もう完成した気分ですが、そんなに甘くない!
これからが本当に大変で作業時間のわりに「なんだこれだけ?」みたいな・・・
胴体側面に貼りつくラジエター、主翼を支える支柱、ざっくり作ると確実に重くなるパイロット、傾斜角度や位置を間違えると逆に目立つつシリンダー等、色々細かな部分でも手を抜けないお仕事が残っています。そしておそらくこのあたりで手を抜くと一番機体重量に跳ね返ってくる部分でもあります。最初はかなり慎重にバルサを選び接着剤を減らしたりしてスタートしても後半になってくると何故かその辺の緊張感が抜けて緩くなってきます。
何時も紙粘土を使うわけでもないので必要になった時に買いに走るわけでありますが、折角だからペアで作って軽いほう載せようなんて考えてしまいます。残った「彼」はいつか搭乗する機会があるかと言えば・・・
さんざん塗装なんかして重くしておきながら今度は裏側を削って軽くする・・・これが楽しいとか思っているうちはこの趣味を続けられます。
例えば夜が更けるのも忘れて操縦士の着座する高さと傾斜角度とか、少し首に角度を付けるとか、軽量で確実な取り付け方法なんか考えてると・・・もうお腹いっぱい!
この1枚のモノクロ写真から始まったライトニング・ウォータマン、そろそろ完成に近づいて来ました。