく来ると感じ安心です。

大部屋でも構いません、体が動かなくなったら介護機能のある公営老人ホームに入りたいと思います。
地方自治体は真剣に要援護者がはいれる公営老人ホームを考えるべきと思います。
人生の終りを迎えた身寄りのない人を地方自治体が面倒をみるという考えは成熟した社会らしいと思います。
そのような社会づくりに税金を払うことには異存はありません。

若い人達が減っていきます。
若い人達が生産に従事しないと社会を維持することは困難です。
地方自治体は若い人達が安心して生産に従事できる体制をつくるべきです。

危険に対する感性

2012年02月24日 | Weblog

横浜は急斜面を森林や林のまま残しておくともうちょっと美しくて安全な町づくりができたと思いますが、恐るべき土建エネルギーが急斜面まで覆い尽くしてしまいました。

津波の危険性についてよく知られていたはずの日本で津波で数万人が死んでしまいました。
原発の危険性がわかっていたにもかかわらず原発事故で広域放射能汚染が起こり、県単位の広さで生活や生産が不自由になってしまいました。
東京や横浜が大地震に弱いとわかっているが、住民は大地震が来ないことを祈るのみです。

危険に対して敏感と鈍感の中間ぐらいに位置する人が多いと言われています。
少数ですが、非常に敏感な人、非常に鈍感な人がいるそうです。

感性は先天的な神経系の状態と考えられますので理性で補うことができる程度はしれているのかもしれません。
安全な町づくりのむずかしさを感じます。

発電をどうするか

2012年02月21日 | Weblog
太陽発電と蓄電の技術開発が進んでいます。
政府も太陽発電推進策を講じているので技術改善は進むと思います。

日本は山国であり、比較的よく雨が降り、川の流れは急ですから水力発電は依然有望です。
今後は巨大ダムをつくる大規模発電ではなく、急速に流れ下る流水を利用する小規模発電に注目すべきです。
発電に適した流水のある町では町単位で水力発電を考えるといいと思います。

日本は温泉を観光と考えてきたので地熱をエネルギーとして利用することが大幅に遅れました。
化石燃料の限界、空気中の炭酸ガス濃度の増加、原子力発電の危険性を考えれば地熱に恵まれた日本が地熱エネルギーを利用しないのはおかしいことです。

従来の大規模火力発電は大量の冷却水を必要とするため海岸につくり、海水を冷却水として利用してきました。
つまり大切な熱を利用しないで海に捨ててきました。
そのためエネルギー効率の改善に限界があります。

この問題を解決するには発電を熱を使う場所で行う必要があります。
家庭で言うと、家庭で発電すれば出る熱も家庭で利用できます。
全体で利用エネルギー効率が倍になれば燃料消費量は半分ですむことになります。
火力発電の小型化はもっと技術開発に力を入れるべきと思います。
発電機を回すエンジンの小型化は比較的早く実現すると思います。
燃料電池のような技術は高度でちょっと時間を要すると思います。
熱電変換素子のようなさらに高度な技術はかなり時間を要すると思います。

原子力発電は、1. 濃縮された状態の放射性物質を増やす、2. 新たに放射性物質を増やす、3. 放射性物質が拡散する、という非常に大きな問題を持っています。
既存原発は東京電力福島第一原発のような事故が起こらなくても、検査、修理、処理処分の段階でどうしても作業者は放射能を浴びます。
放射能は遺伝子を書き換えたり破壊したりしますから非常に危険です。
現在の技術ではこの問題を解決できません。
現在の日本は原発が50基以上あって非常に危険な状態にあります。
原発を使い続けたいなどと言っている場合ではありません。
被曝を減らす最善策は事故が起こる前に原発処理処分を行うことです。
この最善策でも大勢の被曝者が出ることは避けられません。

原発問題を除けば日本のエネルギーの将来は希望があります。

ところでいまだにエネルギーを使うことを考える人が多いのですが、日本はエネルギーを使いすぎていることを忘れてはいけません。
頭の体操と思って現在の半分ぐらいのエネルギー消費で楽しく生きることを考えるといいと思います。

公園で町の美しさを取り戻すことはできない

2012年02月18日 | Weblog


昨日東京品川の周辺を歩いてみました。
都市が無機質になることは防げないと思いました。
都市では人々の土建エネルギーが自然を破壊していきます。
人々がばらばらに土建をやりますから町は必然的に雑然とします。
自然で起こる調和は都市では起こりえません。
それが都市と言ってもいいかもしれません。
何とかつくった公園あるいは庭園も土建作品です。

横浜も都市です。
集合住宅に抵抗するかのように増えてきた庭なし狭小住宅ですが、結局集合住宅に再開発されるのではないでしょうか。
集合住宅の方がまだ緑の空間を設けやすいからです。

