Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

14 bis No.3

2024-02-12 | PEANUT SCALE MODELS

胴体の主要部分は完成したので翼の製作に!





でもコレそんな簡単には進みそうもない・・・のです。主翼の平面形やサイズ、リブの位置は図面を信じることにしますが翼型はどうしたものか? 通常の翼型なんかじゃ無くて2本のスパーに布を被せただけの簡単な作りですが実機通りに作るか迷うところです。数枚の模型図面を見つけましたがこのようなスタイルの主翼を忠実に描いている図面は1枚だけでした。飛ばないことはないのでしょうが冒険ではあります、でもその図面を信じて作ることにします。





そして前縁&後縁材は尾翼も含めて曲線加工した材料を作ることにしました。細めのひ弱なソフトバルサにエサキの紙貼ってどっぷり水に濡らせばこんな形になるだろ!って言われたらそれまでですが。





主翼、先尾翼、そして翼間パネルの材料をまとめて切り出せるようなボール紙のエッジを瞬間で補強した定規を作ります。





ひとつ作れば何本でも切り出せますが、問題は幅をどれくらいにするか?使用するバルサの質にもよりますが何本も切り出してみて最適な幅を見つけます、人間弱気になると幅が広くなります。





もう少し狭くすることも出来ますが保険をかけておきました。最悪組み立ててからでも「削り過ぎれば」細くできますがそんなことが起きませんように・・・
必要本数を切り出したら1本1本硬さを調べます。木目が悪かったり部分的にひ弱なところがありそうなものはゴミ箱行き。翼間パネルも両面貼りにすると無視できない重さになりますからソフトなバルサに変更して少しだけ細くします。





三図面を見ながら空想する時間はいつもより長くなります。





先ずは試験的に先尾翼から!
このスタイルの機体は何かに衝突すれば最初に先尾翼が壊れます。そして先尾翼機は先端にバラストを積むことが多いのである程度頑丈に作っておいた方が修理の回数は減るでしょう。





それを考えるともう少し「丈夫で元気な子」にしておいた方が良かったかもしれません。過去に作った先尾翼機ブレリオ25は直線飛行の末何度も壁に当たりズタボロになってしまったのでバルサからバスウッドにして作り直し、重りを取り外してから壊れることもなく元気に生きながらえています。





2機分の先尾翼パーツ。外れないように四隅は補強しておきました。





主翼はこれまた最初に決めておかないといけない箇所がいくつもあります。上翼と下翼の平面形の違い、胴体への取り付け部分の位置決め、そして図面の微妙な誤差、どれも後から修正するのは大変な作業になります。





翼下面と同じく2本のスパー上に角材を乗せて接着します。

そして前後はどーするの?





スパーの外側部分は切り落とし両端を整形しながら前・後縁に接着していきます、書くのは簡単だけどこれをするの思いのほか超面倒な予感しません?





片翼1枚作って複葉機ですからこれが4枚、しかも上下の翼は平面形が違い、そして2機分で8枚!!!

苦行は続きます。

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