Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

BD-5A No.1

2023-01-18 | PEANUT SCALE MODELS





「BD-5A」 遥かなる記憶からもう一度・・・

ピーナッツの製作を始めて数年後にはもうこの図面は存在していました。
何も知らないことは恐ろしい? チャレンジャーと言えば聞こえはいいけど初心者が手を出したら失敗することは目に見えています。飛ばないことは分かっていても好奇心から作ってしまうものです。成功することもあるけどまあ世の中そんなに甘くはない・・・

それでも果敢に攻め何度も修理を繰り返しボロボロになって原型を留めなくなるまで飛ばして「何か」を吸収できるのならそれもアリ。でも初心者は頑丈で飛ばしやすくて楽しめる機体を作ったほうが遥かに近道なのかもしれません。そして調整法が分かっていれば無駄に壊すこともありません。ピーナッツを作ってみたいという人が好む最初の機体は低翼機や三葉機や双発機みたいな難しい機体が多いのも事実です。それに挑戦しても楽しさが苦痛になってしまったら長続きしませんよね。

図面の整理をしてたら出てきた遥か昔の見覚えのあるBDですが「夢よもう一度」で作ります。それでその昔の機体は飛んだの?庄内緑地でもグリンパークでも飛ばしてる写真は残っていますから恐らく飛んだと思います。トルクが抑え切れずに片翼だけ取り外して取付角を変えたことは覚えています。ピーナッツを始めて間もない頃作った機体ですから出来はそれなりでした。そして一番大変だったのは巨大なキャノピーでした。今回はその1号機を上回る事が出来ますでしょうか。同じく年代物のI.M.S(インドア・モデル・サプライ)製の残ったバルサで挑戦します。





最初に何処から作り始めるのかは大した問題じゃありませんが個人的には作りやすいところから。





この最初に作る水平尾翼の出来具合によってこの機体の性格や重さが決まってしまうのであります。





大ぶりな尾翼ですがモーメントの短い機体ですからこれくらいは必要なのかも、ピスタチオ機の主翼くらいのサイズです。





同じ角材を使って垂直尾翼も一緒に完成しました。





ちょっと元気が出てきましたので角材を追加して胴体に進みます。特に面倒なところも無くサクサク進みます。側面を両側サンディングしたら重さを測っておきます、壊してしまって再度作る時の参考のために。





そして驚きました!大きいのはわかるけど側板2枚でこれは重過ぎでしょ、ダイエットする場所はあるにはあるけど・・・





ちょっとバルサを替えてみてもう1度作ることにしました。そして測ったらな・な・なんと。
もちろん手抜きはしてますがこれでもなんとか行けるかと。





おかげで水平・垂直ももうワンセット作ることになってしまったのでした。作ってみたら「こりゃ頑丈過ぎる」とか「ひ弱過ぎでしょ」とかが分かることだってありますから、ちょっとの時間を犠牲にしても再度頑張って作ってみる、残業手当は出ませんがこれもアリです。


さてそんなわけでここからは双子のBDとなって進んでいきますが、時間的にはそんなに苦痛に感じることもありません。



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