今後人口が減るそうですが、都市では集合住宅で空室が増えていくでしょう。
空室が増えても集合住宅は簡単に壊せません。
都市は無機質な上に淋しさがつのっていくかもしれません。

庭なし狭小住宅街は延焼しやすい

2012年02月15日 | Weblog

横浜の庭なし狭小住宅街です。横浜ではこのような危険な住宅街が無規制で増えています。市が住環境や防災を軽視しているからです。

2月13日お昼頃東京都東久留米市柳窪で住宅11棟が焼けた火事がありました。
昼間の火事なのに11棟も燃えるとはどのような住宅街だったのでしょうか。
戸建住宅でしたが、庭なし狭小住宅が密集していて1棟から出た火が次から次へと隣家に燃え移ったそうです。

横浜の私の町でも、自分の土地を細分化して売って何が悪いとか、庭なし狭小住宅が増えないと若い人が町にいなくなると主張して庭なし狭小住宅が増えることに賛成する人が十数%もいます。

しかし庭なし狭小住宅は住環境を悪化させます。
狭苦しくて不便で若い人にとってもいい住宅ではありません。
庭なし狭小住宅が密集すると大火事になりやすく危険です。
土地が狭いので隣家と近接して建てるため延焼しやすいからです。

住環境や防災を軽視することはよくないと思います。

横浜市は町の住環境や防災を重視して庭なし狭小住宅を増やさない都市条例を設けるべきです。
資金が乏しい人のために横浜市が金利が低い融資制度をつくることは市民のため、市のため有益です。
自分は貧乏だと思っている人は、いい住宅に住みたいと思うと、よく働いて稼ぎ、無駄使いをせず貯蓄できるものです。
よく働いて仕事に自信が出ると借金もこわくありません。

私の父は貧乏で庭なし狭小住宅に住んでいました。
私も会社員になってからも貧乏でこれが家かと思うようなアパートに住んでいました。
家族のことを思い、いい住宅に住みたいと思ってよく働き、貯蓄し、さらに借金してついに30台半ばでアパートからの脱出に成功しました。
土地が200㎡以上ある戸建に住んでいます。
借金の返済も25年かけ、55歳で終えることができました。
25年間は遊びが少ない仕事だけの人生でしたが、一生懸命仕事をすることでいい仕事ができ、人々の信用もえることができ充実した人生であったと思います。

引退することを知らない高齢の町内会長なりたがり屋

2012年02月12日 | Weblog

写真で見るとはっきりしませんが、急斜面を住宅が覆いつくしています。横浜では住環境に関する条例が甘く、住宅密集地化がどんどん進んでいます。市が住環境意識が乏しい上に防災意識が乏しいことが問題です。

うわさや町内会の回覧を見て町内会が12年度会長人事と住環境問題で異様な状態に陥っていることがわかりました。

町内会の役員は各班が当番制で班長を出し、班長達が互選で役員を決め、会長を出した班はもう1名当番制で班長を出すことが原則です。
しかし12年度の班長は全員会長になることを固辞し、何と高齢の会長なりたがり屋に会長になることを引き受けてもらったそうです。

問題の会長なりたがり屋は、自分が正しいと思いこんでいる非民主的な人で、町の人々に配慮せず、自分の考えで町内会を運営する傾向が強いそうです。
会長になる人がいないのだから、会長は好きなように町内会運営をやってもいいと考える人だそうです。
会議では自分一人でしゃべり続け、誰かが反対意見を言うとすぐ怒り出すそうです。
出席者は議論するのが嫌になり、お好きなようにとなってしまうそうです。

11年度の町内会長は原則どおり班長の中から互選された人です。
もしこの人が町内会のことを真剣に考える人であれば12年度についても班長の中から会長を互選するように新班長達を指導したでしょう。
しかし新班長達を説得できず、会長なりたがり屋がいるならその人にやらせればいいと考えたようです。
問題の会長なりたがり屋の登場を許してしまいました。

今、町は現在の住環境を保全しようと住環境問題検討委員会をつくって運動をやっている最中です。
ところが問題の会長なりたがり屋は住環境保全運動に反対している人です。
既存の法律で十分と考え、庭なし狭小住宅が増えるのは問題ないとしています。

しかし町の大半の人々は庭なし狭小住宅が増えることに反対しています。
住環境問題検討委員会は問題の会長なりたがり屋登場に苦慮しています。
対立は避けられないでしょう。

役員人事は町内会の総会で決まるので問題の会長なりたがり屋が会長に決まった訳ではありません。
しかし町内会長は市長や知事や総理とは違います。
無報酬のボランティアです。
あえて総会で町の人々が会長なりたがり屋が会長になることを阻止することはしないでしょう。

11年度は町内会役員とボランティアグループが協力して活動しましたので概して町内会活動は順調でした。
しかし12年度は悪い予感がします。
ボランティアグループが問題の会長なりたがり屋と衝突する場面が生じるでしょう。

