EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

素晴らしい高校生が秋山兄弟生誕地に来館しました

2016年01月15日 | 伊予松山歴史散策

秋山兄弟生誕地

先日、山口県立萩高等学校の生徒さんが母親と一緒に秋山兄弟生誕地に来館した。
先ず、生誕地に入る時には、帽子を取り正面に一礼して、帽子は常に左脇に抱えていた。
制服の上にハーフコートを纏い、そのボタンが錨の模様が入っていたので、海上保安学校の生徒さんか、海上自衛官学校の生徒さんかと思い伺うと、山口県の萩高校の生徒ですと言葉が返って来た。
松山市内の高校生は、登校に制帽を被り学校に行く生徒は見たことが無いが、萩高校の生徒は全員帽子着用だそうです。
勿論、登校以外で外出する時も着用だそうです。
先ず、秋山兄弟生誕地のVTRの映像をみてその後、生誕地を案内、好古・眞之の生涯を説明、聞く時は真剣な面持ちで話を聞き、帰って来る返事は「ハイ」でした。
最近の大人も、そして言葉使いの専門家の「アナウンサー」でも平気で「うん」を使うが、萩高校の生徒さんは、「ハイ」と返事をした。そしてお母さんも返事は「ハイ」でした。
家庭での言葉の躾が出来ているなと感じた。
君は、好古と眞之は何方が好きですかと問うと、二人ともです。将来は秋山兄弟の様な生き方をしたいです。強いて言えば好古さんの様な・・以前から此処に来たかったのです。・・と彼は言った。
以前からこ生誕地に来たかったのですが今回、母親にねだり連れて来て貰いました。・・と言った。
お母さんに聞きました。
素晴らしいお子さんに育てられましたね・・別に此れといった躾はしておりません。全ては萩高校の校風ですと・・そして吉田松陰先生に学べですと言われた。・・お母さんは少し遠慮されての発言でしょうが、家庭の躾が行き届いている・・素晴らしい高校生でした。
・・校風と家風の結晶!!

秋山兄弟生誕地を出る時も、正面に一礼してそして、左脇に抱えていた帽子をこの時点で被り立ち去った。
今までこんな高校生秋山兄弟生誕地にきた生徒は誰も居ない。驚いたな・・萩高校は!!現在でも礼儀正しい高校生が居る事を再確認した。日本も大丈夫だと思いそして清々しい気分であった。
※たった一言の言葉でその人を輝かす。それは先ず返事の言葉「うん」でなく「ハイ」の一言。

私は、平成15年~23年までNHK大阪の放送局長に下記の事柄をお願いする手紙を送り続けた。内容は、全国高等学校選手権大会の実況放送のお願いでした。
解説者は、経歴にとらはれず、高校野球の技術解説も必要ですが、高校野球は、高校教育の一環であり、練習&試合を通し本来の目的を達成するもので、勝利する事は二の次である。甲子園はその成果を発揮する場所で甲子園を目標に三年間練習をしてきた球児達の解説、実況を担当するアナウンサーは心して実況をしてほしいものです。
最近の解説者、アナウンサー諸氏は平気で「うん」「ウンー」の連発聞いていてうんざりします。時にはTVの音を消音して見ます。
最近では、早稲田大学出身で日本ハムの斉藤選手、「うん」「えー」「あのう」等々の言葉を発しない気持ちのいい対応です。(高校時代から)
NHKのアナは言葉使いのプロです。プロらしい言葉使いで実況して下さい。
NHKには素晴らしい言葉使いの方がいます。・・政治部担当の「山下 毅さん」です聞いていて気持ちがいい此れがプロだと何時も思います。そしてアナでは、内山アナウンサー(現在はアナではないのでしょうか??)素晴らしい言葉使いをされる方が居られるのですから、しっかり勉強して欲しいものです。

今年も全国高校野球選手権大会が始まりましたがやはり「うん」を使うアナ・解説者きびきびとした高校生が甲子園で試合をしている実況放送担当者も高校生の気持ちで実況放送して下さい。・・教育の一環である事を心に秘めて。こんな事をお願いしたことがありました。


秋山兄弟生誕地で、好古、眞之はこの地で誕生した。
先日来館した山口県立萩高等学校の生徒さんは、正面玄関に入る時、帽子を取り一礼して入館。


秋山信三郎好古で北豫中学校校長時代、学校では一切軍人時代の話はしなかったそうだ。尊敬する人物は、福沢諭吉で座右の銘は「独立自尊」。
萩高等学校の生徒さんは好古の様な人になりたいと言った。


秋山淳五郎眞之で、尊敬する人物は、兄の秋山信三郎好古、東京大学に進学しなかったのは、尊敬する兄好古に経済的な負担を掛けるには忍び難しのゆえに海軍兵学校に進路変更した。東京予備門時代の同級生に夏目漱石がいた。
秋山眞之が海軍大学校教官時代、授業中の使う言葉は、他の教官とは違い、丁寧な言葉で授業をしたと言われている。・・これも幼少時母「貞」から言葉遣いの躾をされていたのか??


コメント
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