Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

14 bis No.5

2024-02-20 | PEANUT SCALE MODELS

無理難題? 先尾翼の取付け方法は如何に・・・




どうやったら理想的(旋回調整が容易で、少しの事では壁に当たっても狂わず、ショックを吸収して壊れない)な取付けが可能なのか。この条件を満たす夢のような方法は・・・・ございません!

破損が先尾翼だけで収まったほうが修理には有利かもしれませんからあまり頑丈に取り付けるのも問題です。しかしそれによって飛ばす度に飛行が変わったりするのも考え物。そのあたりのサジ加減が難しいんです。
先ずは上昇下降の角度はゴムを取り換えることによる重心位置の移動も含めてグライド調整で絞り込むことが出来ます。これは部屋の中でもある程度調整が可能です。しかし旋回半径に関しては実際に飛ばしてみないと解りません。ですから大まかな角度を設定しておくことにします。
旋回方向は左にしてトルクの影響を考えるとプロペラの回転は時計回り(後方から見て)にした方が良いのですがゴムを巻く方向が逆(反時計回り)になります。まあ大きな問題ではありませんが感触として逆巻きは苦手です、いつもの方向(時計回り)で巻きたい願望があります。同じ形態のプッシャー機BD-5は低翼機で左旋回にしたかったのとトルクの影響も考えて左バンクで飛行させるには逆巻きの方が理にかなっていますから敢えてそうすることにしました。
この14ビスの機体に使うプロペラは逆ピッチにして正回転でゴムを巻き左旋回にすることにします。トルクが強烈に出る発航時には直線飛行する場合がありますからなるべくそこまで巻き込まないことにします。

そこで本題に戻ってどんな方法で取り付けるか?ですが、写真のような方法にしました。





これが最適とは思いませんが指先を前方から入れることが出来、そして調整可能なことを優先しました。





アルミシート(缶ビールの空き缶を薄く削ったもの)をプラスティック製パイプの周りに瞬間で接着し、その先端を胴体に差し込んでいます。差し込んだ部分は仮付けでゴム系接着剤を少量使用し、旋回サイズが決まったら瞬間で完全武装。エレベーターの調整はパイプの中を通るカーボンロッド(黒)にゴム系の接着剤を塗ってパイプに通してありますので半固定の状態で角度を決めることが出来ます。こちらも調整が決まれば完全に固定することが出来ます。





過去に作ったピスタチオの14ビスは室内でグライドテスト時に先尾翼が壁に当たり見事一瞬でモゲました。尾翼自体を壊さないようにモゲてしまうことも選択肢の一つですが毎回外れてしまうのも考え物なんですね。

そのあたりのジレンマがこの小さな部分に宿っています。
そして可動具合の調整は「緩すぎず硬すぎず・・・・」何度もやり直します。





翼間パネルの下部(下翼に接着する部分)の整形をします。何せ2機分12枚もございますからテンプレートを作りました。





これがすべて隙間なく下翼に接着できるとは思えません、少しの誤差は必ず出ます! でもパネル毎に修正すれば何とかなるでしょう。





これで主翼を組み立てるパーツは揃いました。紙が貼れますゼ!


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