お祭りでも防災活動でも住環境保全でも当番制の役員だけでは荷が重いと思います。
そこでボランティアグループが町内会に協力する仕組があるのですが、問題の会長なりたがり屋は、ボランティアグループは会長権限をおかすと言って排除するかもしれません。

小さな町なのに混沌とした世界の縮図です。

日本の防衛は日本が考えるべき

2012年02月09日 | Weblog


沖縄県宜野湾市にある在日アメリカ軍普天間基地問題がややこしくなりました。
アメリカ政府は意地になって基地を維持すると言っています。
日本政府ははっきりと基地を廃止すると反論すべきです。

普天間基地に限らず在日アメリカ軍基地問題は、日本政府が、日本の防衛は日本が考えるという方針を明確にしないと解決しません。
中国やロシアの圧力を感じる厳しい現実がありますが、世界経済第三位の日本が、大赤字のアメリカに日本の防衛を考えてもらっているというのはおかしいことだと思います。
中国やロシアはこのいい加減な日本を軽く見ていると思います。

津波被災県のごみ処理

2012年02月06日 | Weblog

11.3.11津波で出たごみを集めてできた山 (出所)環境省HP

津波被災県には全体で2千数百万トンのごみが未処理で残っているそうです。
被災県のごみ処理能力が小さいためごみ処理が遅れています。
そこで近隣他都県に協力をお願いしていますが、他都県も処理能力に余裕がないため、引き受けても全体の1/5ぐらいだそうです。
また他都県は、ごみが放射能に汚染されている恐れから受け入れ反対の住民の声が強く、引き受けは順調ではありません。

被災県は自分でごみを処理すると決めて自分の処理能力を上げた方がいいのではないでしょうか。

ごみは見かたを変えれば資源です。
ごみ処理事業は生産的な面を持っています。
長期に渡って失業対策にもなります。

一方、処理に伴う労働環境、大気、土地、水質汚染、放射能汚染対策はしっかりと技術的に対応すべきです。
分別も容易ではありません。
人海戦術になるのか機械でできるのかやはり技術的検討が必要です。
従来のごみ処理施設で処理できると安易に考えない方がいいと思います。
したがって焦って処理しない方がいいと思います。

被災県のごみをわざわざ輸送費をかけて遠い他都県に運び、処理してもらうより自分で処理した方がいいと思います。
国からの補助金は全部被災県で使った方が被災県のためになります。

放射能で汚染されたごみについては他都県に拡散させはいけません。
放射能を出した所、つまり東京電力福島第一原発に戻すことが基本と思います。
東京電力は放射能に汚染されたごみの処理保管責任があります。
原発を認可した福島県の責任も重いと思います。

地方分権はいいが、分国はいけない

2012年02月03日 | Weblog

夕方東京都庁展望台から窓ガラスごしに見た東京

橋下徹大阪市長および大阪維新の会の、大阪の公的教育は府知事が最高責任者という考えは問題です。
府知事の責任は重いと思いますが、最高責任者ではありません。

世界の政治機構が未確立な現状では国の責任が重要です。
国としてまとまりがよい日本では国が人々のために公的教育の最高責任を持つべきです。
人々の生活生産を守るため公的教育は非常に重要です。

極端な言い方をしますが、大阪府が勝手に府の第一言語は関西弁などと言い出したら日本語が乱れます。
国が標準語を考え、国の第一言語とすることは重要なことです。

確かに文部科学省は問題が多いと思います。
教育界は排他的村社会になっていると批判されています。
したがって大阪府が文部科学省を批判したり、反対したり、提案したりすることはいいと思います。
一方、文部科学省は問題を解決できないことが多い訳ですから大阪府に権限委譲してその自由度を増すべきです。
排他的村社会を破壊する方法などは大いに大阪府に考えてもらっていいと思います。
しかし府知事が公的教育の最高責任者だと言って文部科学省を無視することは国が乱れる原因になります。

私が橋下氏について注目している点は、破壊するまではいいが、その後の建設がどうなるかということです。
用心のためもっと多くの新しい政治家、政党が誕生することを歓迎します。
(注)自民党、民主党、そのほか前からある小党は保守的で問題解決能力がないと思います。

ところで石原慎太郎東京都知事と彼が入ると思われる政党が話題になっています。
しかし彼は大きいことはいいことだと思っている古い政治家です。
彼は東京がよくなったと思いこんでいますが、私は東京は非常に悪くなったと思っています。
横、上、下に広がりすぎた大きくて複雑な東京は災害による被害が甚大になると予測します。
死者数万人ですまないと思います。
周辺県はもちろん、大阪府が大阪都になっても東京を助けることはできません。
国連、アメリカ、その他経済大国が出動しても東京を助けることは容易ではありません。

新しい政治家は新鮮な発想をする人に期待しています。